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【医師監修】帯状疱疹の痛みから身を守るには?50歳を過ぎたら考えたいワクチン接種

つらい帯状疱疹は「防げる時代」に

帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうウイルスが大人になってから再び活性化して発症する病気です。50歳を過ぎると発症リスクが高くなり、強い痛みや長引く神経痛に悩まされる人も少なくありません。

 

2016年に50歳以上の方を対象に、予防のためのワクチン接種が承認されました。「年齢だから仕方がない」と諦めずに、予防という方法を知っておくことが大切です。

我慢は禁物!放置すると長引く神経痛の恐れも

帯状疱疹は、体の左右どちらかに帯のように現れる赤い発疹や水ぶくれが特徴で、強い痛みを伴います。発疹が治った後でも、神経のダメージによって慢性的な痛みが残ってしまうことがあり、これを「帯状疱疹後神経痛」と呼びます。

 

この神経痛は数ヶ月から数年にわたって続くことがあり、仕事や家事、睡眠に支障をきたすことも少なくありません。痛みが続いているのに我慢して放置すると、治療が長引くケースが多いので、異変を感じたら早めの受診が大切です。

なぜ今、ワクチンが注目されているのか

帯状疱疹は治療薬があるとはいえ、発症してからでは痛みを完全に防ぐことは難しく、後遺症を残さないためには「そもそもかからない」ことが理想的です。これまでは予防手段が限られていましたが、現在はワクチン接種によって発症率を大幅に下げ、神経痛のリスクも減らせることがわかっています。

 

さらに2025年度からは、一部の年齢層で定期接種として公費での助成も始まり、より多くの方が接種しやすい環境が整いました。年齢とともに高まるリスクに備え、元気に年を重ねるために、帯状疱疹ワクチンが注目されています。

あなたに合うのはどっち?2種類の帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹を予防するワクチンは、日本では「生ワクチン」と「不活化ワクチン(組換えワクチン)」の2種類です。それぞれに特徴や適した対象、接種回数、予防効果が異なるため、どちらを選ぶかは年齢や健康状態によって変わります。接種を検討する際は、必ず医師と相談して自分に合ったワクチンを選びましょう。

生ワクチン

生ワクチンは、弱毒化した水痘ウイルスを使ったもので、もともとは子どもの水ぼうそうの予防用として広く使用されてきました。2016年に成人向けの帯状疱疹予防としても認められ、50歳以上の健康な方が対象です。接種は1回だけで、皮下に注射します。

 

接種後1年でおおよそ6割程度の発症予防効果があり、5年後には4割程度に低下するとされています。比較的費用が抑えられるため、コストを重視する方に選ばれることが多いですが、免疫力が低下している方や妊娠中の方は接種できません。

不活化ワクチン

不活化ワクチン(組換え帯状疱疹ワクチン)は、ウイルスそのものではなくウイルスの成分を利用して作られたワクチンです。2018年に日本で成人向けの使用が承認されました。免疫力が低下している方や、治療中の方でも接種できます。

 

対象は50歳以上、または帯状疱疹にかかるリスクが高いとされる18歳以上の方で、2回の筋肉内注射が必要です(通常は2か月の間隔を空けて接種)。予防効果は1年後で9割以上と非常に高く、5年後も9割程度、10年後でも7割程度の効果が維持されると報告されています。ただし、接種費用は生ワクチンより高くなる傾向があります。

帯状疱疹ワクチンの副反応は

どちらのワクチンも安全性は確認されていますが、接種後に体調の変化が現れることがあります。副反応の種類や頻度を知り、万が一のときに適切に対応できるようにしましょう。

よくある副反応と対策

生ワクチン・不活化ワクチンともに、接種した部分に赤みや腫れ、痛みなどの局所的な症状が比較的多く見られます。不活化ワクチンでは、筋肉痛や倦怠感、発熱、頭痛などの全身症状が出ることもありますが、これらは数日以内に自然に治まることがほとんどです。

