導入事例

眼科こそ賢くオンライン診療の導入を。外来診療との併用で3分の1の診療時間を実現した地域密着型クリニックの新たな経営戦略とは

医療機関
元町マリン眼科 | 蓮見 由紀子 院長
2021年10月26日
「地域に愛されるそんなクリニックを目指していきたい」そう語るのは、元町マリン眼科にて医院長をつとめる蓮見 由紀子先生(以下、蓮見先生)だ。

同院は2020年8月に神奈川県横浜市元町に開業し、地域に密着したクリニック経営を行ってきた。また、蓮見先生が眼科に加え今後ニーズが高まっていくと予想される目周りの美容医療に注力してきた背景から、美容皮膚科の診療も行っている。

コロナ禍における人々の生活変容の影響を受け、外出すること自体に抵抗感を感じている患者が多くいる事実を知った背景から、外来診療だけ出なくオンライン診療での対応の必要性を感じ、SOKUYAKUの導入を決意した。

眼科といえば視力検査などを代表とした、対面での診療が必須と考える風潮も根強いが、自宅からでも医療を受けたいという要望に応えていきたいと語る蓮見先生。今回は、SOKUYAKUの導入の経緯、導入後の運営状況、今後の展望についてお伺いした。

    オンライン診療の導入により1日あたりの診療回数が増えることで時間的な効率化を実現。経営面から見ても対面診療と組み合わせることでコストパフォーマンスが向上すると実感した

    ―「SOKUYAKU」を導入されたきっかけについて教えてください

    コロナ禍の影響により外出自粛が続く中、自宅からでも医療を受けたいという要望を多くいただいていました。その当時は外来診療のみを行っており、どうしたらより多くの患者様のニーズに応えられるかを考えた末、行き着いた答えが「オンライン診療の導入」でした。
     
    そのような際にたまたまSOKUYAKUの事を知り、サービスの説明をしてもらいました。当院ではこれまで眼瞼下垂の治療に注力をしてきたのですが、SOKUYAKUであれば、「手術に関するオンライン相談窓口」としても活用ができるかもしれないと考え、前向きに検討していたんです。
    眼瞼下垂手術の相談窓口とは、手術を行う以前に患者様の悩みや課題をヒアリングする場のことです。当然ですが、手術と聞くと誰しもが本当に受けるべきなのかどうか、何かリスクがないのかなど施術に対して不安を覚えます。そのため当院では、手術を検討している患者様に対し、治療を受けることでどのようなメリット・デメリットがあるのかなど、気軽に相談ができる場を設けたいと考えていました。

    主力であった眼科、そして今後注力をしていきたいと考えていた美容皮膚科、2つの診療科目の両方で活用ができるということが決め手で、SOKUYAKUの導入を決めました。

    ―SOKUYAKU導入にあたり、課題や抵抗などはありましたか?

    オンライン診療システム自体の利用に対する不安は、特にありませんでしたね。

    事前に管理画面や対応フローについての説明は受けていましたし、SOKUYAKUを導入してすぐ、オンライン診療の予約・診療・決済までの一連の流れを、当院のアカウントで練習・デモ診療を実施してもらいました。思っていたよりも分かりやすい管理画面で使いやすいと感じ、このシステムであれば当院でも活用できるなと思いました。

    ただ、正直なところ、不安もありました。眼瞼下垂のオンライン相談窓口としてはSOKUYAKU活用のイメージが持てていたのですが、他の疾患に対してどこまでオンラインで対応できるのかは、未知数だったんです。
     
    眼科は基本的には対面での外来診療が一般的です。例えば、視力検査一つをとっても専用機器を用いて、患者様の状態を把握しなければなりません。また、それ以外の検査に関しても同様ですね。実際に器具を用いて患者様の目を見てみないことには、診療・診断が出来ない場合も多いです。
     
    そのため当院では、眼科の診療の中でも、どのような部分であればオンライン診療で対応ができるのかを考え「オンラインで診療する疾患」「対面で診療する疾患」を明確に切り分けました。全てが外来でやる必要もないと思っていましたし、オンライン診療は一回あたりの診療時間が早くて5~10分程度で短いので、外来診療の合間に効率的に診療を行えます。

    オンライン診療自体、点数の問題をよく上げる医療機関の方もいらっしゃいますが、このように時間的な効率化をはかり1日あたりの診療回数が増えることで、経営面から見ても対面診療のみよりもコストパフォーマンスが良いと感じますね。

    オンライン診療と外来診療、双方の得意・不得意を補いながらそれらを使い分けることで新たな診療のカタチを実現

    ―SOKUYAKUの導入をはじめてみていかがですか?

    オンライン診療をはじめてから約5ヶ月になります。オンライン相談窓口としてのニーズが高いと考えていたのですが、実際にはドライアイ、ものもらい、結膜炎、アレルギー症状の方からの予約がありました。これは大きな発見でしたね。実施をしてみないと分からないことでした。目そのものというより、瞼や目の周りの皮膚についてのご相談や目薬のような常備薬を処方してほしい、というニーズが多い印象です。

    昨今、オンライン診療の認知が少しずつ広まってきてはいますが、眼科においてはまだまだ対面診療でないと実施ができないと考えている患者様、そして医療機関が多いように感じます。今後、眼科でもオンライン診療に係ることができる・先生に相談できるという認知が患者様側で広がっていけば、眼科側にとって新たな集患手段としてオンライン診療が当たり前の時代も来るかもしれませんね。

    私たちはこれまで、地域密着をモットーにクリニックの経営をしていましたが、オンライン診療システムの導入によって、通常の外来診療では恐らく出会えなかったであろう患者様とのつながりもできました。それは当院にとって、今後ますます広がっていく新たな診療のカタチになっていると感じます。

    ―実際にオンライン診療を実施されてみていかがでしたか?

