導入事例

虎ノ門中村クリニック - SOKUYAKUオンライン診療アプリ導入事例

医療機関
虎ノ門中村クリニック | 中村康宏 院長 
2021年10月1日
虎ノ門中村クリニックのイメージ

当たり前など存在しない。時代や患者のニーズに合わせたオンライン診療の提供で利益拡大・事務作業の工数削減につながったクリニックの裏側

アメリカの最先端予防医学を学ぶため、 米国医師免許試験を突破しアメリカ・ニューヨークへ単身留学。帰国後、健康増進・健康防衛のための医療を提供すべく「中村康宏内科クリニック」を京都で開業。その後、日本初のアメリカ抗加齢学会施設認定を受けた「虎ノ門中村クリニック」を東京で開業した中村 康宏院長(以下、中村先生)。

その輝かしい実績に加え、予防に特化した医療サービスをモットーに多くの患者に支持され続けてきた同院。これまで内科を中心に消化器内科や皮膚科、耳鼻科と幅広い科目の診療を提供をしてきた。

しかし、日本をはじめ未だ世界中で猛威をふるい続けるコロナウイルス(以下、コロナ)の影響により状況は一変。これまで外来診療が一般的だった医療機関も、時代や人々のニーズの変化により徐々に「オンライン」にシフトしつつある。今回取材協力をいただけた虎ノ門中村クリニックも、オンライン診療の重要性について話す医療機関の一つだ。

今回は、コロナの影響により変化したクリニックの経営状態やオンライン診療システム「SOKUYAKU」を導入・活用している理由、今後の展望についてお話を伺った。

    患者の多様化するニーズに応えるためにオンライン診療システムの導入を決意

    ー SOKUYAKUを導入されたきっかけについて教えてください。

    コロナの影響によりオンライン診療の需要が急速に高まってきたためです。

    虎ノ門中村クリニックは、港区のオフィス街の一角にあります。そのため、病院周辺のオフィスに勤務するビジネスマンが顧客の中心でした。コロナが蔓延しそれに比例する形でクリニックに通う患者様のニーズが変化していきました。

    ありがたいことに患者様の人数自体はそこまで例年とは変わらなかったものの、地域の特性上、テレワークの普及と共に「オンラインでも診療を受けることができないか」「通院をしたいものの、コロナにかかるリスクがあって病院へいけない」など、患者様から様々なニーズが上がるようになりました。

    コロナ陽性の患者様はもちろん、コロナを患っていなくとも病院に通えない患者様が多くいる、その事実に気付いてからは一刻も早く患者様の要望に応えるために、オンライン診療の導入と活用を進めることに決めました。

    そんな中、SOKUYAKUのことを知りました。SOKUYAKUでは、主に初診の患者様からオンライン診療を受けたいというご相談が多いと伺いました。一方でオンライン診療の初診の患者様の対応が可能な医療機関との提携を進めているということも。

    私としては、可能な限り患者様のライフスタイルやご要望にお応えしたいと考えていますし、オンライン診療の活用をまさに進めようとしていたタイミングでもあったので、当クリニックであれば、病院に行けずに困っているSOKUYAKUの患者様に対してお役に立てると思いました。また、これまで当クリニックにかかったことがない初診の患者様をお受けすることで、新たな販路拡大にもなると考えました。

    ー 実際にSOKUYAKUを導入されていかがでしたか?

    実はSOKUYAKUを導入する前から、SOKUYAKU以外の方法・システムで、オンライン診療は一通り試してみたんですよね。オンライン診療をはじめたばかりの頃は、まずはコストをかけずに導入したいと思っていましたので、LINEやSkype、Facebookメッセンジャーなどビデオ通話が可能な無料のコミュニケーションツールをメインに使っていました。

    ですが、患者様へのご連絡・ご案内等を含め、かなりのオペレーション工数がかかっていました。診療前の問診票記載のご案内、オンライン接続時のご案内やお問い合わせ対応、診療後の薬局との連携、処方薬の対応やお会計処理など、やるべきことがたくさんあり、正直オペレーションの手間・工数が課題で、オンライン診療をより拡大していくためには、専用のシステムを入れて体制を整えてやるべきだなと思っていました.。