 

接種後は無理をせず、体を休めて様子をみましょう。痛みや腫れが強い場合は、冷やしたり、必要に応じて医師に相談してください。

ごくまれな重い副作用

帯状疱疹ワクチンでは頻度は低いものの、重い副作用が報告されることもあります。生ワクチンではアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎など、不活化ワクチンではショックや重度のアレルギー反応が起こる可能性があります。接種後に息苦しさや全身のじんましん、意識の混濁など異変を感じた場合は、速やかに接種を受けた医療機関や救急医療機関を受診してください。

接種できないケース

帯状疱疹ワクチンは、重い急性疾患にかかっている人や、接種予定のワクチンに対して過去に重いアレルギー反応を起こしたことがある人は接種できません。生ワクチンは、免疫が低下している人や妊娠中の人には接種できないため、注意が必要です。接種の可否や適切なタイミングについては、必ず事前に医師と相談し、体調が良いときに接種を受けるようにしましょう。

2025年から定期接種スタート!対象者は?

これまで帯状疱疹ワクチンは任意接種でしたが、2025年4月からは一部の年齢の方を対象に予防接種法に基づく定期接種として受けられるようになりました。対象年齢や手続き方法を確認しておきましょう。

対象年齢

年度内に65歳を迎える方が定期接種の対象です。また、60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルス(HIV)による重い免疫障害があり、日常生活がほとんど不可能な方も含まれます。さらに、2025年度から2029年度までの5年間は経過措置として、その年度に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も対象です。2025年度に限り、100歳以上の方は全員が対象とされています。

自己負担額の目安

帯状疱疹ワクチンの接種費用は、使用するワクチンの種類や自治体の助成内容によって異なります。接種費用は、生ワクチンの場合は1回あたり7,000円から10,000円程度、不活化ワクチンは2回接種で合計40,000円から60,000円程度が目安です。この金額に補助が行われます。

 

定期接種の対象者は費用の一部が公費で助成されますが、助成の詳細や自己負担額は自治体ごとに異なるため、お住まいの市区町村の窓口や公式ホームページで確認しておきましょう。

接種するには

帯状疱疹ワクチンの定期接種は、地域の医療機関やかかりつけ医で受けられます。接種を希望する方は、まず自治体から送られてくる接種券や案内を確認し、予約の必要がある場合は早めに医療機関へ連絡しましょう。

 

接種当日は体調が良いことが大切です。発熱など体調不良があると接種できないこともあるため、心配な場合は事前に医師へ相談してください。接種後はしばらく院内で安静に過ごし、副反応がないことを確認してから帰宅しましょう。

予防接種だけじゃない!帯状疱疹を予防するには

帯状疱疹を防ぐには、ワクチン接種だけでなく、日頃から免疫力を落とさない生活を心がけることも大切です。免疫力が下がると、体に潜んでいた水ぼうそうウイルスが再び活性化し、発症しやすくなります。

 

栄養バランスの良い食事や、適度な運動、十分な睡眠を意識しましょう。体を動かして血流を良くし、リラックスして質の良い睡眠を取ることが免疫力の維持につながります。また、笑うこともストレスを和らげ、免疫機能を助けてくれます。

ワクチンの目的は重症化の予防、帯状疱疹を発症した場合は皮膚科を受診しよう

帯状疱疹ワクチンは、発症を完全に防ぐものではありません。発症するリスクを減らし、もし発症しても重症化を防ぐことを目的としています。

 

万が一、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが出て痛みを感じた場合は、早めに皮膚科を受診してください。治療薬は早く使うほど効果的です。痛みを我慢せず、自己判断で様子を見ないことが、後の神経痛を防ぐためにも大切です。

忙しくて通院する時間がない方にはオンライン診療もおすすめ

忙しくて病院に行く時間がとれない方でも、医師の診察を受けられる方法としてオンライン診療があります。自宅や職場など、都合の良い場所から診察を受けられるため、時間を有効に使いたい方に便利です。

