内科

インフルエンザ初期症状は?|自宅でできる簡単セルフチェック

インフルエンザ初期症状チェックリスト

ここでは、インフルエンザ初期症状として重要なポイントを、簡単なセルフチェック表にまとめました。厚生労働省や国立感染症研究所、国立成育医療研究センターなどの情報をもとに作成しています。

 

当てはまる項目が多いほど、インフルエンザの可能性は高くなります。ただし、1つも当てはまらない=必ずインフルエンザではないとも言い切れません。あくまで受診の判断材料の一つとして使ってください。

 

チェック項目 症状のポイント 自分の状態
① 高熱・寒気が「急に」出た 発熱は38度以上の高熱になりやすく、悪寒や強い寒気を伴って数時間のあいだに一気に体調が悪化した はい / いいえ
② 関節痛・筋肉痛がつらい からだ全体の痛み、関節痛や筋肉痛、全身倦怠感が強く、「風邪よりもずっとしんどい」と感じる はい / いいえ
③ 鼻水・咳・のどの痛みがある 鼻水や乾いた咳、のどの痛みなど、いわゆる風邪症状も一緒に出ているが、全身症状の強さが目立つ はい / いいえ
④ お腹の不調(吐き気・下痢など)がある とくに子どもで、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状が高熱と一緒に出ている はい / いいえ

 

インフルエンザの最大の特徴は、チェック項目①や②にあるような「急激な発症」と「高熱」です。朝は平気で学校や会社に行ったのに、昼過ぎから急激に悪寒がして、夜には38度を超えているといったケースが典型になります。

 

チェック項目③や④のように、鼻水や咳といった「風邪らしい症状」の出方もポイントです。通常の風邪はのどの痛みや鼻水から始まりますが、インフルエンザはいきなり高熱などの全身症状から始まり、その後に遅れて咳や鼻水が出てくる傾向があります。

「これって風邪?それともインフル?」迷ったときの見分け方

インフルエンザと普通の風邪は、鼻水・咳・のどの痛みといった症状が似ているため、「どっちだろう」と迷うかもしれません。しかし、症状の強さや出方、発症のスピードに違いがあります。

 

ただし、これらはすべての方に当てはまるわけではありません。迷ったら医療機関へ相談しましょう。

インフルエンザの初期症状、どんな順番で出てくる?

「最初は熱と体の痛みがひどくて、熱が下がり始めた頃に咳がゴホゴホとひどくなる」という経過をたどるのが、インフルエンザの典型的なパターンになります。

 

感染してから症状が出るまでの潜伏期間は、通常1〜3日ほどです。その後、多くの方で、まず38度以上の発熱、悪寒、頭痛、関節痛や筋肉痛、全身倦怠感といった全身症状が一気に現れます。

 

鼻水や咳、のどの痛みといった呼吸器の症状は、それに少し遅れて現れることが多く、子どもの場合は、この段階で吐き気や下痢などを伴うこともあります。

風邪とインフルの症状は“出方”がちがう

風邪とインフルエンザを見分ける際、もっとも分かりやすい違いは症状の「出方」です。

 

一般的な風邪は、喉の違和感や鼻水から始まり、数日かけてゆっくりと症状が進んでいきます。熱が出ても微熱で済むことが多く、全身が痛くて動けないという事態にはなりにくいものです。

 

インフルエンザは、症状の立ち上がりが非常に急で、全身症状が強い点が特徴です。日中は普通に過ごしていたのに、数時間のうちに38〜39度の高熱、悪寒、全身の痛みで動くのもつらい状態になる、といった経過はインフルエンザでよくみられます。

 

「のど・鼻が中心で少しずつ悪化」は風邪、「急な高熱と全身の強いだるさ」はインフルエンザを疑う目安です。

発症の早さと重さがカギ!ウイルスの特徴をチェック

なぜ症状に違いが出るのかというと、原因となるウイルスの増殖スピードや体がウイルスと戦う反応の強さが異なるからです。

 

インフルエンザウイルスは感染力が非常に強く、体内で一気に増殖します。そのため、体もウイルスを排除しようとして急激に体温を上げたり、免疫反応として炎症物質を出したりするため、強い関節痛や筋肉痛が引き起こされるのです。

 

症状の「早さ」と「重さ」を感じたら、無理をせず休息を最優先にしてください。

コロナや普通の風邪とどう違う?まぎらわしい症状を比較!

