熱が出ないインフルエンザって何? 発熱がないときの見分け方と注意点
インフルエンザなのに熱が出ないことはあるのか?
インフルエンザの典型的な症状といえば、急激な高熱、関節痛、強い倦怠感などです。しかし、全ての人が同じような経過をたどるわけではありません。感染していても、目立った発熱がないケースが存在します。
インフルエンザで熱が出ないケース
・高齢者や基礎疾患のある人
・インフルエンザワクチン接種などで免疫がある人
・発症初期から解熱剤を使用している人
・発熱が比較的低めになりやすいインフルエンザB型に感染した場合
このようなとき、「熱はないのに、急な倦怠感や頭痛、関節痛が強い」といった全身症状だけが前面に出ることがあります。
「ただの風邪」と思っていたらインフルだった例も
風邪だと思って普段通りの生活を続けていたら、検査をするとインフルエンザだったという例は少なくありません。熱があまり上がらなくても、急な倦怠感と関節痛、頭痛がそろうときは注意が必要です。
自分でも気づかない“隠れインフル”とは?
「隠れインフルエンザ」とは、インフルエンザにかかっていても高熱や強い関節痛などの典型的な症状がはっきり出ず、本人がただの風邪や疲れだと思ってしまう状態です。
2014年に行われたイギリスの大規模研究(Flu Watch)でも、インフルエンザに感染した人の中に、症状がほとんど出ない、あるいはごく軽い症状だけで気づきにくいケースが多いことが報告されています。
なぜ高熱が出ないの?その理由は体や薬にあった
インフルエンザウイルスに感染しているのに38度以上の高熱が出ない理由は、ウイルスの性質だけでなく、私たちの体の状態や使用している薬にも関係しています。
発熱はウイルスと戦っている合図。でも出ないときもある
そもそも発熱とは、体に侵入したウイルスと戦うための防御反応です。体温を上げることで免疫細胞を活性化させ、ウイルスの増殖を抑えようとします。
逆に言えば、免疫の反応が弱い場合、体温を上げるスイッチがうまく入らず、熱が出ないことがあります。これは必ずしも「軽症だから」とは限りません。
体がウイルスに対して鈍感になっている、あるいは戦う力が弱まっている可能性もあるのです。また、ウイルス量が少ない初期段階や、感染力が弱いウイルスの場合も、激しい免疫反応が起きず、熱が上がらないことがあります。
ワクチンや解熱剤が熱を抑えてしまうことがある
インフルエンザワクチンを接種していると、免疫が素早く働いてウイルスの増殖が抑えられるため、高熱が出ないことがあります。これは重症化を防ぐメリットです。しかし、感染に気づきにくくなる原因にもなります。
また、頭痛などで早めに市販の解熱鎮痛薬を飲むと、薬の効果で熱が上がらず、微熱のまま経過してインフルエンザの判断が遅れることもあります。
インフルエンザB型や体質による差も
A型に比べて、B型は高熱が出にくい傾向があり、代わりに腹痛や下痢などの消化器症状が目立つことがあります。さらに、元々の平熱や免疫反応の強さには個人差があり「家族は39度近い高熱なのに、自分は37度台で関節が少し痛むだけ」という場合もあります。
年齢や体調によって、インフルの症状はこんなに違う
インフルエンザの現れ方は、年齢や基礎疾患の有無によって大きく異なります。また、高齢者と子どもでは、注意すべきポイントがまったく違います。
高齢者は発熱しにくく、気づきにくいので要注意
加齢により免疫や体温調節機能が低下しているため、感染しても高熱が出ないことがあります。熱がないからといって軽症とは限らず、むしろ体の反応が追いついていない危険な状態かもしれません。
熱が出ないぶん、重症化を見逃しやすいことを周囲も理解しておく必要があります。
子どもや赤ちゃんは「熱なし」でも危険なことも
乳幼児では体温調節が未熟なため、インフルエンザでも必ずしも高熱になるとは限りません。顔色や呼吸、呼びかけへの反応など、全身の様子を観察してください。
・機嫌が悪い
・ミルクや食事の飲みが極端に悪い
・呼吸が速い
といった様子があれば、熱が高くなくても警戒が必要です。
持病がある人は症状が軽くても重症化しやすい
糖尿病や心臓病などの基礎疾患がある人や免疫抑制剤を使っている人は、免疫の働きが特殊なため、ウイルスに感染しても派手な症状が出にくいことがあります。
症状が軽いのは「体が丈夫だから」ではなく、体が戦えていないサインかもしれません。重症化しやすいハイリスク群であることを意識し、少しでも体調がおかしいと感じたら早めに主治医に相談しましょう。
熱がなくてもインフルエンザかもしれないサインとは?