オンライン診療とは

オンライン診療について

 

オンライン診療は、スマートフォンやパソコン、タブレットなどを使い、インターネットを通じて医師の診察を受けられる医療サービスです。ビデオチャットで医師と話しながら、病状の相談や薬の処方をしてもらえます。診察の予約、問診、診断、処方箋の発行、支払いまでをすべてオンラインで完結できるため、忙しい方にとっては負担が少ない診療方法です。

SOKUYAKUとは

SOKUYAKU(ソクヤク) は、オンライン診療をアプリでスムーズに受けられるサービスです。診察の予約からお薬の受け取りまで、すべてのステップを簡単に完結できます。

 

専門スタッフによるサポートがあり、お気に入りのクリニックや薬局を登録できる機能や、お薬手帳をデジタルで管理できる機能も備わっています。全国どこからでも利用でき、当日または翌日にお薬を受け取れるのも大きな魅力です。

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まとめ

帯状疱疹はワクチンを接種することで、発症や重症化を防ぎ、神経痛などの後遺症のリスクを減らすことが期待できます。50歳以上の方は、定期接種の対象になる場合があるため、早めに情報を確認しておくと安心です。ワクチンだけでなく、免疫力を保つ健康的な生活習慣も予防には欠かせません。もし帯状疱疹を発症してしまったときは、自己判断で様子を見ず、できるだけ早く皮膚科を受診して適切な治療を受けましょう。

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【医師監修】帯状疱疹の痛みから身を守るには?50歳を過ぎたら考えたいワクチン接種のイメージ

「帯状疱疹は年のせいだから仕方ない」と思っていませんか?50歳を過ぎると、誰でも帯状疱疹を発症するリスクが高まります。皮膚の発疹だけでなく、強い神経痛が長引く後遺症を引き起こすこともあり、軽く考えるのは危険です。予防として期待できる方法のひとつがワクチン接種になります。帯状疱疹ワクチンは、2024年4月1日から定期接種となりました。この記事では、帯状疱疹ワクチンの種類や効果、副反応、接種できる人など、知っておきたい情報を医師監修のもとでわかりやすくお伝えします。

つらい帯状疱疹は「防げる時代」に

帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそうウイルスが大人になってから再び活性化して発症する病気です。50歳を過ぎると発症リスクが高くなり、強い痛みや長引く神経痛に悩まされる人も少なくありません。

 

2016年に50歳以上の方を対象に、予防のためのワクチン接種が承認されました。「年齢だから仕方がない」と諦めずに、予防という方法を知っておくことが大切です。

我慢は禁物!放置すると長引く神経痛の恐れも

帯状疱疹は、体の左右どちらかに帯のように現れる赤い発疹や水ぶくれが特徴で、強い痛みを伴います。発疹が治った後でも、神経のダメージによって慢性的な痛みが残ってしまうことがあり、これを「帯状疱疹後神経痛」と呼びます。

 

この神経痛は数ヶ月から数年にわたって続くことがあり、仕事や家事、睡眠に支障をきたすことも少なくありません。痛みが続いているのに我慢して放置すると、治療が長引くケースが多いので、異変を感じたら早めの受診が大切です。

なぜ今、ワクチンが注目されているのか

帯状疱疹は治療薬があるとはいえ、発症してからでは痛みを完全に防ぐことは難しく、後遺症を残さないためには「そもそもかからない」ことが理想的です。これまでは予防手段が限られていましたが、現在はワクチン接種によって発症率を大幅に下げ、神経痛のリスクも減らせることがわかっています。

 

さらに2025年度からは、一部の年齢層で定期接種として公費での助成も始まり、より多くの方が接種しやすい環境が整いました。年齢とともに高まるリスクに備え、元気に年を重ねるために、帯状疱疹ワクチンが注目されています。

