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「何科にいけばいいかわからない…」病院選びに困ったときの相談先を紹介

監修SOKUYAKU 編集部
2022年06月8日
2022年06月8日
「何科にいけばいいかわからない…」病院選びに困ったときの相談先を紹介のイメージ
体調を崩したときに「何科にいけばいいかわからない」と悩んでいませんか?救急車を呼ぶべき状態か、明日まで様子を見ていいのか判断に迷うこともあるでしょう。今回は何科に行けばわからないときの相談先を緊急度別で紹介します。合わせて診療科の選び方やそれぞれの特徴・注意点も解説します。この記事を読めば、病院・診療科選びに不安を感じなくなるでしょう。

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急な体調不良や怪我の際に、スマートフォンで病院や診療科で探す人が増えています。

しかし、医療機関の情報はたくさんあり「病院に行きたいけど...何科にいけばいいかわからない」「どこに相談すればいいかわからない...」と悩んでしまう方も多いことでしょう。

実際に、重症化するまで我慢したり、見当外れな診療科を受診したり、闇雲に救急車を呼ぶ人も多く、そのような方を対象とした相談施設が増えている現状もあります。

今回の記事では、相談先が分からない方のために緊急度に応じた相談先や適切な治療を受けるために知っておきたい診療科の特徴をご紹介していきます。自身の症状や緊急度に加味し、適切な場所に相談・受診ができるようになりましょう。

何科にいけばいいかわからないとき、相談先に悩んだら

「何科に行けばいいかわからない」時の相談先を、緊急度別にご紹介します。自身の症状に合わせた相談先を検討しましょう。

緊急度高:「119」に電話する

救急車の要請・搬送件数は年々増加傾向で、救急車で運ばれた人の半数が入院が必要ではない軽症であったとの報告もあります。急を要さない症状でも「交通手段がない」「どこの病院を受診したらいいかわからない」と気軽に救急車を呼ぶ人が少なくありません。
どのような状況で救急車を呼べばいいのか悩む人を減らし、不適切な救急車利用を減らすために消防庁は「高齢者」「成人」「子供」の救急車利用リーフレットを作成しています。該当する症状がある方は、119に電話し救急車を要請してください。

緊急度中:急いでいるなら「#7119」に電話をし問い合わせる

「#7119」は119に電話するほど重症ではないけれど、何科にいけばいいかわからないときに相談できます。東京消防庁では病院か救急車か迷ったら、「#7119」への電話を推奨しています。
※引用:東京消防庁|#7119|緊急相談センターのしくみ

119番との違い


119番に電話すると直ちに救急車が手配されますが、「#7119」は救急の受診が必要かどうかを相談でき、受診先を探せる窓口です。電話をすると症状に基づいて救急車を呼ぶ必要があるのか、受診をする必要があるのかを医師や看護師、トレーニングを受けた専門相談員からアドバイスが受けられます。

#7119実施エリア


7119は119番と異なり全国どこでも利用できる訳ではありません。令和3年10月時点で#7199が利用できる地域は、以下の地図・表のとおりです。
※引用:総務省消防庁|救急安心センタ―事業(#7119)ってナニ?

#7119以外にも地域独自のシステムで、救急相談をおこなっている自治体もあります。ご自身のお住まいの地域で救急電話相談が利用できるかは、自治体のホームぺージをご確認ください。

#7119活用方法


#7119では受診の相談ができるだけではありません。緊急性が高い場合には救急車の手配が受けられます。緊急性が低い場合にも、受診のタイミングのアドバイスや医療機関の紹介が受けられます。

しかし、セカンドオピニオンの紹介や健康相談、医薬品情報に関することは相談できません。何科を受診したらいいかわからない人にとって、#7119はとても頼りになりますね。

緊急度中:子どもの病気は『#8000』こども医療でんわ相談に電話する

#8000は、休日・夜間にこどもの病気の対応に困ったときに相談できる窓口です。電話すると小児科医師・看護師に直接相談でき、子どもの症状に応じた対応や受診のアドバイスが受けられます。

#7119は利用できる地域が限定されていますが、#8000は全国どこでも利用できます。表のように相談件数は年々増加しており、子育て中の保護者の強い味方です。

緊急度中:かかりつけ医に相談する

かかりつけ医は健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のことです。かかりつけ医は診療科や病院の規模は問いません。

自宅や職場の近くにある、風邪や腹痛などの時に気軽に相談できる病院や医師がかかりつけ医となるのが一般的です。ご自身の病気など今までの経過を知っているため、適切な医療機関を紹介できる心強い味方です。

緊急度低:「ネットで医師に相談できる」オンライン診療を活用する

スマートフォン一つで受診できるオンライン診療に力を入れる病院が増えています。最近では、オンライン診療のみで外来診療はおこなわない病院もあります。新型コロナウイルス感染症蔓延前は、初めて受診する患者さんはオンライン診療を受けられませんでしたが、現在は誰でも気軽に受診できます。
緊急性のない症状で医師に相談したい人は、オンライン診療の活用も検討してください。

緊急度低:全国版救急受診アプリ「Q助」を利用する

Q助は症状を画面上で選択すると、緊急度に応じた必要な対応が表示されるアプリです。救急車が必要か自宅で様子が見れるかがわかります。そのほかにも医療機関の選択や、受診手段の検索もおこなえます。
※引用:消防庁|全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」)

