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花粉で目がかゆいときはどうしたらいい?対処法や防止策について詳しく解説

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花粉で目がかゆいときはどうしたらいい?対処法や防止策について詳しく解説のイメージ

春になると花粉の飛散量が増え、花粉症に悩まされる方も少なくないでしょう。
目のかゆみや充血、異物感などを感じて涙を流すなどは花粉症の代表的な症状です。

花粉症はれっきとした病気であり、正しい対処法や防止策を取ることで症状を和らげることができます。

そこで今回は、花粉で目がかゆくなるメカニズムや対処法、防止策について詳しく解説していきます。

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花粉で目がかゆいときはどうしたらいい?対処法や防止策について詳しく解説

花粉で目に症状が出るメカニズム

花粉症とは、植物の花粉が体内に侵入し、自己免疫機能が働いてアレルギー反応が生じる病気の総称です。

目や皮ふのかゆみ、涙、くしゃみ、鼻水など症状は多岐にわたります。

 

目に症状が出るメカニズムとしては以下の通りです。

 

  1. 空気中の花粉が目の粘膜に付着する
  2. 粘膜内に存在するマスト細胞(アレルギー反応に関与)が反応しヒスタミンなどの物質が放出
  3. 放出されたヒスタミンが血管を拡張して充血する
  4. 知覚神経も刺激してかゆみや涙を引き起こす

 

このように、花粉は目の粘膜を介してアレルギー反応を起こし、目のかゆみや涙を引き起こす原因となります。

花粉症における目のトラブル

花粉症における目の症状を総称して「アレルギー結膜炎」といいます。

花粉が結膜に作用して炎症が起こり、目のかゆみや充血、異物感、めやに、涙の原因になります。

 

季節によって原因は異なりますが、代表的なのはスギ花粉が原因で起こる「スギ花粉性結膜炎」でしょう。

その他にも春ではヒノキ、初夏ではカモガヤ、秋ではブタクサやヨモギによって引き起こされます。

 

アレルギー性結膜炎は薬による治療が一般的です。

以下では、花粉で目がかゆい時に効果的な目薬を紹介します。

花粉で目がかゆいときに効果的な目薬3種

抗アレルギー点眼薬

抗アレルギー点眼薬は、マスト細胞が放出する「ヒスタミン」を出さないように作用する目薬です。

目におけるアレルギー反応を抑え、目のかゆみや充血を抑える効果があります。

 

使用方法としてはかゆみが出る前から使用することをおすすめします。マスト細胞からヒスタミンの放出を抑制でき、種々のアレルギー反応を抑制できるからです。

 

眼科で処方される抗アレルギー点眼薬は以下を参照ください。

 

・アレジオン

・リボスチン

・パタノール

・ケタス

・リザベン

・アレギサール など

 

病院やクリニックによって処方される点眼薬は異なります。

眼痛や角膜炎などの副作用を引き起こす可能性もあるため、医師に症状を相談し、適切な点眼薬を処方してもらうようにしましょう。

ステロイド点眼薬

ステロイド点眼薬は、花粉症による目のかゆみや充血を和らげるために開発された目薬です。

強い抗炎症作用があり、結膜や強膜の炎症が原因で引き起こされる目の症状に対しても処方されます。

 

ステロイド点眼薬は抗アレルギー点眼薬と比較して、炎症を抑える効果が高いと言われています。

一方で、長期間の使用により眼圧上昇や緑内障の発症、病原体が体内に侵入しやすくなるなど、さまざまなリスクもある薬です。

 

使用時には医師の処方のもと、用法・用量を守って正しい使い方を心がけましょう。

免疫抑制点眼薬

免疫抑制点眼薬は、アレルギー性結膜疾患の中でも増殖性変化の強い症状を改善する薬です。

アレルギー性結膜疾患の中で症状が重いものを「春季カタル」と呼ぶのですが、まぶたの裏側が腫れるなどの症状を引き起こすため、免疫抑制点眼薬が使用されます。

 

主な副作用や注意点は以下の通りです。

 

・目の刺激感や充血、異物感などの症状が現れる場合がある

・ヘルペス性の角膜炎、細菌性の結膜炎などの症状が現れる場合がある

 

ステロイド点眼薬と同様、強い作用がゆえに副作用にも配慮しなければなりません。

医師の診察を受けて、使用時の注意点などを把握した上で使うようにしましょう。

目薬を使い始めるタイミングと扱い方

目薬を使い始めるタイミング

目薬を使い始めるタイミングは、症状が出始める前に使用できるのがベストです。

しかし、予防的に使用する習慣がない方もいらっしゃるかもしれないため、症状が出始めたタイミングでの使用をおすすめします。

 