熱が出ない場合、何を基準にインフルエンザを疑えばよいのでしょうか。体温計の数字以外にも、体は様々なサインを出しています。
だるさ・関節の痛み・悪寒があるなら注意しよう
急に強い倦怠感が出て動くのが辛くなったり、筋肉や関節がズキズキと痛んだり、悪寒が続いたりする場合は、体温がそれほど高くなくてもインフルエンザを疑うサインになります。
風邪はのどや鼻からゆっくり始まりますが、インフルエンザは「急に全身が辛くなる」のが特徴です。
のどの痛み・せき・息苦しさも見逃せない症状
喉の痛みや咳、鼻水などの呼吸器症状も重要です。喉のイガイガから始まり、強い痛みや乾いた咳へ変わっていく、鼻水や鼻づまりがひどくなる、といった変化があれば、インフルエンザも疑ってみましょう。
高齢者は「ぼんやり」「元気がない」などがサインに
高齢者は熱が出にくいため、家族は「いつもと違う様子」を見逃さないようにしましょう。
・食欲がなく、寝てばかりいる
・ぼーっとしていて反応が鈍い
・急にわけのわからないことを言う(せん妄)
熱がなくても全身状態が悪い場合は、早めの受診を検討してください。
インフルエンザかも…と思ったときにやるべきこと
「熱はないけれど、体が痛むしインフルエンザかもしれない」そう思った時、どう行動するのが正解なのでしょうか。受診や検査のタイミングについて解説します。
熱がないときの受診タイミングはどう考える?
迷ったら「周囲で流行っているか」で判断しましょう。身近に感染者がいて、自分にもだるさや節々の痛みがあるなら、熱がなくても感染している可能性が高いです。
高齢者や持病がある人、妊婦さん、乳幼児は重症化しやすいため、熱の有無にかかわらず早めの相談をおすすめします。受診の際は、あらかじめ電話で状況を伝えましょう。
検査はいつ受ける?発症からの時間がカギ
インフルエンザの検査は、発症直後だとウイルス量が少なく陰性になることがあります。一般的には、発症後12〜24時間ほど経つと検査の精度が上がるとされます。
一方、抗インフルエンザ薬は発症後48時間以内に始めたほうが効果的とされるため、「辛いのに熱があまり出ていないから迷う」ときは、自己判断せず医師に相談して検査のタイミングを決めましょう。
「検査は陰性だったけど不安」そんなときの対処法
流行期に典型的な症状がそろっているのに検査が陰性だった場合でも、後から陽性になることがあります。
陰性だからといって「ただの風邪だ」と油断して出歩くのは避けましょう。症状があるうちは自宅で安静にし、周囲にうつさないようマスクをして過ごすことが賢明です。
症状が悪化する場合は、再受診も含めて医師に相談してください。
インフルと診断されたら、熱がなくても気をつけるべきこと
もし病院でインフルエンザと診断された場合、熱がなくても守るべきルールがあります。自分自身の回復と、周囲への感染防止のために重要なポイントです。
学校や職場はいつから行っていい?基本のルール
学校では、インフルエンザと診断された場合、「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)が経つまで」は出席停止が原則です。熱が出ないインフルエンザでは、医師と相談しながら、症状が出始めた日を基準に考えることになります。
職場でも、少なくとも発症後数日は休み、咳や鼻水、倦怠感が落ち着いてから復帰するのが望ましいといえます。
家族や周囲にうつさないためにできること
熱が出ないインフルエンザでも、発症前後から数日はウイルスがのどや鼻から排出されます。家庭内でもマスクを着用し、可能なら部屋を分けて過ごし、こまめに手を洗うことが基本です。
