導入事例

日の丸薬局 - SOKUYAKUオンライン服薬指導アプリ導入事例

薬局
日の丸薬局 | 関口博通 管理薬剤師
2021年11月2日
日の丸薬局のイメージ

先代から続く大切な薬局を守り抜きたい。長年来店する患者様を大事にしながら、若年層の集患にも成功している老舗薬局の裏側

東京都練馬区に店舗を構える日の丸薬局は、昭和33年に開業して以来、親子二代に渡って経営を続けてきた。地域密着型の薬局として長年多くの患者に愛され、“地元のファンが来店する薬局”である。

常連が頻繁に顔を見せる同局は、開局以来順調に患者数を増やし続け、患者の定着率は右上がりだった。しかし一方で、経営の長さに連動して患者の年齢が徐々に上がっていき、集患観点においては、経営課題を感じていた。

代表を務める関口博通管理薬剤師(以下、関口先生)は、次のように語る。

「おかげさまで昭和33年に開業し多くの患者様が同局に足を運んでくれています。ここまで長きに渡りやってこられたのも、いつも通ってくださる患者様のおかげです。ですが、経営を支えてくれている患者様のほとんどが60歳以上。私たちを支えてくれている患者様一人ひとりを大切にしつつも、両親から譲り受けたこの薬局を守り続けるためにも新たな患者様、とりわけ若年層を開拓しなければならないと感じていました。」

今後の経営を考えた際、その突破口として導入に踏み切ったのがオンライン服薬指導システムの「SOKUYAKU」だった。今回は、SOKUYAKUの導入に至るまでの背景や、導入後の経営状況に関して関口先生にお話を伺った。

    新たな集患の打ち手として検討したのが、オンライン服薬指導システムの導入

    ―オンライン服薬指導システムを導入したきっかけについて教えてください。

    日の丸薬局は昭和33年に先代が開局して以来、お陰様で多くの患者様に愛され続けてきました。現在抱えている約9割の患者様が先代の頃からのお付き合いということもあり、本当にありがたいと思っております。

    そのような方々が多くいらっしゃるからこそ安定的に経営を続けられてきた一方で、経営観点を考えると、新たな患者様、特に若年層を獲得していかなければならないと考えていました。

    そして未だ私たちの記憶に新型コロナウイルス(以下、コロナ)。同局もそれ相応の影響を受けました。現在はある程度、感染状況が落ち着いているのもあり、おかげさまで徐々に患者様は戻りつつありますが、一時的に患者様からの来店は一気に減りました。いよいよ本格的に経営にメスをいれていかなければならない、そう思っていたタイミングでオンライン服薬指導システムの導入を決めました。

    先代が大切にしてきたこの薬局の経営方針を私の一存で決めていいものかをとても悩みましたが、時代や患者様のニーズに合わせて、私たち自身も変わっていかなければならない、それが薬局経営の新たなカタチにつながっていくと考えました。

    他のオンライン服薬指導システムの活用をされていた中でSOKUYAKUを導入いただきました。どのような背景があったのでしょうか?

    SOKUYAKUの導入以前に別のオンライン服薬指導システムを利用していました。その時は少しでも予約が入ればいいなと期待しながらオンライン服薬指導を始めたのですが、実際のところ1件も予約が入らなかったんですよね。

    私自身、オンライン服薬指導システムの導入に至るまで、結構な月日をかけてそれなりに悩んできたので、せっかく導入したのに予約が一切入らないということは、正直とても残念な気持ちでいっぱいでした。結局そのまま1件も予約が入らず、その時導入していたシステムはそのまま利用しなくなってしまいました。

    その後、SOKUYAKUの方からお電話で、オンライン服薬指導システムのご提案をいただきました。元々のシステムからは、患者様からの予約が一切入らなかったという背景があったので、最初は新たなシステムを導入するつもりはあまりなかったのですが、SOKUYAKUの強みは集患力であるという話を聞き、興味を持ちました。その後のご提案で、医療機関の導入実績や手厚いサポート体制、分かりやすい管理画面であることが分かり、このシステムであれば今度こそオンライン服薬指導システムの活用が上手くいくかもしれないと期待して、導入へと踏み切りました。

    導入直後に一日3〜4名の予約を実現。半信半疑で導入したSOKUYAKU

    ―実際にSOKUYAKUを導入されてから患者様は増えましたか?

