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花粉症は早めの対策で日常生活に支障がない程度まで症状の軽減が可能!

監修SOKUYAKU 編集部
更新日:2024年02月29日

更新日:2024年02月29日

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今年も花粉症の季節がやってきました。例年同様、同じタイミングでクリニックに足を運び「薬をもらって病院に行って...」と通院がめんどくさいと感じていないでしょうか。

花粉症はなんといっても早めの対策が必要です。事前に薬を服用しておくことで、鼻水やくしゃみなどに悩まされることなく日常生活を送ることができる程度まで花粉症の症状を抑えられる可能性があります。

今回は今年の花粉飛散予想と有用な花粉症対策のひとつである「初期療法」について紹介していきます。

早めの対策は日常生活に支障がない程度まで花粉症症状の軽減が可能!

春先のスギ・ヒノキ花粉による花粉症は、多くの方にとって悩みの種になっていることでしょう。

 

その一方で、花粉が飛散する期間や飛散量はおおよそ予想できるため、花粉症シーズンが到来する前から対策を取ることができます。

 

その対策のひとつが、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などを早期から服用する「初期療法」です。

 

ある研究ではスギ花粉の飛散開始から7日後までに初期療法を開始することで、鼻閉などの花粉症症状を軽度にとどめ、花粉飛散中でも日常生活にほとんど支障のない状態を保つと報告されています。

花粉の飛散が始まる頃からの対策がおすすめ

花粉症の症状が悪化して我慢できなくなってから病院へ行って治療を開始しても、薬の効果が発揮されるまでには少し時間がかかってしまうだけでなく、十分に症状を抑えることができなくなってしまうことがあります。

 

そこで、花粉症の治療法として鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版で推奨されている治療方法のひとつが先ほど紹介した初期療法です。

 

花粉症に対する初期療法は花粉の飛散開始もしくは症状が出始めた時に開始することが推奨されています。

 

日本気象協会からの発表(2024年02月21日発表)によると、各地域での飛散開始時期は以下のように予想されています。

 

・宮城県 仙台市  2月15日
・茨城県 水戸市  2月13日
・東京都 千代田区 2月13日
・富山県 富山市  2月13日
・大阪府 大阪市  2月16日
・広島県 広島市  2月13日
・香川県 高松市  2月17日

 

既に鼻水やくしゃみが出始めた方やお住まいの地域の飛散開始予想時期が迫っている方は粉症のツラさから少しでも逃れるためにも早めに準備をしておきましょう。

 

初期療法の他にも、マスク・眼鏡・帽子の着用や花粉が付着しやすいウールの服は避けることなども花粉症対策として有用です。

花粉症のピークはいつか?

花粉症はスギ花粉やヒノキ花粉などを身体が抗原(異物)と認識し、それを体内から排除するために免疫機能が働くことで生じる症状です。

 

このことから、抗原(=花粉)が多い時期、つまり花粉飛散量がピークの期間に最も花粉症の症状が重症化しやすいと考えられます。

 

日本気象協会からの発表によると、例年通りに九州や四国・中国・東海・関東の一部から2月上旬に花粉の飛散が始まる見込みです。

 

その後、スギ・ヒノキ花粉の飛散ピーク時期は以下のように予測されています。

スギ花粉

東北 3月上旬~3月下旬

関東・甲信 3月上旬~3月下旬

北陸 3月上旬~3月中旬

東海 3月上旬~3月中旬

近畿 3月上旬~3月中旬

中国 3月上旬

四国 2月下旬~3月中旬

九州 2月下旬~3月上旬

ヒノキ花粉

関東・甲信 3月下旬~4月中旬

北陸 4月上旬

東海 4月上旬

近畿 4月上旬

中国 3月下旬~4月上旬

四国 3月下旬~4月中旬

九州 3月中旬~4月上旬

今年の日本各地の花粉飛散量は北海道を除いて「例年並み」、北海道の飛散量は「例年より非常に多い」と見込まれています。

 

ただし、例年並みと予想されている地域でも東海・北陸・関東甲信は昨年より飛散量が多くなると予想されているため、昨年症状があまり出なかった方も今年は十分に花粉症対策を行っておくと良いでしょう。

花粉症対策の終わりはいつ頃になる?

スギ・ヒノキ花粉の飛散は4月上旬~下旬あたりまで続くことが予想されています。

 

重症度によって治療法や治療期間は異なりますが、花粉症シーズン中にのみ行う対策は花粉の飛散が終わり、花粉症の症状が治まるまで続けておきましょう。

花粉症対策はオンライン診療の活用がおすすめ

効果的な花粉症対策のひとつは初期療法をはじめとする抗アレルギー薬の服用です。

 

しかしながら、毎年スギ・ヒノキ花粉による花粉症のシーズンになると決まった薬を服用している方にとって、「病院へ行っていつもの薬をもらう」ための通院は煩わしいと感じることがあるかもしれません。

 

このように、「薬は欲しいけれど、同じ薬をもらうために通院するのは面倒」と感じている方はオンライン診療を試してみてはいかがでしょうか。

 

オンライン診療を利用することで通院をしなくとも花粉症の治療が可能となります。

 

花粉症シーズンでも生活の質を落とすことなく過ごすためには初期療法が大切です。

 

毎年花粉症の薬は飲んでいるけれど、外出が億劫もしくは時間がないなどの理由で病院を受診しておらずにまだ花粉症対策が十分にできていないという方は、オンライン診療を利用する良い機会ですね。

最近ではオンライン診療を行っている病院も増えており、誰でも気軽に相談できるという状況が生まれています。

 

オンライン診療は、
・受付や会計の待ち時間が短縮される。
・自宅や外出先で診療が受けられる。
・院内処方の場合くすりが自宅に届く。
・院内感染・二次感染のリスクがない。
などのメリットがあり、非常に便利なサービスです。

 

SOKUYAKUでは、多数の診療科目や全国から病院を探すことができます。

 

また、新型コロナウイルス感染症の検査は、医療機関以外の自宅でも実施が可能です。

 

SOKUYAKUで、ビデオ通話にて診療をご受診頂き、PCR検査をご希望の場合は、SOKUYAKUからご自宅で唾液採取して頂く検査キットをご注文頂けます。

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周辺への感染の可能性を配慮して外出を控えたいやその他事情により、病院に行くことが難しい場合は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。

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