ドアノブやスイッチ、リモコンなどよく触れる場所を拭いたり、タオルや食器を共用しないようにしたりするだけでも、二次感染を減らす助けになります。
重症化を防ぐための予防法と日ごろの対策
処方された抗インフルエンザ薬は指示通りに飲み切りましょう。市販の解熱鎮痛剤を使う場合は、アセトアミノフェンを選んでください。日頃からワクチン接種や手洗い、十分な休養で免疫力を高めておくことも大切です。
まとめ:熱が出ないインフルエンザも対策は同じ
熱が出ないインフルエンザは、軽く見えても重症化や周囲への感染リスクを抱えています。「熱がないから大丈夫」と自己判断しないようにしましょう。
自己判断せず、薬を飲んでしっかり休養を
インフルエンザ=高熱というイメージは強いですが、熱が出ない、あるいは気づかないレベルの微熱で済むケースも存在します。
辛い倦怠感や頭痛、関節痛、咳、喉の痛みがあるときは、早めに受診して適切な薬を使い、しっかり休養を取りましょう。抗インフルエンザ薬は、一般的に発症から48時間以内に飲み始めたほうが効果が期待できるとされています。
家庭内感染を防ぐための「隔離」と「マスク」
インフルエンザの潜伏期間は1〜3日ほどで、その終わり頃からウイルスが体の外へ出始めます。
家庭内での感染拡大を防ぐため、症状が軽くても感染対策は厳重に行いましょう。可能な範囲で部屋を分ける、マスクを着ける、手洗いを徹底するなど、「軽い隔離」と「マスク」が有効です。
完璧でなくても、できる対策を重ねることで、家族への感染を減らせます。
受診がつらい時は「オンライン診療」も選択肢に
発熱や倦怠感が強くて外出がつらい、小さな子どもを連れて長時間待つのが不安、といったときには、オンライン診療を利用する方法もあります。
オンライン診療サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」なら、自宅にいながらスマートフォンで医師の診察を受けることができ、薬の処方も受けることも可能です。
正しい知識と適切な行動で、インフルエンザシーズンを安全に乗り切りましょう。
インフルエンザと聞くと「急に38度以上の高熱が出る」というイメージが強いと思います。実は、インフルエンザに感染していても熱が出ないケースは決して珍しくありません。
発熱がないために感染に気づかず、知らず知らずのうちに周囲にウイルスを広げてしまったり、処置が遅れて症状が長引いたりすることもあります。特に高齢者や、普段から健康に自信がある人こそ注意が必要です。
この記事では、熱が出ないインフルエンザの特徴や、どんな症状に気をつけるべきか、そして適切な対処法について詳しく解説していきます。正しい知識を身につけて、自分と大切な人の健康を守りましょう。
インフルエンザなのに熱が出ないことはあるのか?
インフルエンザの典型的な症状といえば、急激な高熱、関節痛、強い倦怠感などです。しかし、全ての人が同じような経過をたどるわけではありません。感染していても、目立った発熱がないケースが存在します。
インフルエンザで熱が出ないケース
・高齢者や基礎疾患のある人
・インフルエンザワクチン接種などで免疫がある人
・発症初期から解熱剤を使用している人
・発熱が比較的低めになりやすいインフルエンザB型に感染した場合
このようなとき、「熱はないのに、急な倦怠感や頭痛、関節痛が強い」といった全身症状だけが前面に出ることがあります。
「ただの風邪」と思っていたらインフルだった例も
風邪だと思って普段通りの生活を続けていたら、検査をするとインフルエンザだったという例は少なくありません。熱があまり上がらなくても、急な倦怠感と関節痛、頭痛がそろうときは注意が必要です。
自分でも気づかない“隠れインフル”とは?
