導入事例

カウンター越しの「待ちのスタンス」を脱却し、オンライン服薬指導で患者様にもっと気軽に相談いただけるようなパートナーに

薬局
おおにし薬局 | 大西 正美 管理薬剤師
2021年06月14日
薬局での服薬指導に加え、在宅管理指導や、かかりつけ薬剤師など幅広い対応を行なっている、おおにし薬局。
薬剤長を務める大西正美先生は、10年間、大学病院で病棟薬剤師として従事した、調剤・服薬指導のプロフェッショナルだ。
大西先生は、お父上が設立された「おおにし薬局」に入社後、大学病院時代の患者対応経験を生かし、訪問での在宅管理指導を開始するなど、新しい取り組みに挑戦されている。
そしてこの度、「SOKUYAKU」によるオンライン服薬指導も開始された。
そこで私たちは、大西先生に、「SOKUYAKU」を活用した今後の展望について、お話を伺った。

    薬を渡して終わりではなく、患者様の良き相談相手でありたい

    ーおおにし薬局では、在宅管理指導など特徴的な取り組みをされていますが、どのような背景があったのでしょうか?

    薬局のカウンター越しだけのやりとりに、違和感を抱いたからです。
    私はもともと、大学病院で10年間、抗がん剤をメインに、病棟薬剤師として勤務していました。
    病棟薬剤師は調剤だけでなく、ベッドサイドで患者様と直接お話しすることも多い仕事です。
    そしてその後、父が経営するおおにし薬局に入社したのですが、病院での経験があったため、患者様と、カウンター越しのみでやりとりをすることに、違和感を抱いたのです。
    病院では、患者様から色々とお話を聞くことができましたが、薬局だとそれが難しいこともありました。
    そこで、在宅での管理指導を始めました。
    おおにし薬局で働き始めて、2年目の時でしたね。
    今のところマンパワーの問題で7名の患者様しか訪問できていませんが、今後も力を入れていきたいと思っております。

    ー大西先生が入社されてから、大きく変わったのですね!

    薬局は基本的に待ちの姿勢になりがちですが、待ってばっかりではダメだと感じています。
    もちろんおおにし薬局でも、頂いた処方箋に基づいた服薬指導を行なっています。
    ただし、それだけではなく、ご自宅に訪問させていただいたり、オンラインでの服薬指導やサポートを行ったりと、積極的に働きかけていくことが大切だと思っています。

    ー医療従事者としての想いが垣間見えるお話しですね

    ありがとうございます。
    薬剤師として、薬を渡して終わりにせず、その後のフォローもできるよう、心掛けています。
    例えば血圧の薬をお渡しする際、ご自宅で血圧を測定していただくようお願いしたり、低血圧になってしまった際の症状について事前にお伝えしたりしています。
    もし、低血圧になった際は、速やかに病院で診察を受けていただきたいですし、そのハードルが高いのであれば、診察を受ける前に、私たちに相談していただきたいのです。
    患者様によって、とにかく薬だけ欲しいとか、医者に診てもらったから大丈夫とか、様々な考えをお持ちですので、なかなか思うようにはいきません。
    しかし、薬について最も詳しいのは私たち薬剤師ですので、その知見を生かして、少しでも患者様のお役に立てる存在でありたいと思っています。

    「SOKUYAKU」で、患者様との密なコミュニケーションを

    ー「SOKUYAKU」を活用したオンライン服薬指導を導入された背景を、教えていただけますでしょうか?

    もちろん、「SOKUYAKU」を導入することによって、ご依頼いただく処方箋の数を増やしたいという想いはありましたが、それとは別に、2つの理由がありました。
    1つ目は、より多くの科の処方箋をご依頼いただけるのではという期待です。
    薬局が扱う処方箋は、店舗と同じ地域の医院様から発行されたものが、8~9割を占めます。
    そのため、その地域の医院様が内科であれば内科の処方箋を、小児科であれば小児科の処方箋をよく頂くのですが、逆に、その地域に存在しない科の処方箋は、ほとんど扱うことがありません。
    すると稀に、慣れない科の処方箋に対して身構えてしまうことがあるのです。
    私たちは、薬のプロですから、全ての処方箋に対して、的確な対応ができなければなりません。
    「SOKUYAKU」によって、地域を越えて、様々な科の処方箋に触れさせていただくことができれば、私たちにとって、非常に有難いと思っております。
    2つ目は、患者様についてより深く知ることができると考えたからです。
    薬局で薬をお渡しする場合、他に順番を待たれている患者様がいると、プライベートなことが話しにくいと感じてしまう方もいて、気を使ってすぐに帰られることも多いのです。
    しかし、オンラインであれば、多くの場合、患者様はご自宅にいらっしゃるでしょうから、リラックスした状態で、ご自身のことをお話ししてくださるのではと考えています。
    その他にも、医療に必要なツールや情報を知ることができるかもしれません。
    例えば、血圧に問題がある場合、血圧手帳をお持ちであれば、その場で確認することもできます。
    あるいは、画面越しのご自宅の様子から、薬をしっかり服用できそうな方かどうか、といったことを推測することも可能かもしれません。
    ですので、「SOKUYAKU」というサービスを知って、すぐに導入を決めさせていただきました。

    ー健康相談という形でも、「SOKUYAKU」を活用していきたいということでしょうか?

    そうですね。
    最近ですと、サプリメントや青汁のような健康食品を摂取されている方も多いので、どんなものを摂取されているのかを知ることも重要だと考えています。
    ところが、薬局で話を聞くと、「白くて細長い薬を飲んでいます」といった回答をされる方が多くて、こちらで把握することが難しいのです。
    ご自宅でオンラインでのやりとりであれば、その場で製品を持ってきていただいて、成分表を見せていただくこともできます。
    同じ要領で、食事のメニューを教えていただければ、塩分の摂取量などを把握することもできます。
    このような働きかけを通じて、薬剤師だからこその、成分という側面からの健康アドバイスをしたいと考えています。

    ー「SOKUYAKU」を始めるにあたり、スタッフ様はどのような反応をされましたか?

    「そんなことができるんだ! 」という驚きと「やったことがない」という不安の両方がありました。
    ただ、若いメンバーが多いこともあり、説明すると、すぐに理解してくれましたね。
    「すごいですね!不安ですけど、わかりました!やってみたいと思います!」と、前向きでした。

    今後の「SOKUYAKU」に広まりに期待

    ーなぜ「SOKUYAKU」を選ばれたのですか?

    費用面が大きかったですね。
    他の会社様からも、同様のサービスのご提案をいただいていたのですが、オンライン対応に対する認知度が低い中で、利用料に見合うリターンを得られるのかという点に、不安がありました。
    そのような時に、「SOKUYAKU」のことを知り、月額のランニングコストが無料という点で非常にメリットが大きいと考え、導入を決めさせていただきました。

    ー今後、「SOKUYAKU」に期待することはありますか?

    1つは「SOKUYAKU」がもっと世の中に認知されることです。
    「SOKUYAKU」のようなオンラインサービスは、とても良いと思いますし、私たちも積極的に活用していきたいので、ぜひ一般の方にも、積極的に広めていただけると嬉しいです。
    もう1つは、薬の当日宅配です。
    特に地方在住の方で、薬局から距離が遠くて頻繁には通えない方にでも、当日宅配まで対応いただけるのであればもっと利用者が増えるのではと期待しています。

    ー貴重なお話し、ありがとうございました。

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    医療機関・薬局サポート窓口
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