アフターピルはマツキヨやツルハドラッグで買える？今すぐ必要な時の購入方法を徹底解説

アフターピルとは、望まない妊娠を防ぐために飲む薬です。「モーニングアフターピル」とも言われており、通常の低用量ピルよりもホルモン量が多く含まれています。

アフターピルは性交から72時間（3日）以内に飲みましょう。時間通りに早めに飲むと、排卵や受精卵の着床を止めて、約84%の確率で妊娠を止めることができます。飲むタイミングが早ければ早いほど、効果は得られやすくなります。

アフターピルを飲むべきタイミングとしては、避妊しなかった性交渉の後や、コンドームが壊れたり外れたりした時、低用量ピルの吸収障害などが挙げられます。

また、膣外射精は避妊方法になりません。膣外射精した場合でも「避妊しなかった」とみなして、アフターピルを飲んで対処しましょう。実際に、膣外射精をした女性の4～5人に1人は妊娠すると指摘されています。

アフターピルはマツキヨなどの薬局で買える場合があります。ただし、現在ではあくまで「試験販売」として販売されているため、全国145店舗の薬局しか購入できません。加えて購入する際には、事前に薬局へ電話して、相談しないといけません。

現在、アフターピルが市販できるかどうかについての議論が、厚生労働省にて実施されています。残念ながら、いつから市販できるかにつきましては、未だに決定されていません。また、アフターピルは医師の処方箋が必要な「医療用医薬品」です。

服用には必ずリスクがつきものですので、医師や薬剤師に「服用方法」「注意事項」「副作用」などを教えてもらってから処方してもらわないといけません。用法・用量を守って服用すれば安全に用いられますが、副作用のリスクがある方に対しては、処方を慎重に行う必要があります。

産婦人科などへ受診して、医師に診てもらうことで、アフターピルを処方してもらう方法です。飲み方や副作用などの説明がきちんと聞けるので、アフターピルが初めての方にとっても安心です。また、服用後に何かあっても、すぐに相談できるというメリットもあります。

しかし、「診療時間が平日のみ」というクリニックも少なくありませんし、仕事や家事などで忙しい方にとっては、時間的負担が増えてしまうという問題も発生します。さらに、「待ち時間が長い」などのデメリットもあります。

スマホやパソコンで受診できるオンラインピル処方サービスもあります。原則として、緊急避妊に関する診療は、女性の健康に関する相談窓口等において、対面診療が可能な医療機関等に係る情報を提供することとされていますが、地理的要因がある場合や、女性の心理的状況に鑑みて、対面診療が困難である場合には、例外的に、産婦人科医や厚生労働省が認めた研修を受けた医師が、初診からオンライン診療にて、アフターピルを処方することが可能です。オンラインクリニックでは、当日中に医師に診てもらい、すぐにアフターピルを処方してもらうことが可能です。

アフターピルを飲む際に不安なことがあれば、オンライン上で医師に直接相談できます。 副作用や飲み方の説明もきちんと受けられるので、持病があって心配な方でも活用してみましょう。

調剤薬局での受け取りに対応したオンラインピル処方サービスもありますし、処方箋をFAXなどで薬局へ送ることも可能です。オンラインクリニックに行く際にはぜひ、確認してみてください。

ただし、アフターピルの処方に対応している薬局の数は多くありませんので、前もって調べておくと良いでしょう。

アフターピルは病院で処方箋をもらえば、薬局ですぐに買えます。処方箋を受け付けている薬局にて入手してください。実際に、マツモトキヨシやスギ薬局などのドラッグストアの中には、処方箋受付を行っている店舗もあります。

ピルをもらう際には、薬剤師から服用方法や注意事項をきちんと聞き、薬剤師の前で薬を飲む必要があります。その後に、薬剤師が医療機関に服用したことを連絡します。

また、オンラインストアなどで販売されているアフターピルの中には、海外から個人輸入された薬も少なくありません。アフターピル自体がニセモノだったり、成分や量が日本のものと異なっていたりするリスクも伴います。そもそも個人で輸入した薬を売るのは薬機法違反にあたるので、アフターピルが欲しい場合は、必ず医療機関で処方してもらってください。

性行為後から120時間以内に1錠飲むことで、高い確率で避妊に成功する薬です。その成功率はなんと約97％と報告されています。

また、エラは「エラワン」のジェネリック医薬品です。エラワンと同程度の効果・品質が保証されていますが、エラワンよりも1,000円～2,000円安く購入できます。

72時間用アフターピルと違い、BMIが30以上ある方でも安心して服用できます。性行為から72時間以上過ぎた場合は、エラまたはエラワンをお勧めします。

性行為後から72時間以内に飲むことで、約97％の確率で避妊に成功できる薬です。他のアフターピルよりも副作用が少なく、服用回数も1回だけでいいことから、初めてアフターピルを飲む方にも勧められています。しかし、値段は15,000円～20,000円と比較的高めです。

性行為後から72時間以内に1錠飲むことで、約97％の避妊効果をもたらしてくれる薬です。「ノルレボ」のジェネリック医薬品ですので、ノルレボと同程度の効果・品質で、かつノルレボよりも安く購入できます。値段は8,000円～10,000円と、アフターピルの中では比較的安めです。副作用が少なく、初めて飲まれる方にも安心です。

性行為後から72時間以内に飲むと、約98％の避妊効果をもたらしてくれる薬です。マドンナは「ノルレボ」のジェネリック医薬品ですので、ノルレボよりも7,000円～10,000円安く買えます。さらに、ノルレボよりも副作用は少なめです。ただし、1回の服用で2錠飲む必要があります。