「隠れインフルエンザ」とは、インフルエンザにかかっていても高熱や強い関節痛などの典型的な症状がはっきり出ず、本人がただの風邪や疲れだと思ってしまう状態です。
2014年に行われたイギリスの大規模研究(Flu Watch)でも、インフルエンザに感染した人の中に、症状がほとんど出ない、あるいはごく軽い症状だけで気づきにくいケースが多いことが報告されています。
なぜ高熱が出ないの?その理由は体や薬にあった
インフルエンザウイルスに感染しているのに38度以上の高熱が出ない理由は、ウイルスの性質だけでなく、私たちの体の状態や使用している薬にも関係しています。
発熱はウイルスと戦っている合図。でも出ないときもある
そもそも発熱とは、体に侵入したウイルスと戦うための防御反応です。体温を上げることで免疫細胞を活性化させ、ウイルスの増殖を抑えようとします。
逆に言えば、免疫の反応が弱い場合、体温を上げるスイッチがうまく入らず、熱が出ないことがあります。これは必ずしも「軽症だから」とは限りません。
体がウイルスに対して鈍感になっている、あるいは戦う力が弱まっている可能性もあるのです。また、ウイルス量が少ない初期段階や、感染力が弱いウイルスの場合も、激しい免疫反応が起きず、熱が上がらないことがあります。
ワクチンや解熱剤が熱を抑えてしまうことがある
インフルエンザワクチンを接種していると、免疫が素早く働いてウイルスの増殖が抑えられるため、高熱が出ないことがあります。これは重症化を防ぐメリットです。しかし、感染に気づきにくくなる原因にもなります。
また、頭痛などで早めに市販の解熱鎮痛薬を飲むと、薬の効果で熱が上がらず、微熱のまま経過してインフルエンザの判断が遅れることもあります。
インフルエンザB型や体質による差も
A型に比べて、B型は高熱が出にくい傾向があり、代わりに腹痛や下痢などの消化器症状が目立つことがあります。さらに、元々の平熱や免疫反応の強さには個人差があり「家族は39度近い高熱なのに、自分は37度台で関節が少し痛むだけ」という場合もあります。
年齢や体調によって、インフルの症状はこんなに違う
インフルエンザの現れ方は、年齢や基礎疾患の有無によって大きく異なります。また、高齢者と子どもでは、注意すべきポイントがまったく違います。
高齢者は発熱しにくく、気づきにくいので要注意
加齢により免疫や体温調節機能が低下しているため、感染しても高熱が出ないことがあります。熱がないからといって軽症とは限らず、むしろ体の反応が追いついていない危険な状態かもしれません。
熱が出ないぶん、重症化を見逃しやすいことを周囲も理解しておく必要があります。
子どもや赤ちゃんは「熱なし」でも危険なことも
乳幼児では体温調節が未熟なため、インフルエンザでも必ずしも高熱になるとは限りません。顔色や呼吸、呼びかけへの反応など、全身の様子を観察してください。
・機嫌が悪い
・ミルクや食事の飲みが極端に悪い
・呼吸が速い
といった様子があれば、熱が高くなくても警戒が必要です。
持病がある人は症状が軽くても重症化しやすい
糖尿病や心臓病などの基礎疾患がある人や免疫抑制剤を使っている人は、免疫の働きが特殊なため、ウイルスに感染しても派手な症状が出にくいことがあります。
症状が軽いのは「体が丈夫だから」ではなく、体が戦えていないサインかもしれません。重症化しやすいハイリスク群であることを意識し、少しでも体調がおかしいと感じたら早めに主治医に相談しましょう。
熱がなくてもインフルエンザかもしれないサインとは?
熱が出ない場合、何を基準にインフルエンザを疑えばよいのでしょうか。体温計の数字以外にも、体は様々なサインを出しています。
だるさ・関節の痛み・悪寒があるなら注意しよう
急に強い倦怠感が出て動くのが辛くなったり、筋肉や関節がズキズキと痛んだり、悪寒が続いたりする場合は、体温がそれほど高くなくてもインフルエンザを疑うサインになります。
風邪はのどや鼻からゆっくり始まりますが、インフルエンザは「急に全身が辛くなる」のが特徴です。
のどの痛み・せき・息苦しさも見逃せない症状
喉の痛みや咳、鼻水などの呼吸器症状も重要です。喉のイガイガから始まり、強い痛みや乾いた咳へ変わっていく、鼻水や鼻づまりがひどくなる、といった変化があれば、インフルエンザも疑ってみましょう。
高齢者は「ぼんやり」「元気がない」などがサインに
高齢者は熱が出にくいため、家族は「いつもと違う様子」を見逃さないようにしましょう。
・食欲がなく、寝てばかりいる
・ぼーっとしていて反応が鈍い
・急にわけのわからないことを言う(せん妄)
熱がなくても全身状態が悪い場合は、早めの受診を検討してください。
インフルエンザかも…と思ったときにやるべきこと
「熱はないけれど、体が痛むしインフルエンザかもしれない」そう思った時、どう行動するのが正解なのでしょうか。受診や検査のタイミングについて解説します。
熱がないときの受診タイミングはどう考える?