    そのような背景もあってか、SOKUYAKUは本当に使いやすかったです。何より操作が簡単で、もっと早く導入すれば良かったと思いました。SOKUYAKUの患者様からのご予約が入る際は、事前に問診票は記載済みですし、予約方法が分からない方へのご案内はSOKUYAKUサポート窓口の方に対応いただけます。そして何より、薬局との連携と処方薬のお届け・お会計処理までが一気通貫しているシステムなので、オンライン診療のプラットフォームとしてやりたいことが全部実現できているサービスだと実感しました。

    利益の拡大・事務手続きの工数削減、SOKUYAKUの導入で解決した2つの事業課題

    ー SOKUYAKUを導入後、どのような事業課題が解決できましたか?

    大きく2つのメリットがあったと思います。1つ目は、オンライン診療システムの導入により利益の拡大につながったこと。2つ目は、前段でも述べた通りですが、予約の受付や問診表の案内、お支払い決済までの一連の事務手続きの利便性の高さによる工数削減ができたことです。

    まず利益の拡大という観点では、初診の患者様からのご予約が大幅に増えました。導入前にも、初診の患者様が多いとは話には聞いていたのですが、正直本当に入るのかなと半信半疑でもありました。しかし、導入直後に1日に5人の予約が入ることもあり、まさにSOKUYAKUの強みを実感しました。

    次に工数削減という観点ですが、先ほどもお話をした通りSOKUYAKU導入以前は、LINEやSkype、Facebookメッセンジャーなどのテレビ会議ツールを用いてオンライン診療を行っていた背景もあったためツールを入れるだけでこれだけ手間が省けるんだ、とわかったことはとても大きかったです。一番ありがたいのは薬局との連携がしっかりしていることと、お会計処理のスムーズさでしたね。

    オンライン診療では、薬をどこで受け取るのか、かかりつけの薬局と提携をしているのか、など患者様からの質問を多く受け付けます。患者様からのニーズに広く応えるという意味でも、今回SOKUYAKUを導入してとても良かったと思っています。

    オンライン診療を運営する上で分かった「予防医学×オンライン診療」の親和性の高さ。病院経営の新たな一手が見つかった。

    ー SOKUYAKUでのオンライン診療は、どのような症状の患者様が多いのでしょうか?

    緊急性の高い症状ですと、コロナ陽性の患者様ですね。それ以外ですと、患者様にとっては病院に行くまでもないかなと思われるような軽度な症状・耳鼻科に係る症状など様々です。遠方でなかなか通院自体が難しい方や親の介護や子育てでなかなか病院へ通う時間が確保できない、そんな方からも多くオンライン診療を利用されています。

    これはオンライン診療を導入して分かったことですが、コロナによって、私たちが想像している以上に、患者様の病院へ行くことへの心理的ハードルが、非常に高くなっていると改めて実感しました。

    コロナになり私たちの生活は一変しました。これまで当たり前だった通勤や通学がテレワークへと変わり、対面の会議はWeb会議へとシフトしています。医療自体もこれまでの在り方に固執するのではなく、時代やニーズの変化に合わせて変わらなくてはいけないのだ、と強く思っていましたし、むしろ変わっていかないといけない。

    そういうことに気付けたことが大きな収穫でしたし、コロナは終息していくかもしれませんが、今後も一層、様々な患者様のニーズに合わせた医療を提供していきたいです。

    ー 先生は予防医学の重要性について書籍を出版されていますよね。予防医学への取り組みにも、オンライン診療を活用したいとお考えなのでしょうか?

    そうですね、実際に現在もオンライン診療で健康相談を受け付けることは多いです。

    私自身、著書でも述べている通り、現代の医療にとって予防医学は欠かせないものであると考えていますし、今後もその重要性を伝え続けたいと思っています。

    外来診療にかかる前に、ぜひともオンライン診療を活用していただきたいですね。気軽に相談しやすいので親和性が高いとも思っています。

    当クリニックでは、予防医学×オンライン診療の掛け合わせで広く患者のニーズに対応をしていきたいと考えています。コロナ収束はまだまだ先になると思っていますが、コロナの患者様だけではなく、もっと気軽に患者様の健康相談にお受けできればと考えています。

    通院自体にハードルが高くなった今、自らが率先して患者との関係構築をしにいかなければ淘汰される時代が訪れる

    ー オンライン診療の認知度は徐々に拡大し、それに伴いシステムの導入を検討しているクリニックも増えていますが、中村院長の周りでも導入の検討をされている方は多いですか?