アフターピルは、1回に1錠（種類によっては2錠）飲む薬です。 指示された量よりも多く飲んだり毎日服用したりすると、吐き気や不快感などの副作用がひどくなる恐れがあります。沢山飲んでも妊娠成功率が上がるわけではありませんので、必ず用法・用量を守って服用しましょう。

■服用のコツ

・決められた服用回数・量を守って飲む

 ・水やぬるま湯で飲む

 ・早く飲むとより効果が得られやすくなる

現在日本では、ノルレボ錠の服用と昔からあるヤッペ法が承認されています。どちらも、性行為後から72時間（3日）以内までに薬を飲む必要があります。早く飲むとより、避妊に成功する確率が高くなります。

また、副作用によって嘔吐・下痢が起こると、体がきちんと薬の成分を取り込めなくなります。その場合はもう一度、同じ薬を飲まなくてはなりません。アフターピルを飲んだ日は、なるべく安静に過ごすように気を付けてください。

「副作用が全然出なかった」という方もいますが、頭痛や吐き気、乳房の張り、倦怠感、眠気、お腹の不調、出血などが起こるケースもあります。これらの副作用は、薬が効いているから起こるので、あまり過度に心配しなくても大丈夫です。実際に、ほとんどの副作用は24時間のうちに治ります。

また、不正出血は副作用の1つで、少し茶色っぽい出血なら特に心配する必要はありません。 ただし、真っ赤な血が出たり、性器が痛かったりかゆかったりした場合は、早めに産婦人科などに相談してください。

2時間以内に吐いてしまうと、薬の成分がきちんと体に吸収されなくなるかもしれません。吐いてしまった際は、もう一度同じアフターピルを飲んでください。

前もってアフターピルを2錠処方するクリニックもありますので、心配な方は医師へ相談してみてください。

アフターピルには排卵を阻止する効果があり、避妊に成功すると、月経が始まります。服用後の平均的な月経開始日は10日ですが、早い方ですと4～5日で起こることもあります。 また、アフターピルには子宮内膜を薄くする効果があるので、通常の月経に比べて出血量がどうしても少なくなります。出血量が普段より少なくても、3日以上続けば月経だと判断してください。

アフターピルには子宮内膜を薄くする効果があるため、服用後2週間以内に少量の出血が2〜3日間続くことがあります。この現象を「消退出血（しょうたいしゅっけつ）」と呼びます。消退出血は、「避妊に成功した可能性が高い」というサインです。また消退出血がなくても、月経予定日の前後に十分な出血がある場合は、避妊に成功したと捉えられます。

アフターピルによって、生理周期が乱れてしまうことがあります。そのため、生理が数日遅れても、心配しすぎないでください。通常は元の生理予定日から、1週間以内に生理が始まります。 しかし、生理予定日から1週間以上経っても生理がやってこない場合は、妊娠している可能性があります。その場合は、「妊娠検査薬を使う」「婦人科へ受診する」といった対処を行ってください。

アフターピルの薬局販売について、賛否両論色々な意見が集まっています。実際に、2022年に厚生労働省が行った検討会議では、46,312件の意見が集まり、そのうち45,314件が賛成意見でした。また、10～40代の意識調査でも、多くの賛成意見がありました。

賛成意見としては、以下のような理由が挙げられています。

・年齢制限を設けるべきだが、18歳以上なら自由に購入できるべきだ。

・早く飲むほど効果が高いので、薬局で安く買えるようになるべきだ。

・女性だけが負担するのは不公平なので、救済措置が必要だ。

・病院に行きづらい人やアフターピルを知らない人もいるので、手に入りやすい場所があっても良いのではないか。

また賛成意見の中には、「販売に条件をつけるべきだ」という声もありました。

反対意見としては、以下のような理由が挙げられています。

・避妊に対する意識が低下して、望まない妊娠が増えると思う。

・「避妊しなくてもいい」と安易に考える人が出てくると不安だ。

・避妊具の使用率が低下し、性感染症やHIVが拡大する可能性がある。

反対意見の中には、アフターピルの市販化と同時に、性教育の推進を求める意見もありました。

また、反対意見としても挙げられていたように、市販化にはどうしても下記のリスクが伴います。

・転売されるリスク

・性感染症などが広がるリスク

・避妊具や低用量ピルなどの使用率低下

・性暴力で悪用される

・妊娠への対応が遅れてしまう

アフターピルは正しく飲めば、望まない妊娠を阻止できます。しかし、市販化することにより、上記のリスクが高くなる恐れもあります。

また、アフターピルは、2023年11月～2024年3月まで、薬局で処方箋なしで試験販売されます。

薬局でアフターピルを買うには、以下の条件が必要です。

試験販売が完了した後には、処方箋なしでピルを販売するかどうかが決定されます。

アフターピルの試験販売をしている薬局は、こちらからご確認ください。

アフターピルの販売は、2023年11月～2024年3月まで、薬局で処方箋なしでの試験販売が行われています。しかし、試験販売を行っている全国145の薬局以外では、処方箋がないと処方されません。

アフターピルは早めに飲まないと効かないので、すぐに服用できるように対処しましょう。

 SOKUYAKUオンラインクリニックでは、アフターピルのオンライン診療を行っています。あなたに合った薬を医師が処方してくれ、ます。例外的な対面診療が困難な場合に該当する場合はぜひ、利用してみてください。