迷ったら「周囲で流行っているか」で判断しましょう。身近に感染者がいて、自分にもだるさや節々の痛みがあるなら、熱がなくても感染している可能性が高いです。
高齢者や持病がある人、妊婦さん、乳幼児は重症化しやすいため、熱の有無にかかわらず早めの相談をおすすめします。受診の際は、あらかじめ電話で状況を伝えましょう。
検査はいつ受ける?発症からの時間がカギ
インフルエンザの検査は、発症直後だとウイルス量が少なく陰性になることがあります。一般的には、発症後12〜24時間ほど経つと検査の精度が上がるとされます。
一方、抗インフルエンザ薬は発症後48時間以内に始めたほうが効果的とされるため、「辛いのに熱があまり出ていないから迷う」ときは、自己判断せず医師に相談して検査のタイミングを決めましょう。
「検査は陰性だったけど不安」そんなときの対処法
流行期に典型的な症状がそろっているのに検査が陰性だった場合でも、後から陽性になることがあります。
陰性だからといって「ただの風邪だ」と油断して出歩くのは避けましょう。症状があるうちは自宅で安静にし、周囲にうつさないようマスクをして過ごすことが賢明です。
症状が悪化する場合は、再受診も含めて医師に相談してください。
インフルと診断されたら、熱がなくても気をつけるべきこと
もし病院でインフルエンザと診断された場合、熱がなくても守るべきルールがあります。自分自身の回復と、周囲への感染防止のために重要なポイントです。
学校や職場はいつから行っていい?基本のルール
学校では、インフルエンザと診断された場合、「発症後5日を経過し、かつ解熱後2日(幼児は3日)が経つまで」は出席停止が原則です。熱が出ないインフルエンザでは、医師と相談しながら、症状が出始めた日を基準に考えることになります。
職場でも、少なくとも発症後数日は休み、咳や鼻水、倦怠感が落ち着いてから復帰するのが望ましいといえます。
家族や周囲にうつさないためにできること
熱が出ないインフルエンザでも、発症前後から数日はウイルスがのどや鼻から排出されます。家庭内でもマスクを着用し、可能なら部屋を分けて過ごし、こまめに手を洗うことが基本です。
ドアノブやスイッチ、リモコンなどよく触れる場所を拭いたり、タオルや食器を共用しないようにしたりするだけでも、二次感染を減らす助けになります。
重症化を防ぐための予防法と日ごろの対策
処方された抗インフルエンザ薬は指示通りに飲み切りましょう。市販の解熱鎮痛剤を使う場合は、アセトアミノフェンを選んでください。日頃からワクチン接種や手洗い、十分な休養で免疫力を高めておくことも大切です。
まとめ:熱が出ないインフルエンザも対策は同じ
熱が出ないインフルエンザは、軽く見えても重症化や周囲への感染リスクを抱えています。「熱がないから大丈夫」と自己判断しないようにしましょう。
自己判断せず、薬を飲んでしっかり休養を
インフルエンザ=高熱というイメージは強いですが、熱が出ない、あるいは気づかないレベルの微熱で済むケースも存在します。
辛い倦怠感や頭痛、関節痛、咳、喉の痛みがあるときは、早めに受診して適切な薬を使い、しっかり休養を取りましょう。抗インフルエンザ薬は、一般的に発症から48時間以内に飲み始めたほうが効果が期待できるとされています。
家庭内感染を防ぐための「隔離」と「マスク」
インフルエンザの潜伏期間は1〜3日ほどで、その終わり頃からウイルスが体の外へ出始めます。
家庭内での感染拡大を防ぐため、症状が軽くても感染対策は厳重に行いましょう。可能な範囲で部屋を分ける、マスクを着ける、手洗いを徹底するなど、「軽い隔離」と「マスク」が有効です。
完璧でなくても、できる対策を重ねることで、家族への感染を減らせます。
受診がつらい時は「オンライン診療」も選択肢に
発熱や倦怠感が強くて外出がつらい、小さな子どもを連れて長時間待つのが不安、といったときには、オンライン診療を利用する方法もあります。
オンライン診療サービス「SOKUYAKU(ソクヤク)」なら、自宅にいながらスマートフォンで医師の診察を受けることができ、薬の処方も受けることも可能です。
正しい知識と適切な行動で、インフルエンザシーズンを安全に乗り切りましょう。
この記事には医師による認証マークである「メディコレマーク」が付与されています。
当コラムの掲載記事に関するご注意点
1.
当コラムに掲載されている情報については、執筆される方に対し、事実や根拠に基づく執筆をお願いし、当社にて掲載内容に不適切な表記がないか、確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。
2.
当コラムにおいて、医療及び健康管理関連の資格を持った方による助言、評価等を掲載する場合がありますが、それらもあくまでその方個人の見解であり、前項同様に内容の正確性や有効性などについて保証できるものではありません。
3.
当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。
4.
前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は一切責任を負うものではありません。