    導入当初、緊急事態宣言真っ只中ということもあってか一日3〜4件の予約が常時入り続けていました。コロナが少し落ち着いた今は、若干予約が減りましたが、継続的にオンラインでの予約が入っています。これでダメならもう諦めよう、そう思っていたので、実際に予約が入ることに正直驚きました。

    導入に踏み切ってから一定数の患者様を担保できていたことはもちろん良かったことなのですが、経営課題として考えていた「新たな患者の開拓」が実現できたことも大きな成果だったと思います。特に、オンライン慣れをしている若年層の患者様は、オンライン服薬指導を行っていなければ、出会えていなかった方々だと思います。

    日の丸薬局では、薬局にしては珍しく月曜日〜日曜日まで、年中無休で朝9:00から深夜23:00までオンライン服薬指導のご予約を受け付けています。この経営スタイルが、お仕事や子育てなどでなかなか日中の時間帯だと病院や薬局に行きにくい若年層に受け入れられたのか、30〜40代と若い世代の方の利用が多いです。地元にいる患者様だけでの受入れのみでなく、オンライン服薬指導を行うことで、もともと来店されていた患者様とは全く異なる層が確保できたことは嬉しかったですね。

    ーその他にも、導入後に感じたメリットはありましたか?

    一人あたりの対応時間が短くなったことにより、生産性と効率が上がったことです。

    対面だと10分ほどかかる服薬指導が、オンラインだとその半分の時間ぐらいで終わります。患者様が来店する前に、オンライン診療に係った病院の方から処方箋を送付いただけるので、事前に調剤の準備ができるのと、お会計がアプリ内で完結するため会計処理の時間が不要だからです。服薬指導前後の事務手続きの手間が減るので、とても使いやすいと思っています。

    服薬指導前後の事務手続きが時短できることで、オンライン上であっても患者様一人ひとりに合わせたコミュニケーションの方に時間を費やせますし、それはこれまで長年来店いただいていた患者様と同様に、今後も患者様との関係性を大切にしていきたいと思っています。

    ―患者様にSOKUYAKUをどのようにご案内していますか?

    今のところ、従来の患者様に対しては、積極的にご案内はしていません。日の丸薬局に来店される方の多くが60代以上であるため、若年層と比較するとオンラインに不慣れな方々ですので、無理にSOKUYAKUを利用していただく必要はないと思っています。

    ですが一方で、新しい患者様層を引き続き開拓していきたいのも本音です。そのため、SNSでの発信は地道に行っています。従来の患者様には、来店いただくスタイルで、若年層の患者様にはオンライン服薬指導というスタイルで、双方使い分けて対応していきたいと考えています。実際に予約が入るオンライン服薬指導システムだからこそ、今後はSNSを通じてオンライン服薬指導のメリットや有益な情報などを積極的に発信していこうと思っています。

    SOKUYAKUを導入しなければ出会えない患者が多くいた。時代に淘汰される前に、変わろうとする強い思いが大切

    ―最後に、オンライン服薬指導を検討されている方々にアドバイスをお願いいたします。

    医療に限らず、生活の全般でオンラインが広く普及していることを考えると、オンライン服薬指導の需要は今後ますます加速していくと考えています。ですが、オンライン服薬指導システムを導入したとしても、患者様から予約が入らないようでは、導入するメリットがないと思いますので、しっかりとリサーチをした上でオンライン服薬指導システムを比較・検討された方がいいですね。

    特に、私たちのような地元の繋がりや高齢の患者様からのご贔屓を主とした薬局の場合ですと、従来型の経営をそのままずっと続けていては、先細りする可能性があります。時代に淘汰されていかないためにも変わろうとする強い意思と一歩の勇気が必要なのではないでしょうか。私はどちらかというとそこまでITツールに慣れていたわけではないのですが、案外取り入れるととても便利で導入して良かったと感じています。SOKUYAKUを導入しなければ出会えない患者が多くいたかと思うともっと早く出会いたかったなと。

    オンライン服薬指導システムは、SOKUYAKUをはじめ多くのサービスがあるようですが、なるべく初期費用が抑えられかつ、集患実績があるシステムの導入をおすすめします。

    ―貴重なお話し、ありがとうございました。

    友人におすすめしたい オンライン診療アプリNo1 「SOKUYAKU」

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    <SOKUYAKUが解決してきた薬局の課題>

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    ※実施委託先:日本コンシューマーリサーチ
     調査期間:2021年6月3日~6月7日/調査方法:インターネット調査/調査概要:オンライン診療アプリを扱う10社を対象としたブランド名イメージ調査/調査対象:オンライン診療を受けたことがある方 554名

    SOKUYAKU導入に関するお問い合わせ
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