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帯状疱疹になったら絶対にしてはいけないことは?症状悪化を防ぐ正しい対処法

帯状疱疹になったときにしてはいけないこととは?

帯状疱疹のときに避けるべき行動は以下のようなものがあります。

 

・水ぶくれをつぶす

・患部を冷やす

・水ぼうそうにかかったことのない人(特に乳幼児や妊婦)と接触する

・無理をする

・医療機関を受診せず放置する

 

これらの行為は、症状の悪化や他人への感染リスクを高めるかもしれません。とくに水ぶくれや痛みのある発疹が出たときは、正しい処置をしないと、後遺症が残ることもあります。初期対応で経過が大きく変わるため、慎重に行動しましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと①『水ぶくれをつぶす』

帯状疱疹において最も避けたい行動のひとつが「水ぶくれをつぶすこと」です。見た目が気になって触れたくなるかもしれません。しかし、水泡にはウイルスが含まれており、感染や悪化の原因になります。

水ぶくれを自分でつぶすのはNG

帯状疱疹の特徴でもある水ぶくれ(疱疹)は、ウイルスが活性化した証拠です。水ぶくれの中には水痘・帯状疱疹ウイルスが多く含まれており、無理につぶすことで、その部分から細菌が侵入し、二次感染を起こす危険があります。また、破れた患部に触れた手から、他の部位や他人へウイルスを広げてしまう可能性も否定できません。清潔に保つことが基本で、つぶさないことが最大の予防策です。

かさぶたになるまで工夫を

水ぶくれはおよそ1週間前後で自然に乾き、かさぶたへと変化していきます。この間は、患部をむやみに触らず、必要に応じてガーゼなどで覆って保護しましょう。すでに破れてしまった場合も、こすらずやさしく洗い、処方された薬を使いながら清潔を保つことが大切です。無理をせず、自然な回復を待つことが、帯状疱疹をこじらせないための基本です。

帯状疱疹でやってはいけないこと②『患部を冷やす』

痛みやかゆみが強いと、つい冷やしたくなるかもしれません。しかし、帯状疱疹の痛みは神経由来のため、冷やすことで悪化するおそれがあります。

冷やすことで血流が悪化し痛みが強まることも

帯状疱疹の痛みは神経の炎症によるものであり、冷やすことで血管が収縮し、血流が悪くなると、神経への刺激が強くなってしまうことがあります。クーラーの風が直接あたるような環境や、氷などで冷やす行為は、かえって痛みや違和感を増す原因になりかねません。

血行促進を意識する

痛みをやわらげるためには、冷やすのではなく、やさしく温めて血行を促すほうが効果的です。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、蒸しタオルやカイロなどで患部周辺を温めたりすることで、痛みが緩和されることがあります。ただし、肌が敏感になっている場合は刺激にならないよう、温度や時間には十分に配慮しましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと③『水ぼうそうにかかったことのない人と接触』

帯状疱疹自体は人から人にうつる病気ではありません。しかし、ウイルスが体内に入ったことのない人には「水ぼうそう」として感染する可能性があります。

水ぼうそう未感染者や妊婦・乳幼児との接触は避ける

妊娠中、とくに妊娠初期に水ぼうそうに感染すると、胎児に影響が出るおそれがあるため、妊婦さんとの接触は避けなければなりません。また、小さな子どもが水ぼうそうにかかると、重症化して肺炎や脳炎を引き起こすリスクもあるため、家庭内に免疫のない子どもがいる場合は、細心の注意が必要です。

水ぶくれが乾くまでは感染対策を

感染予防のためには、水ぶくれをガーゼなどで覆い、触れた手で他の人や物に触れないよう意識することが大切です。日常生活の中でも、タオルや食器の共有は避け、できるだけ家族とも距離を取るようにしましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと④『無理をする』

発症中に無理をすると、症状が長引いたり、合併症が起きたりする可能性があります。帯状疱疹は免疫力の低下が関係しているため、まずは休養が最優先です。

免疫力を下げる行動がウイルスを活性化させる

帯状疱疹の大きな原因は免疫力の低下です。発症後に無理をしてしまうとウイルスがさらに活発化し、症状の悪化や合併症のリスクが高まります。仕事や運動、長時間の外出などは控えましょう。

仕事や運動より休息を優先しよう

体をしっかり休めることで免疫力が回復し、ウイルスの抑制につながります。疲労がたまりやすい運動や仕事は、少なくとも1週間は控え、睡眠と休息をしっかり取ることが重要です。痛みが強い時期は、体と神経を休ませることを最優先にしましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと⑤『放置する』