Q助についてくわしく知りたい方は、こちらのページを参照ください。

こんなときは何科に行けばいい?症状別の病院・診療科の選び方

症状に合わせてご自身で診療科を選びたい方のために、簡単な症状別の診療科の判断方法を紹介します。

熱や腹痛は「内科」

内科は手術ではなく、薬や日常生活習慣の改善で病気の治癒をおこないます。消化器や循環器、呼吸器、神経系だけでなく、アレルギーや感染症も内科で診療します。

血が出ていたら「外科」

外科は手術によって治療をおこないます。消化器や循環器、脳神経、整形などが代表的な外科で診察する病気です。出血をともなう傷や怪我の場合は、外科の受診がおすすめです。

急に症状が悪化した、夜間や緊急時は「救急」

急に症状が悪化したときや、夜間・緊急時に受診するのは救急です。救急には以下の3つの種類があります。
急に症状が悪化した場合には、高度救命救急センターを併設している病院への受診を検討しましょう。

判断に困ったら「総合内科」「総合診療科」

総合内科は消化器や循環器、呼吸器などの専門分野にとらわれず、総合的に全身を診る診療科です。何科にいけばいいかわからない、症状が複数あるような病気の診断・治療を担当します。また、何科に行けばよいか判断がつかないときに診断するのも総合内科・総合診療科の役割です。

適切な治療を受けるために知っておきたい診療科の違い

緊急度が低い場合には、ご自身で受診先を探すことがあるかもしれません。その際に「○○科」の違いや特徴を知っておけば、病院選びに迷うことは少なくなるでしょう。

「○○科」は誰が決める?

○○科は医師自身が決めています。自身の専門領域や得意分野、地域のニーズにあわせて標榜できます。厚生労働省は診療科の表示形式に一定の基準を設けており、患者さんがわかりやすい表記が工夫されています。

○○科の種類

○○科は単独に記載できる名称と、体の部位や年齢・診療方法・症状を組み合わせて記載する名称の2つがあり、具体的には以下です。1)
<単独の名称をもって診療科名とするもの>
内科、外科、精神科、アレルギー科、リウマチ科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科 (産科、婦人科)、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科(放射線診 断科、放射線治療科)、病理診断科、臨床検査科、救急科、麻酔科


○○科は単独に記載できる名称と、体の部位や年齢・診療方法・症状を組み合わせて記載する名称の2つがあり、具体的には以下です。1)
<組み合わせて記載する名称>
①体の部位や器官・組織(頭部・心臓・血管など)+②病気の名前(感染症・がん・アレルギーなど)+③患者の特性(男性・女性・小児・成人・高齢者)+④医学的処置(整形・美容・心療}を組み合わせて記載する
(例:呼吸器内科、消化器内科、消化器外科、循環器内科、心臓血管外科、小児科、脳神経外科、美容皮膚科、糖尿病・代謝内科、美容皮膚科、ペインクリニック・整形外科など)

総合病院と個人病院の○○科の違い

総合病院と個人病院に記載されている診療科で、診断できる病気には違いはありません。しかしより詳細な検査をおこなうことは難しく、高度な検査や治療が必要な場合には転院が必要です。
総合病院には専門性をもった医師が複数在籍し、診療科を超えたチーム医療を受けられます。さまざまな症状がある、重篤な症状がある、個人病院ではなかなかよくならない場合には総合病院の受診がおすすめです。

似ている診療科の見分け方

診療科名には似ている名称がいくつかあります。その違いを知っておくだけで病院選びに悩みにくくなります。代表的な診療科を3つ紹介します。

消化器内科と内科・胃腸科


消化器内科と内科・胃腸科の違いは、先述した標榜名称の組み合わせの違いだけです。治療内容に大きく違いはありませんので、胃腸・消化器症状に悩む方は受診を検討してください。

整形外科・形成外科


整形外科と形成外科は治療内容が大きく異なります。

整形外科は、骨や関節とそれに関連する筋肉や神経の運動機能能力の改善を目指しています。背骨や骨盤、手足などの治療をおこないます。

形成外科は、体の組織の異常や変形・傷の形や見た目を整えることを目的としています。

骨折や打撲で骨や関節・筋肉を痛めたら整形外科。怪我で傷跡が残ったり、やけどをしたり、体の表面に腫瘍やできものあざができた場合には形成外科を受診しましょう。

心療内科・精神科


どちらも心の病気を治療しますが、2つには違いがあります。

心療内科は、心の病気が原因で体にさまざまな症状があらわれる人の治療をおこないます。たとえば、うつ病や不眠症、ストレスによる心身症、拒食症などです。吐き気や下痢・腹痛など一見内科に受診するような症状の原因が、実は心の病気であるケースもあります。

精神科は、心の病気(精神疾患)を専門的に治療します。依存症やうつ病、摂食障害、パニック障害、統合失調症、適応障害などの病気です。

心療内科・精神科にはまだまだ偏見もあり、受診をためらう人も少なくありません。ご自身でどちらか判断すればいいか迷う際には、心療内科・精神科の両方を標榜する病院がおすすめです。
最近では「メンタルクリニック」「こころの病院」など初めての人も受診しやすい病院名を工夫する医療機関も増えていますので、まずは受診しやすいほうを選ぶとよいでしょう。

自己判断せず正しい情報で病院・診療科を選ぼう

何科にいけばいいかわからないときは、症状の重症度別に相談先を検討してください。判断が難しいときには緊急時は救急、それ以外には総合内科・総合病院科がおすすめです。自己判断で受診のタイミングが遅れると、病状を悪化させてしまう危険性があります。#7119や#8000などに相談し、正しい情報をもとに診療科や病院を選びたいですね。

1)標榜診療科名について 町田市|標榜診療科名について 町田市
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