    私の周りでも、最近オンライン診療を始めたという声はよく聞くようになりました。関東圏のイメージが強いかもしれませんが、関西エリアでも徐々に拡大している印象があります。

    時代や患者様のニーズに合わせ試行錯誤しながらも変化をしようとチャレンジし続ける病院と従来のやり方にこだわり続けている病院とでは、今後圧倒的に差がついていくと思います。

    これは当クリニックも含めた話ですが、今後は変化を恐れずにどれだけ変わっていけるかが重要になるのではないでしょうか。

    ー 最後に、オンライン診療を検討されている方々にアドバイスをお願いいたします。

    これはいつの時代にも共通していえることだと思いますが、私たち医療従事者は、患者様ファーストであり続けることが大前提です。ですので、患者様の通院ハードルが高くなったこのご時世においては、医療機関側が率先して患者様との関係構築をしにいかなければなりません。

    その一助となるのが、オンライン診療システムだと考えます。離れた場所にいてもスマートフォン一つで気軽に医療が受けられる、こんな素晴らしいことってないですよね。

    この利点を活かし、医療機関側はもっと積極的にオンライン診療の普及・活用を進めていくべきだと思います。そして、患者様側にとっても、オンライン診療がもっと気軽に使える医療の手段であるということを、広く認知されていくことが大事だと思います。
     
    当クリニックでは、SOKUYAKU以外のオンライン診療手段も併用して今も使っています。なにも一つのシステム・一つのコミュニケーションに絞る必要はないですし、コミュニケーションツールが増える分、それだけ多くの患者様との出会いにもつながるわけですし。それぞれのツールの良さを活かしながら、運用していきたいと思っています。
     
    ただ、はじめてのオンライン診療を検討している方でしたら、SOKUYAKUはおすすめですね。初診の患者様が増えること・工数削減ができるという観点では、当クリニックでも最初から導入しておけばよかったと思う程、非常に優れていると思います。
     
    医療のニューノーマル時代を迎えている中で、病院経営は今後さらに二極化が進むことでしょう。オンライン診療は今後ますます普及するとも思っています。思っているよりも簡単にはじめられますので、この機会にぜひ導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

    ー貴重なお話し、ありがとうございました。

    ※取材・撮影時はコロナ感染対策の対策のため、マスクを着用しております。

    他の医師にも紹介したいと思うオンライン診療システムNo1 「SOKUYAKU」

    他の医師にも紹介したいと思う
    オンライン診療システムNo1
    「SOKUYAKU」

    オンライン診療システムの導入や見直しを検討されている方へ。是非「SOKUYAKU」の導入をご検討ください。
    <SOKUYAKUが解決してきた医療機関の課題>

    ・コロナ禍で患者様の人数が減少する中で、初診の患者様から予約が入る新たな販路をご提供

    ・1人あたりの診療時間を削減し、業務効率化を実現

    ・コロナ禍で大幅に下がった業績を、SOKUYAKUの導入により昨年対比120%を実現

    俳優・大沢たかおさんがアンバサダーをつとめ、TVCMでも放映を開始。サポート体制が充実しておりはじめての方でも安心してご導入いただけます。
    まずは資料をご覧ください。資料はどなたでも無料でお読みいただけます。

    ※実施委託先:日本コンシューマーリサーチ
     調査期間:2021年6月3日~6月11日/調査方法:インターネット調査/調査概要:オンライン診療システムを扱う10社を対象としたブランド名イメージ調査/調査対象:オンライン診療の導入を検討している医師 298名

    SOKUYAKU導入に関するお問い合わせ
    医療機関・薬局サポート窓口
    0120-06-02-03(土日祝日休み)
    受付:10:00 ~ 18:00