帯状疱疹は早期治療がカギを握ります。自己判断で様子を見るだけでは悪化してしまうこともありますので、違和感がある場合はすぐに受診しましょう。

受診のタイミングが治療効果に大きく影響

発疹が出たということは、すでにウイルスが活発に増殖して神経や皮膚にダメージを与え始めている状態です。抗ウイルス薬は発疹が出てから72時間以内に飲み始めると、ウイルスの増殖を抑える効果が高くなり、神経のダメージや後遺症のリスクも下げられます。時間が過ぎると、ウイルスの活動が落ち着き始めるため、薬の効果が弱くなる可能性があります。

市販薬や自己判断での対応は控えよう

痛み止めや塗り薬を自己判断で使うのは避けましょう。帯状疱疹の治療には専門的な判断が必要です。皮膚に異変を感じたら、できるだけ早く皮膚科を受診してください。

その他に控えるべき行動は?

帯状疱疹の治療中は、体に余計な負担をかけるような生活習慣にも注意が必要です。知らずに行っていることが回復の妨げになることがあります。

お酒やカフェインは体に負担をかける可能性が

アルコールやカフェインは、血管を拡張させたり体をリラックスさせにくくしたりするため、回復を遅らせる可能性があります。症状が落ち着くまでは大量摂取を控えるようにしましょう。

コンタクトレンズの使用は目の合併症の原因になることも

顔に帯状疱疹ができた場合、コンタクトレンズの装用は控えましょう。ウイルスが眼球に入ることで結膜炎や角膜炎、最悪の場合は視力障害や失明を招くこともあります。眼鏡の使用をおすすめします。

帯状疱疹を早く治すために心がけたいこと

帯状疱疹を早く治すには、医師の指示に従うだけでなく、日常生活でのセルフケアも重要です。体の回復力を高めるための行動を意識しましょう。

安静と睡眠をしっかりとることが基本

免疫力の回復には、何よりも休息と睡眠が欠かせません。無理な行動は控え、できる限り横になって休むようにしましょう。体がウイルスと戦えるよう、できるだけストレスのない環

境で過ごしてください。

日常の過ごし方が回復スピードを左右する

バランスの良い食事を心がけ、腸内環境を整える食品(発酵食品、食物繊維、たんぱく質)を意識的に摂取することが免疫力を支えます。発症後の経過をよくするには、治療と並行して体調を整えながら、ウイルスに負けない身体づくりを意識しましょう。

帯状疱疹は放置せず医師に従って治療しよう

「ちょっと赤いだけだし、そのうち治るかも…」そう思って何日も放っておくのは、よくありません。発疹や痛みの裏で、ウイルスが神経をどんどん傷つけていく可能性があります。だからこそ、発疹に気づいたらできるだけ早く皮膚科を受診することが大切です。

 

早期の受診が症状の軽減や合併症の予防につながります。自己判断で市販薬を使ったり、症状が軽いからといって受診を遅らせたりせず、必ず医師の診察を受け、その指示に従って治療を進めることが大切です。

忙しくて通院する時間がない方にはオンライン診療もおすすめ

仕事や子育てで病院に行く時間が取れない方には、オンライン診療という選択肢もあります。「忙しくて行けないから後回しにする」ではなく、「今すぐ相談できる方法」を選ぶことで、体への負担を最小限に抑えることが可能です。

オンライン診療とは

オンライン診療について

 

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどの端末を使い、医師の診察を自宅などから受けられる医療サービスです。予約、問診、診察、処方、支払いまでをすべてインターネット上で完結できるため、通院の手間がありません。時間に余裕のない方や外出が難しい方にも利用されています。

SOKUYAKUとは

SOKUYAKU(ソクヤク)は、オンライン診療をよりスムーズに行えるように設計されたサービスです。予約から診察、薬の受け取りまでの流れをアプリ内で簡単に完了できるのが特長になります。

 

お気に入りのクリニックや薬局を登録できる機能のほか、薬の管理がしやすくなるデジタルお薬手帳も利用できます。また、全国どこに住んでいても、当日または翌日にはお薬が届くスピード感も大きな魅力です。初めてオンライン診療を利用する方でも、専門スタッフによるサポートがあるため安心して利用できます。

オンラインで受診できる医療機関を探す⇒

まとめ

帯状疱疹は、適切なケアと早めの対応によって、痛みや後遺症のリスクを大きく減らせます。水ぶくれを無理につぶしたり、患部を冷やしたりすることは、症状を悪化させる原因になるため避けてください。また、無理をしすぎることも回復を遅らせてしまいます。判断に迷ったときは自己流で対処せず、医師の診察を受けたうえで、しっかりと安静と睡眠を確保することが大切です。体への負担を減らし、帯状疱疹をできるだけ軽く済ませるためには、早期の対応がポイントになります。

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帯状疱疹になったら絶対にしてはいけないことは?症状悪化を防ぐ正しい対処法のイメージ

帯状疱疹になったとき、何がよくて、何がダメなのか…判断に迷う場面も多いかもしれません。何気ない行動が痛みを悪化させたり、治りを遅らせたりすることもあります。たとえば、水ぶくれを潰す、冷やす、無理をする…これらは症状を悪化させる原因です。この記事では、帯状疱疹を悪化させないために絶対にしてはいけないことと、正しい対処法をわかりやすくお伝えします。

帯状疱疹になったときにしてはいけないこととは?