あなたに合うのはどっち?2種類の帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹を予防するワクチンは、日本では「生ワクチン」と「不活化ワクチン(組換えワクチン)」の2種類です。それぞれに特徴や適した対象、接種回数、予防効果が異なるため、どちらを選ぶかは年齢や健康状態によって変わります。接種を検討する際は、必ず医師と相談して自分に合ったワクチンを選びましょう。

生ワクチン

生ワクチンは、弱毒化した水痘ウイルスを使ったもので、もともとは子どもの水ぼうそうの予防用として広く使用されてきました。2016年に成人向けの帯状疱疹予防としても認められ、50歳以上の健康な方が対象です。接種は1回だけで、皮下に注射します。

 

接種後1年でおおよそ6割程度の発症予防効果があり、5年後には4割程度に低下するとされています。比較的費用が抑えられるため、コストを重視する方に選ばれることが多いですが、免疫力が低下している方や妊娠中の方は接種できません。

不活化ワクチン

不活化ワクチン(組換え帯状疱疹ワクチン)は、ウイルスそのものではなくウイルスの成分を利用して作られたワクチンです。2018年に日本で成人向けの使用が承認されました。免疫力が低下している方や、治療中の方でも接種できます。

 

対象は50歳以上、または帯状疱疹にかかるリスクが高いとされる18歳以上の方で、2回の筋肉内注射が必要です(通常は2か月の間隔を空けて接種)。予防効果は1年後で9割以上と非常に高く、5年後も9割程度、10年後でも7割程度の効果が維持されると報告されています。ただし、接種費用は生ワクチンより高くなる傾向があります。

帯状疱疹ワクチンの副反応は

どちらのワクチンも安全性は確認されていますが、接種後に体調の変化が現れることがあります。副反応の種類や頻度を知り、万が一のときに適切に対応できるようにしましょう。

よくある副反応と対策

生ワクチン・不活化ワクチンともに、接種した部分に赤みや腫れ、痛みなどの局所的な症状が比較的多く見られます。不活化ワクチンでは、筋肉痛や倦怠感、発熱、頭痛などの全身症状が出ることもありますが、これらは数日以内に自然に治まることがほとんどです。

 

接種後は無理をせず、体を休めて様子をみましょう。痛みや腫れが強い場合は、冷やしたり、必要に応じて医師に相談してください。

ごくまれな重い副作用

帯状疱疹ワクチンでは頻度は低いものの、重い副作用が報告されることもあります。生ワクチンではアナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎など、不活化ワクチンではショックや重度のアレルギー反応が起こる可能性があります。接種後に息苦しさや全身のじんましん、意識の混濁など異変を感じた場合は、速やかに接種を受けた医療機関や救急医療機関を受診してください。

接種できないケース

帯状疱疹ワクチンは、重い急性疾患にかかっている人や、接種予定のワクチンに対して過去に重いアレルギー反応を起こしたことがある人は接種できません。生ワクチンは、免疫が低下している人や妊娠中の人には接種できないため、注意が必要です。接種の可否や適切なタイミングについては、必ず事前に医師と相談し、体調が良いときに接種を受けるようにしましょう。

2025年から定期接種スタート!対象者は?

これまで帯状疱疹ワクチンは任意接種でしたが、2025年4月からは一部の年齢の方を対象に予防接種法に基づく定期接種として受けられるようになりました。対象年齢や手続き方法を確認しておきましょう。

対象年齢

年度内に65歳を迎える方が定期接種の対象です。また、60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルス(HIV)による重い免疫障害があり、日常生活がほとんど不可能な方も含まれます。さらに、2025年度から2029年度までの5年間は経過措置として、その年度に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も対象です。2025年度に限り、100歳以上の方は全員が対象とされています。

自己負担額の目安

帯状疱疹ワクチンの接種費用は、使用するワクチンの種類や自治体の助成内容によって異なります。接種費用は、生ワクチンの場合は1回あたり7,000円から10,000円程度、不活化ワクチンは2回接種で合計40,000円から60,000円程度が目安です。この金額に補助が行われます。