特に抗アレルギー点眼薬では、症状が出始める前に使用するとマスト細胞からヒスタミンの放出が抑制され、目のかゆみや充血を抑えることができます。

もし妊娠中や別の薬を使っている方で使用を悩んでいる方は、眼科やクリニックを受診して使い始めてよいか医師に相談してみましょう。

目薬の正しい使い方

目薬を使用する際は、医師や薬剤師に使用上の注意点を確認した上で使用しましょう。

また、ドラッグストア などで購入した場合は、パッケージや添付されている説明文章を読み、用法・用量を必ず守って使用してください。

 

目薬の正しい使い方

目薬の正しい使い方の手順は以下の通りです。

 

  1. 手を洗い、点眼薬に触れる部分を清潔な状態にする
  2. 天井を見るように頭を上げ、片方のてで下まぶたを引っ張る
  3. もう片方の手で目薬を持ち、下まぶたに点眼薬をつける
  4. まつ毛や顔に付着した薬液を清潔なティッシュペーパーなどで拭き取る

 

点眼薬の使用時には下まぶたに点眼するのがポイントです。

目の全体に薬液が行き渡り、目の症状を抑える効果がより期待できます。

 

ステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などは免疫抑制作用が強いため、皮ふに付着した状態を放置せず、しっかりと拭き取るようにしましょう。

目薬の保管方法と注意点

目薬の保管は直射日光を避け、涼しい状態で管理できるとよいでしょう。

紫外線は気温の影響で薬の成分が変化する恐れがあるため、専用の袋が付いていれば袋に入れての保管をおすすめします。

 

上記のように聞くと冷蔵庫での保管を考える方がいるかもしれませんが、冷蔵庫の設定温度によっては凍結するリスクがあります。

もし、凍結してしまったら薬の成分が変化している恐れがあるため、目薬の使用は避けてください。

 

また、目薬の種類や使用条件によって異なりますが、一般医薬品であれば開封後3ヶ月が使用期限の目安です。

ただし、3ヶ月以内であっても、薬液ないに浮遊物や色の変化が観察された場合は使用を中止し、新しい目薬を処方してもらいましょう。

目薬の選定方法と注意したいポイント

抗アレルギー点眼薬は、ドラッグストア などでも簡単に購入可能です。

購入する際には配合されている成分や使用上の注意など、登録販売員と確認して購入することをおすすめします。

 

ここでは、目薬の選定方法と注意したいポイントを解説していきましょう。

市販の抗アレルギー点眼薬を使用する場合

市販の抗アレルギー点眼薬には、以下の2種類の成分で分類されます。

 

・抗アレルギー成分:ヒスタミンの放出を抑制

・抗ヒスタミン成分:ヒスタミンが受容体に結合するのを抑制

 

抗アレルギー成分が配合された点眼薬は、ヒスタミンなどのアレルギー誘発物質の放出を抑え、症状の緩和に効果的です。

 

一方で、抗ヒスタミン成分配合の点眼薬は、放出されたヒスタミンが受容体と結合するのをブロックします。

 

登録販売員にも確認しつつ、パッケージや添付の説明文章などを読み、含まれている成分をチェックしてみましょう。

コンタクトを使用している人は注意が必要

点眼薬を使用する際には、コンタクトを外してから使用するようにしましょう。

点眼薬には長期で使用することを想定して防腐剤が含まれています。その防腐剤がレンズに吸着すると目のトラブルにつながる可能性があるのです。

 

防腐剤が入っていない点眼薬でも、レンズとの相性が悪ければ変形や変色してしまうこともあります。点眼時にはコンタクトを外して使用するようにしましょう。

 

近年ではコンタクトを付けたまま点眼できる薬も開発されていますが、まだまだ数が少ないです。

そのため、コンタクトではなくメガネの使用を検討してみるのもよいかもしれません。

花粉症における目のトラブル防止策

花粉が多く飛んでいるときはできるだけ外出を避ける

花粉が多く飛んでいる日には、必要な用事がなければ外出を控えるようにしましょう。

 

・気温が高く晴れている日

・風が強く吹く日

・雨の翌日で晴れている日

 

このような条件下では大量に花粉が飛ぶことが予想されます。また、花粉は1日の中でも日中と夕方に多く飛散します。

 