帯状疱疹のときに避けるべき行動は以下のようなものがあります。

 

・水ぶくれをつぶす

・患部を冷やす

・水ぼうそうにかかったことのない人(特に乳幼児や妊婦)と接触する

・無理をする

・医療機関を受診せず放置する

 

これらの行為は、症状の悪化や他人への感染リスクを高めるかもしれません。とくに水ぶくれや痛みのある発疹が出たときは、正しい処置をしないと、後遺症が残ることもあります。初期対応で経過が大きく変わるため、慎重に行動しましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと①『水ぶくれをつぶす』

帯状疱疹において最も避けたい行動のひとつが「水ぶくれをつぶすこと」です。見た目が気になって触れたくなるかもしれません。しかし、水泡にはウイルスが含まれており、感染や悪化の原因になります。

水ぶくれを自分でつぶすのはNG

帯状疱疹の特徴でもある水ぶくれ(疱疹)は、ウイルスが活性化した証拠です。水ぶくれの中には水痘・帯状疱疹ウイルスが多く含まれており、無理につぶすことで、その部分から細菌が侵入し、二次感染を起こす危険があります。また、破れた患部に触れた手から、他の部位や他人へウイルスを広げてしまう可能性も否定できません。清潔に保つことが基本で、つぶさないことが最大の予防策です。

かさぶたになるまで工夫を

水ぶくれはおよそ1週間前後で自然に乾き、かさぶたへと変化していきます。この間は、患部をむやみに触らず、必要に応じてガーゼなどで覆って保護しましょう。すでに破れてしまった場合も、こすらずやさしく洗い、処方された薬を使いながら清潔を保つことが大切です。無理をせず、自然な回復を待つことが、帯状疱疹をこじらせないための基本です。

帯状疱疹でやってはいけないこと②『患部を冷やす』

痛みやかゆみが強いと、つい冷やしたくなるかもしれません。しかし、帯状疱疹の痛みは神経由来のため、冷やすことで悪化するおそれがあります。

冷やすことで血流が悪化し痛みが強まることも

帯状疱疹の痛みは神経の炎症によるものであり、冷やすことで血管が収縮し、血流が悪くなると、神経への刺激が強くなってしまうことがあります。クーラーの風が直接あたるような環境や、氷などで冷やす行為は、かえって痛みや違和感を増す原因になりかねません。

血行促進を意識する

痛みをやわらげるためには、冷やすのではなく、やさしく温めて血行を促すほうが効果的です。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったり、蒸しタオルやカイロなどで患部周辺を温めたりすることで、痛みが緩和されることがあります。ただし、肌が敏感になっている場合は刺激にならないよう、温度や時間には十分に配慮しましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと③『水ぼうそうにかかったことのない人と接触』

帯状疱疹自体は人から人にうつる病気ではありません。しかし、ウイルスが体内に入ったことのない人には「水ぼうそう」として感染する可能性があります。

水ぼうそう未感染者や妊婦・乳幼児との接触は避ける

妊娠中、とくに妊娠初期に水ぼうそうに感染すると、胎児に影響が出るおそれがあるため、妊婦さんとの接触は避けなければなりません。また、小さな子どもが水ぼうそうにかかると、重症化して肺炎や脳炎を引き起こすリスクもあるため、家庭内に免疫のない子どもがいる場合は、細心の注意が必要です。

水ぶくれが乾くまでは感染対策を

感染予防のためには、水ぶくれをガーゼなどで覆い、触れた手で他の人や物に触れないよう意識することが大切です。日常生活の中でも、タオルや食器の共有は避け、できるだけ家族とも距離を取るようにしましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと④『無理をする』

発症中に無理をすると、症状が長引いたり、合併症が起きたりする可能性があります。帯状疱疹は免疫力の低下が関係しているため、まずは休養が最優先です。

免疫力を下げる行動がウイルスを活性化させる

帯状疱疹の大きな原因は免疫力の低下です。発症後に無理をしてしまうとウイルスがさらに活発化し、症状の悪化や合併症のリスクが高まります。仕事や運動、長時間の外出などは控えましょう。