風邪、インフルエンザ、そして新型コロナウイルス感染症。これらは似ているようでいて、重点的に現れる症状や経過に違いがあります。以下の表でそれぞれの傾向を確認してください。

主な症状の違い

項目 インフルエンザ 新型コロナ 普通の風邪
発症のしかた 数時間〜1日で急に悪化 比較的ゆっくり〜急な場合も 数日かけて徐々に
発熱 38度以上の高熱になりやすい 37〜38度台も多いが高熱も 出ても微熱〜37度台が多い
全身の痛み・倦怠感 強い関節痛・筋肉痛・倦怠感 倦怠感が長く続くことも 軽いだるさ程度が多い
鼻水・咳・のどの痛み 高熱とともに出る 咳・のどの痛みが目立つことも のど・鼻が中心で軽い
におい・味覚の異常 あっても一部 起こることがある まれ

 

併発や同時流行に注意が必要な理由

インフルエンザと新型コロナは、同じシーズンに同時流行することもあります。同時に感染(併発)する可能性もあり、その場合は重症化リスクが高まると考えられています。

 

自己判断で「ただの風邪だろう」と決めつけてしまうと、検査や治療のタイミングを逃すかもしれません。発熱、咳、倦怠感などまぎらわしい症状があるときは、「インフルかコロナか風邪か分からない」という前提で検査や受診方法を確認することが重要です。

どのタイミングで病院に行くべき?

インフルエンザは早すぎると検査で陽性が出ないこともあります。しかし、遅すぎると薬の効果が薄れてしまいます。

発症から48時間が勝負!早めの受診が推奨される理由

インフルエンザの治療薬を使う場合、もっとも効果が期待できるのは「発症から48時間以内」です。このタイミングで薬を使用することで、ウイルスの増殖を抑え、熱が出ている期間を短くしたり、症状を軽くしたりする効果が期待できます。

 

しかし、発熱直後はインフルエンザなのに「陰性」と判定されてしまうことがあります。推奨されるのは、発熱してから12時間以上経過し、かつ48時間以内のタイミングです。

すぐに病院へ行くべき“危険サイン”とは

・息苦しさや呼吸の乱れ

・胸の痛みが強い

・顔色が悪く唇が紫色っぽい

・ぐったりして呼びかけに反応しにくい

・けいれんが出ている

・嘔吐が続いて水分がとれない

・尿が極端に少ない

・熱が下がってきたのに再び高熱や強い咳がぶり返してきた

 

これらは重症化や肺炎などの合併症の兆候の可能性があります。時間を待たずにすぐに医療機関を受診、あるいは救急相談をしてください。

子ども・高齢者・持病がある人は特に注意

乳幼児、高齢者、妊娠中の人、心臓病・呼吸器疾患・糖尿病などの持病がある人は、インフルエンザ発症後に重症化しやすいとされています。

 

「少し様子を見よう」と先延ばしにせず、発熱や強い倦怠感が出た段階で医療機関やかかりつけ医に相談することが、重症化予防につながります。

インフルエンザは早期対応がカギ!予防と初動で差がつく

インフルエンザは、かかってしまった後の対応だけでなく、家族に広げないための予防や、疑わしいと思った瞬間の初動が非常に大切です。

家族内感染を防ぐために今日からできること

マスクの着用、こまめな手洗い・手指消毒、こまめな換気、共有タオルを避ける、食事をできるだけ別のタイミングにするなど、基本的な感染対策を行いましょう。

 