 

定期接種の対象者は費用の一部が公費で助成されますが、助成の詳細や自己負担額は自治体ごとに異なるため、お住まいの市区町村の窓口や公式ホームページで確認しておきましょう。

接種するには

帯状疱疹ワクチンの定期接種は、地域の医療機関やかかりつけ医で受けられます。接種を希望する方は、まず自治体から送られてくる接種券や案内を確認し、予約の必要がある場合は早めに医療機関へ連絡しましょう。

 

接種当日は体調が良いことが大切です。発熱など体調不良があると接種できないこともあるため、心配な場合は事前に医師へ相談してください。接種後はしばらく院内で安静に過ごし、副反応がないことを確認してから帰宅しましょう。

予防接種だけじゃない!帯状疱疹を予防するには

帯状疱疹を防ぐには、ワクチン接種だけでなく、日頃から免疫力を落とさない生活を心がけることも大切です。免疫力が下がると、体に潜んでいた水ぼうそうウイルスが再び活性化し、発症しやすくなります。

 

栄養バランスの良い食事や、適度な運動、十分な睡眠を意識しましょう。体を動かして血流を良くし、リラックスして質の良い睡眠を取ることが免疫力の維持につながります。また、笑うこともストレスを和らげ、免疫機能を助けてくれます。

ワクチンの目的は重症化の予防、帯状疱疹を発症した場合は皮膚科を受診しよう

帯状疱疹ワクチンは、発症を完全に防ぐものではありません。発症するリスクを減らし、もし発症しても重症化を防ぐことを目的としています。

 

万が一、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが出て痛みを感じた場合は、早めに皮膚科を受診してください。治療薬は早く使うほど効果的です。痛みを我慢せず、自己判断で様子を見ないことが、後の神経痛を防ぐためにも大切です。

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専門スタッフによるサポートがあり、お気に入りのクリニックや薬局を登録できる機能や、お薬手帳をデジタルで管理できる機能も備わっています。全国どこからでも利用でき、当日または翌日にお薬を受け取れるのも大きな魅力です。

まとめ

帯状疱疹はワクチンを接種することで、発症や重症化を防ぎ、神経痛などの後遺症のリスクを減らすことが期待できます。50歳以上の方は、定期接種の対象になる場合があるため、早めに情報を確認しておくと安心です。ワクチンだけでなく、免疫力を保つ健康的な生活習慣も予防には欠かせません。もし帯状疱疹を発症してしまったときは、自己判断で様子を見ず、できるだけ早く皮膚科を受診して適切な治療を受けましょう。

コメント ワクチン接種日は体調を整え、前後24時間は過度な飲酒・激しい運動を控えましょう。生ワクチンは妊娠中および免疫抑制治療中の方には不適のため、不活化ワクチンを選択してください。2回接種型では2ヵ月間隔を厳守することが十分な免疫獲得につながります。接種部位の痛みや発熱は数日で軽快するため、安静と水分補給で様子を見つつ、強い症状が続けば医師に相談してください。

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監修医師 松澤 宗範
青山メディカルクリニック院長/慶応義塾大学病院形成外科

皮膚科, 形成外科, 総合内科, 美容外科, 美容皮膚科, 先端医療, 再生医療

2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業 2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局 2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科 2017年4月 横浜市立市民病院形成外科 2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科 2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職 2019年2月 銀座美容外科クリニック 分院長 2020年5月 青山メディカルクリニック 開業
青山メディカルクリニック院長/慶応義塾大学病院形成外科 皮膚科, 形成外科, 総合内科, 美容外科, 美容皮膚科, 先端医療, 再生医療 2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業 2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局 2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科 2017年4月 横浜市立市民病院形成外科 2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科 2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職 2019年2月 銀座美容外科クリニック 分院長 2020年5月 青山メディカルクリニック 開業

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