    これはオンライン診療システムを実施してみて感じたことですが、今後患者様とのコミュニケーションはよりオンラインが加速していくと考えます。医療だけではなく様々な場面でオンラインが普及していますし、やはり待ち時間なし・通院の必要がないという利便性の高さは、今後絶対に広がっていくはずです。
      
    ですが、先ほどの質問でもお答えしたように、オンラインと外来診療、それぞれの特性を知り両方を賢く利用していかないといけません。

    例えば、結膜炎の治療の場合、同じ症状でもアレルギー性と細菌性のものがあり、それぞれ治療法は異なります。外来診療であれば、直接触って診療することができるのですが、画面越しだとそうはいきません。

    そのため、目やにの色や粘性を確認してもらうなど、診療の精度を上げるために患者様から協力いただくことが大事です。そのような意味で、やはりオンライン診療で対応できることは限られるなと感じます。

    とはいえ、オンライン診療が便利であることは事実ですので、対応する症状と対面診療との役割を明確にすることで、クリニックにとっても患者様にとっても有益な手段になるといいなと思っています。症状や役割の線引きについては、今後オンライン診療を実施していく中で精度を上げていきたいです。

    オンライン診療での平均対応時間はわずか10分。外来診療と比較して3分の1の診療時間に。

    ―オンライン診療を利用する時間帯について教えてください。

    基本的には外来診療の合間でオンライン診療の活用を行っています。

    実施している時間帯としては、会社のお昼休憩と重なる時間帯・来院が落ち着くお昼時として12〜13時の間、および午後の来院が落ち着く16〜17時の間に、オンライン診療を受け付けています。

    これまで空き時間は休憩や事務作業を行っていたので、オンライン診療を取り入れたことにより一人でも多くの患者様を診療できることになったことはとても嬉しく思っています。

    ―診療時間は、対面診療とオンライン診療で変わりますか?

    外来診療とオンライン診療を比較すると、オンライン診療の方が検査が少ない分短時間で診療が完了します。事前の問診表への記入・保険証の画像が事前に準備済みでご予約が入りますし、診療後の会計なども、レセコンで計算した金額をシステム上に入力するだけで、比較的スムーズに行えます。支払いは既に登録されているので、オンラインで全て完結できます。思ったよりもアプリの使用方法はシンプルでした。

    対面ですと、検査がありますし、つい話し込むこともあるので、眼科では一人当たり30分以上かかるケースも少なくありませんが、オンライン診療ですと、わずか5~10分程度で診療が終わります。オンライン診療であっても、話すべきことはしっかりと伝えられているので、診療時間が短いことが問題になっているとは感じません。

    オンライン診療で「できること・できないこと」の正しい理解をすることで、どのような診療科目でも今後医療提供の可能性は広がっていく

    ―最後に、オンライン診療を検討されている眼科の先生方にアドバイスをお願いいたします。

    眼科は診察において顕微鏡で目の中を細かく見る必要があります。そのため、多くの眼科の先生方にとって、オンライン診療の導入・実施は難しいと感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。

    しかし、ものもらいや眼瞼下垂のような目の周りの症状や目薬のような常備薬の処方に対してであれば、オンライン診療が活用できると思います。むしろ、眼科に係る患者様にとって、病院に行かなくても自宅で診療が受けられる「オンライン診療対応眼科」のニーズは高まってくる可能性もあります。

    眼科に限らず、診療科目別に、オンライン診療でできること・対面診療で対応したほうがいいこと、これらをうまく使い分けていくことが重要です。患者様からのご要望が増えていくことは間違いないと思いますので、どのような診療科目であれ、まずは試験的に、どのような症状であればオンラインでも対応が可能なのかを模索しながら、対応されてみるといいかもしれません。

    今後、オンライン診療の認知がさらに広まっていく時に備え、今のうちからオンライン診療をはじめ勘所を掴んでおくこと良いのではないのでしょうか。

    他の医師にも紹介したいと思うオンライン診療システムNo1 「SOKUYAKU」

    他の医師にも紹介したいと思う
    オンライン診療システムNo1
    「SOKUYAKU」

    オンライン診療システムの導入や見直しを検討されている方へ。是非「SOKUYAKU」の導入をご検討ください。
    <SOKUYAKUが解決してきた医療機関の課題>

    ・コロナ禍で患者様の人数が減少する中で、初診の患者様から予約が入る新たな販路をご提供

    ・1人あたりの診療時間を削減し、業務効率化を実現

    ・コロナ禍で大幅に下がった業績を、SOKUYAKUの導入により昨年対比120%を実現

    俳優・大沢たかおさんがアンバサダーをつとめ、TVCMでも放映を開始。サポート体制が充実しておりはじめての方でも安心してご導入いただけます。
    まずは資料をご覧ください。資料はどなたでも無料でお読みいただけます。

    ※実施委託先:日本コンシューマーリサーチ
     調査期間:2021年6月3日~6月11日/調査方法:インターネット調査/調査概要:オンライン診療システムを扱う10社を対象としたブランド名イメージ調査/調査対象:オンライン診療の導入を検討している医師 298名

    SOKUYAKU導入に関するお問い合わせ
    医療機関・薬局サポート窓口
    0120-06-02-03(土日祝日休み)
    受付:10:00 ~ 18:00