可能であれば、発症した人の部屋を分け、ドアノブなど共用部分を清拭消毒することで、インフルエンザウイルスの拡散をある程度抑えられます。

「あれ、おかしいかも」と思ったら最初にやるべきこと

違和感を覚えたら、まずは無理をせずに体を休めることが第一です。仕事や家事が残っていても、この段階で無理をすると免疫力が下がり、ウイルスに負けて症状が一気に悪化してしまいます。予定をキャンセルしてでも、早めに帰宅し睡眠時間を確保してください。

 

むやみに市販薬を重ねて飲むのではなく、水分をしっかりとり、安静にしながら、自治体やかかりつけ医の案内に沿って受診方法を確認することが第一歩です。

「インフルエンザかも」と思ったときにしてはいけないこと

インフルエンザの疑いがあるとき、良かれと思ってやったことが逆効果になったり、周囲に迷惑をかけたりすることがあります。自己判断は禁物です。

市販薬の使い方に注意!

一部の解熱鎮痛成分(アスピリン、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸など)は、インフルエンザにかかっている時に使用すると、特に子供において重篤な合併症を引き起こすリスクを高めると言われています。

 

自己判断で市販の風邪薬や鎮痛剤を飲む前に、必ず成分を確認するか、薬剤師に相談してください。市販薬で一時的に熱を下げてもウイルスが消えるわけではないので、最も確実なのは医師の処方を受けることです。

無理して学校・会社に行くのはNG

「少しくらいなら」と無理をして登校・出勤すると、自分の体調を悪化させるだけでなく、周囲への感染を拡げてしまいます。インフルエンザは、発症後数日間とくに他人へうつしやすく、集団生活の場では一気に広がる原因になります。

 

発熱・咳・倦怠感がある間は無理をせず、出席停止・出勤停止などのルールや医師の指示に従って静養しましょう。

他人への感染リスクにも配慮を

受診のために外出する際も、マスクの着用、咳エチケット、付き添い人数を最小限にするなど、他人への感染リスクを減らす配慮が必要です。待合室で長時間待たずに済むよう、事前に電話やウェブで受診方法を確認したり、オンライン診療を利用するのも有効です。

「インフルエンザかも」と感じたら早めの相談を

インフルエンザは早期発見・早期治療が、辛い症状を長引かせないための近道です。「もしかして?」と思ったら、ためらわずに専門家に相談しましょう。

外出が不安・忙しくて時間がないときはオンライン診療も選択肢に

高熱や倦怠感で外出がつらいとき、小さな子どもや高齢の家族を抱えて長時間待つのが難しいときは、オンライン診療を活用する方法もあります。

 

「SOKUYAKU(ソクヤク)」では、予約から診察、薬の処方箋の発行までをオンラインで完結できます。薬を自宅に配送してもらうことも可能なため、辛い体を引きずって薬局へ行く手間も省けます。

検査はできる?オンライン診療で「できること・できないこと」

オンライン診療そのものでは検査は行えません。購入できる医療用抗原検査キットを自分で使い、その結果(判定が出たキットの写真など)を医師に見せることで、確定診断の補助とするケースも増えています。

 

また、対面受診が必要かも相談できます。自宅でのセルフチェックと組み合わせて、早めの相談先として活用していきましょう。

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インフルエンザ初期症状は?|自宅でできる簡単セルフチェックのイメージ

「朝までは元気だったのに、急に寒気が止まらなくなった」「節々が痛くて起き上がるのがつらい」。急激な体調の変化に襲われていませんか。

ただの風邪であれば安静にしていれば治ることも多いですが、インフルエンザの場合は感染力が強く、合併症を引き起こすリスクもあるため、適切なタイミングでの受診が重要です。

この記事では、風邪とインフルエンザを見分けるための初期症状チェックリストと、病院へ行くべきタイミングについて解説します。

インフルエンザ初期症状チェックリスト

ここでは、インフルエンザ初期症状として重要なポイントを、簡単なセルフチェック表にまとめました。厚生労働省や国立感染症研究所、国立成育医療研究センターなどの情報をもとに作成しています。