仕事や通学など、どうしても外出しなければならない用事でなければ、これらの日や時間帯の外出は避けるとよいでしょう。

とはいえ、花粉が多く飛散する日でも外出する必要がある方も大勢いるはず。以下で外出時の対策や帰宅時の工夫を紹介していきます。

外出するときは眼鏡やマスク等で花粉との接触を避ける

外出する際はメガネやマスクを着用し、花粉が目や鼻の粘膜に付着しないように心がけましょう。

 

マスク選びも重要で、花粉が入り込んでしまう隙間があってはマスクの効果が半減してしまいます。

顔の大きさにあったマスクを選び、隙間を作らないよう着用しましょう。

 

メガネは着用しているだけで目に入る花粉の量を減らせますが、より花粉の侵入を防ぐためにはカバー付きのものがおすすめです。

花粉症シーズンには販売店でも見る機会が多くなっており、自分の顔の形にあったものを選べるとよいでしょう。

 

マスクやメガネ以外でも、つばの広い帽子や花粉が着用しにくい素材の衣服、静電気防止効果のある柔軟剤の使用なども検討してみてはいかがでしょうか。

帰宅時は濡れタオルで衣服に付着した花粉を落とす

花粉を自宅内に持ち込まないためにも、帰宅後は濡れたタオルで衣類や髪の毛についた花粉を落とすようにしましょう。

 

花粉の粒子は小さく軽いため、手で払ってしまうと舞い上がり、顔や体に付着してしまいます。

そのため、ウエットティッシュや濡れたタオルで優しく拭き取り、衣類や髪の毛についた花粉を舞い上がらせないように除去しましょう。

空気清浄機を玄関に置く

花粉症対策として空気清浄機の使用も効果的です。

花粉は窓を開けて換気する時以外にも、玄関から入ってくることが多いです。

 

ドアを開けたタイミングで入ってくるのはもちろん、衣類や髪などに付着した花粉を持ち込んでしまう場合もあるでしょう。

そこで、空気清浄機を玄関に置いておけば、家の中に侵入する花粉の量を減らすことができます。

 

ただし、使用時には定期的なフィルター掃除を忘れずに行いましょう。空気清浄機が吸った花粉はフィルターに大量に付着しています。そのまま放置すると部屋へ持ち込んでしまう可能性があるため、マスクを着用して掃除するようにしましょう。

花粉症が辛い場合は医師に相談を

花粉症は目のかゆみや充血だけでなく、鼻づまり、肌のかゆみなども現れます。

症状を放置していると生活に支障が出てしまう恐れもあり、早めに治療できると症状が緩和できるでしょう。

とはいえ、忙しい方は治療を後回しにしてしまいがちです。そんな方にはオンライン診療をおすすめします。自宅でも予約・診療が可能なため、対面診療と合わせて活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、花粉で目がかゆくなるメカニズムや対処法、防止策について詳しく解説していきました。

花粉症による目のトラブルは「アレルギー性結膜炎」が関係しています。

抗アレルギー点眼薬やステロイド点眼薬などで治療し、症状が出始める前から予防しておくとよいでしょう。

 

けれど、点眼薬には症状を改善させる効果以外にも副作用や使用上の注意点があります。自己判断で使用するのではなく、医師や専門的な知識を持ったスタッフと相談し、適切なものを選ぶようにしましょう。

 

SOKUYAKUでは、花粉症治療のオンライン診療にも対応しております。治療効果や副作用など、ご心配な方はお気軽にご相談ください。

この機会にオンライン診療の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

コメント 花粉症の症状と言えばくしゃみ、鼻水、そして眼のかゆみといったところでしょう。
特に眼のかゆみについては「眼球を取り出して洗いたいぐらいかゆい」といったコメントをよく聞きます。
花粉症による眼のかゆみは眼球に花粉が付着しているのが原因ですので、まず第一に洗い流す事が勧められます。
しかしそれだけではなかなか収まらず、またなかなか洗えないこともよくあるでしょう。
そのような場合に点眼薬は非常に有効です。
シーズンに入る前から購入して準備しておくのが良いでしょう。

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監修医師 郷 正憲
徳島赤十字病院 専門領域は、麻酔科(ペインクリニック), 感染症科 経歴:2011年3月香川大学医学部医学科卒。同年4月より徳島赤十字病院で初期臨床研修、2013年4月からは徳島赤十字病院麻酔科に所属。 保有資格に日本救急医学会ICLSコース認定ディレクター、日本麻酔科学会認定医・専門医 著書として、看護師と研修医のための全身管理の本 保有免許・資格は、日本麻酔科学会専門医、ICLSコースディレクター、JB-POT

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