 

当てはまる項目が多いほど、インフルエンザの可能性は高くなります。ただし、1つも当てはまらない=必ずインフルエンザではないとも言い切れません。あくまで受診の判断材料の一つとして使ってください。

 

チェック項目 症状のポイント 自分の状態
① 高熱・寒気が「急に」出た 発熱は38度以上の高熱になりやすく、悪寒や強い寒気を伴って数時間のあいだに一気に体調が悪化した はい / いいえ
② 関節痛・筋肉痛がつらい からだ全体の痛み、関節痛や筋肉痛、全身倦怠感が強く、「風邪よりもずっとしんどい」と感じる はい / いいえ
③ 鼻水・咳・のどの痛みがある 鼻水や乾いた咳、のどの痛みなど、いわゆる風邪症状も一緒に出ているが、全身症状の強さが目立つ はい / いいえ
④ お腹の不調(吐き気・下痢など)がある とくに子どもで、嘔吐、腹痛、下痢などの消化器症状が高熱と一緒に出ている はい / いいえ

 

インフルエンザの最大の特徴は、チェック項目①や②にあるような「急激な発症」と「高熱」です。朝は平気で学校や会社に行ったのに、昼過ぎから急激に悪寒がして、夜には38度を超えているといったケースが典型になります。

 

チェック項目③や④のように、鼻水や咳といった「風邪らしい症状」の出方もポイントです。通常の風邪はのどの痛みや鼻水から始まりますが、インフルエンザはいきなり高熱などの全身症状から始まり、その後に遅れて咳や鼻水が出てくる傾向があります。

「これって風邪?それともインフル?」迷ったときの見分け方

インフルエンザと普通の風邪は、鼻水・咳・のどの痛みといった症状が似ているため、「どっちだろう」と迷うかもしれません。しかし、症状の強さや出方、発症のスピードに違いがあります。

 

ただし、これらはすべての方に当てはまるわけではありません。迷ったら医療機関へ相談しましょう。

インフルエンザの初期症状、どんな順番で出てくる?

「最初は熱と体の痛みがひどくて、熱が下がり始めた頃に咳がゴホゴホとひどくなる」という経過をたどるのが、インフルエンザの典型的なパターンになります。

 

感染してから症状が出るまでの潜伏期間は、通常1〜3日ほどです。その後、多くの方で、まず38度以上の発熱、悪寒、頭痛、関節痛や筋肉痛、全身倦怠感といった全身症状が一気に現れます。

 

鼻水や咳、のどの痛みといった呼吸器の症状は、それに少し遅れて現れることが多く、子どもの場合は、この段階で吐き気や下痢などを伴うこともあります。

風邪とインフルの症状は“出方”がちがう

風邪とインフルエンザを見分ける際、もっとも分かりやすい違いは症状の「出方」です。

 

一般的な風邪は、喉の違和感や鼻水から始まり、数日かけてゆっくりと症状が進んでいきます。熱が出ても微熱で済むことが多く、全身が痛くて動けないという事態にはなりにくいものです。

 

インフルエンザは、症状の立ち上がりが非常に急で、全身症状が強い点が特徴です。日中は普通に過ごしていたのに、数時間のうちに38〜39度の高熱、悪寒、全身の痛みで動くのもつらい状態になる、といった経過はインフルエンザでよくみられます。

 

「のど・鼻が中心で少しずつ悪化」は風邪、「急な高熱と全身の強いだるさ」はインフルエンザを疑う目安です。

発症の早さと重さがカギ!ウイルスの特徴をチェック

なぜ症状に違いが出るのかというと、原因となるウイルスの増殖スピードや体がウイルスと戦う反応の強さが異なるからです。

 

インフルエンザウイルスは感染力が非常に強く、体内で一気に増殖します。そのため、体もウイルスを排除しようとして急激に体温を上げたり、免疫反応として炎症物質を出したりするため、強い関節痛や筋肉痛が引き起こされるのです。

 

症状の「早さ」と「重さ」を感じたら、無理をせず休息を最優先にしてください。

コロナや普通の風邪とどう違う?まぎらわしい症状を比較!

風邪、インフルエンザ、そして新型コロナウイルス感染症。これらは似ているようでいて、重点的に現れる症状や経過に違いがあります。以下の表でそれぞれの傾向を確認してください。

主な症状の違い

項目 インフルエンザ 新型コロナ 普通の風邪
発症のしかた 数時間〜1日で急に悪化 比較的ゆっくり〜急な場合も 数日かけて徐々に
発熱 38度以上の高熱になりやすい 37〜38度台も多いが高熱も 出ても微熱〜37度台が多い
全身の痛み・倦怠感 強い関節痛・筋肉痛・倦怠感 倦怠感が長く続くことも 軽いだるさ程度が多い
鼻水・咳・のどの痛み 高熱とともに出る 咳・のどの痛みが目立つことも のど・鼻が中心で軽い
におい・味覚の異常 あっても一部 起こることがある まれ

 

併発や同時流行に注意が必要な理由

インフルエンザと新型コロナは、同じシーズンに同時流行することもあります。同時に感染(併発)する可能性もあり、その場合は重症化リスクが高まると考えられています。

 

自己判断で「ただの風邪だろう」と決めつけてしまうと、検査や治療のタイミングを逃すかもしれません。発熱、咳、倦怠感などまぎらわしい症状があるときは、「インフルかコロナか風邪か分からない」という前提で検査や受診方法を確認することが重要です。

どのタイミングで病院に行くべき?

インフルエンザは早すぎると検査で陽性が出ないこともあります。しかし、遅すぎると薬の効果が薄れてしまいます。

発症から48時間が勝負!早めの受診が推奨される理由

インフルエンザの治療薬を使う場合、もっとも効果が期待できるのは「発症から48時間以内」です。このタイミングで薬を使用することで、ウイルスの増殖を抑え、熱が出ている期間を短くしたり、症状を軽くしたりする効果が期待できます。

 

しかし、発熱直後はインフルエンザなのに「陰性」と判定されてしまうことがあります。推奨されるのは、発熱してから12時間以上経過し、かつ48時間以内のタイミングです。

すぐに病院へ行くべき“危険サイン”とは

・息苦しさや呼吸の乱れ

・胸の痛みが強い

・顔色が悪く唇が紫色っぽい

・ぐったりして呼びかけに反応しにくい

・けいれんが出ている

・嘔吐が続いて水分がとれない

・尿が極端に少ない

・熱が下がってきたのに再び高熱や強い咳がぶり返してきた

 

これらは重症化や肺炎などの合併症の兆候の可能性があります。時間を待たずにすぐに医療機関を受診、あるいは救急相談をしてください。

子ども・高齢者・持病がある人は特に注意

乳幼児、高齢者、妊娠中の人、心臓病・呼吸器疾患・糖尿病などの持病がある人は、インフルエンザ発症後に重症化しやすいとされています。

 

「少し様子を見よう」と先延ばしにせず、発熱や強い倦怠感が出た段階で医療機関やかかりつけ医に相談することが、重症化予防につながります。

インフルエンザは早期対応がカギ!予防と初動で差がつく

インフルエンザは、かかってしまった後の対応だけでなく、家族に広げないための予防や、疑わしいと思った瞬間の初動が非常に大切です。

家族内感染を防ぐために今日からできること

マスクの着用、こまめな手洗い・手指消毒、こまめな換気、共有タオルを避ける、食事をできるだけ別のタイミングにするなど、基本的な感染対策を行いましょう。

 

可能であれば、発症した人の部屋を分け、ドアノブなど共用部分を清拭消毒することで、インフルエンザウイルスの拡散をある程度抑えられます。

「あれ、おかしいかも」と思ったら最初にやるべきこと

違和感を覚えたら、まずは無理をせずに体を休めることが第一です。仕事や家事が残っていても、この段階で無理をすると免疫力が下がり、ウイルスに負けて症状が一気に悪化してしまいます。予定をキャンセルしてでも、早めに帰宅し睡眠時間を確保してください。

 

むやみに市販薬を重ねて飲むのではなく、水分をしっかりとり、安静にしながら、自治体やかかりつけ医の案内に沿って受診方法を確認することが第一歩です。

「インフルエンザかも」と思ったときにしてはいけないこと

インフルエンザの疑いがあるとき、良かれと思ってやったことが逆効果になったり、周囲に迷惑をかけたりすることがあります。自己判断は禁物です。

市販薬の使い方に注意!

一部の解熱鎮痛成分(アスピリン、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸など)は、インフルエンザにかかっている時に使用すると、特に子供において重篤な合併症を引き起こすリスクを高めると言われています。

 

自己判断で市販の風邪薬や鎮痛剤を飲む前に、必ず成分を確認するか、薬剤師に相談してください。市販薬で一時的に熱を下げてもウイルスが消えるわけではないので、最も確実なのは医師の処方を受けることです。

無理して学校・会社に行くのはNG

「少しくらいなら」と無理をして登校・出勤すると、自分の体調を悪化させるだけでなく、周囲への感染を拡げてしまいます。インフルエンザは、発症後数日間とくに他人へうつしやすく、集団生活の場では一気に広がる原因になります。

 

発熱・咳・倦怠感がある間は無理をせず、出席停止・出勤停止などのルールや医師の指示に従って静養しましょう。

他人への感染リスクにも配慮を

受診のために外出する際も、マスクの着用、咳エチケット、付き添い人数を最小限にするなど、他人への感染リスクを減らす配慮が必要です。待合室で長時間待たずに済むよう、事前に電話やウェブで受診方法を確認したり、オンライン診療を利用するのも有効です。

「インフルエンザかも」と感じたら早めの相談を

インフルエンザは早期発見・早期治療が、辛い症状を長引かせないための近道です。「もしかして?」と思ったら、ためらわずに専門家に相談しましょう。

外出が不安・忙しくて時間がないときはオンライン診療も選択肢に

高熱や倦怠感で外出がつらいとき、小さな子どもや高齢の家族を抱えて長時間待つのが難しいときは、オンライン診療を活用する方法もあります。

 

「SOKUYAKU(ソクヤク)」では、予約から診察、薬の処方箋の発行までをオンラインで完結できます。薬を自宅に配送してもらうことも可能なため、辛い体を引きずって薬局へ行く手間も省けます。

検査はできる?オンライン診療で「できること・できないこと」

オンライン診療そのものでは検査は行えません。購入できる医療用抗原検査キットを自分で使い、その結果(判定が出たキットの写真など)を医師に見せることで、確定診断の補助とするケースも増えています。

 

また、対面受診が必要かも相談できます。自宅でのセルフチェックと組み合わせて、早めの相談先として活用していきましょう。

コメント インフルエンザは、単なる風邪と違い、数時間で急激に高熱や強い全身症状が出る点が大きな特徴です。
『いつもより明らかにつらい』『急に寒気や体の痛みが強くなった』と感じた場合は、自己判断で様子を見るのではなく、早めに医療機関へ相談してください。特に発症から48時間以内は治療の選択肢が広がります。迷った時点で動くことが、重症化や周囲への感染を防ぐ第一歩です。

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インフルエンザ初期症状は?|自宅でできる簡単セルフチェックのイメージ
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監修医師 五藤 良将
経歴:千葉県立東葛飾高校卒、防衛医科大学校医学部卒。その後に自衛隊中央病院、防衛医科大学校病院、千葉中央メディカルセンターなどの勤務を経て2019年9月に継承開業に至る。 免許・資格:医師免許、日本抗加齢医学会専門医、日本内科学会認定医、日本旅行医学会認定医、日本医師会産業医、日本美容内科学会評議員 所属:医療法人社団五良会 竹内内科小児科医院 院長 医療法人社団五良会 理事長

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