仕事や運動より休息を優先しよう

体をしっかり休めることで免疫力が回復し、ウイルスの抑制につながります。疲労がたまりやすい運動や仕事は、少なくとも1週間は控え、睡眠と休息をしっかり取ることが重要です。痛みが強い時期は、体と神経を休ませることを最優先にしましょう。

帯状疱疹でやってはいけないこと⑤『放置する』

帯状疱疹は早期治療がカギを握ります。自己判断で様子を見るだけでは悪化してしまうこともありますので、違和感がある場合はすぐに受診しましょう。

受診のタイミングが治療効果に大きく影響

発疹が出たということは、すでにウイルスが活発に増殖して神経や皮膚にダメージを与え始めている状態です。抗ウイルス薬は発疹が出てから72時間以内に飲み始めると、ウイルスの増殖を抑える効果が高くなり、神経のダメージや後遺症のリスクも下げられます。時間が過ぎると、ウイルスの活動が落ち着き始めるため、薬の効果が弱くなる可能性があります。

市販薬や自己判断での対応は控えよう

痛み止めや塗り薬を自己判断で使うのは避けましょう。帯状疱疹の治療には専門的な判断が必要です。皮膚に異変を感じたら、できるだけ早く皮膚科を受診してください。

その他に控えるべき行動は?

帯状疱疹の治療中は、体に余計な負担をかけるような生活習慣にも注意が必要です。知らずに行っていることが回復の妨げになることがあります。

お酒やカフェインは体に負担をかける可能性が

アルコールやカフェインは、血管を拡張させたり体をリラックスさせにくくしたりするため、回復を遅らせる可能性があります。症状が落ち着くまでは大量摂取を控えるようにしましょう。

コンタクトレンズの使用は目の合併症の原因になることも

顔に帯状疱疹ができた場合、コンタクトレンズの装用は控えましょう。ウイルスが眼球に入ることで結膜炎や角膜炎、最悪の場合は視力障害や失明を招くこともあります。眼鏡の使用をおすすめします。

帯状疱疹を早く治すために心がけたいこと

帯状疱疹を早く治すには、医師の指示に従うだけでなく、日常生活でのセルフケアも重要です。体の回復力を高めるための行動を意識しましょう。

安静と睡眠をしっかりとることが基本

免疫力の回復には、何よりも休息と睡眠が欠かせません。無理な行動は控え、できる限り横になって休むようにしましょう。体がウイルスと戦えるよう、できるだけストレスのない環

境で過ごしてください。

日常の過ごし方が回復スピードを左右する

バランスの良い食事を心がけ、腸内環境を整える食品(発酵食品、食物繊維、たんぱく質)を意識的に摂取することが免疫力を支えます。発症後の経過をよくするには、治療と並行して体調を整えながら、ウイルスに負けない身体づくりを意識しましょう。

帯状疱疹は放置せず医師に従って治療しよう

「ちょっと赤いだけだし、そのうち治るかも…」そう思って何日も放っておくのは、よくありません。発疹や痛みの裏で、ウイルスが神経をどんどん傷つけていく可能性があります。だからこそ、発疹に気づいたらできるだけ早く皮膚科を受診することが大切です。

 

早期の受診が症状の軽減や合併症の予防につながります。自己判断で市販薬を使ったり、症状が軽いからといって受診を遅らせたりせず、必ず医師の診察を受け、その指示に従って治療を進めることが大切です。

忙しくて通院する時間がない方にはオンライン診療もおすすめ

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オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどの端末を使い、医師の診察を自宅などから受けられる医療サービスです。予約、問診、診察、処方、支払いまでをすべてインターネット上で完結できるため、通院の手間がありません。時間に余裕のない方や外出が難しい方にも利用されています。

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SOKUYAKU(ソクヤク)は、オンライン診療をよりスムーズに行えるように設計されたサービスです。予約から診察、薬の受け取りまでの流れをアプリ内で簡単に完了できるのが特長になります。

 

お気に入りのクリニックや薬局を登録できる機能のほか、薬の管理がしやすくなるデジタルお薬手帳も利用できます。また、全国どこに住んでいても、当日または翌日にはお薬が届くスピード感も大きな魅力です。初めてオンライン診療を利用する方でも、専門スタッフによるサポートがあるため安心して利用できます。

まとめ

帯状疱疹は、適切なケアと早めの対応によって、痛みや後遺症のリスクを大きく減らせます。水ぶくれを無理につぶしたり、患部を冷やしたりすることは、症状を悪化させる原因になるため避けてください。また、無理をしすぎることも回復を遅らせてしまいます。判断に迷ったときは自己流で対処せず、医師の診察を受けたうえで、しっかりと安静と睡眠を確保することが大切です。体への負担を減らし、帯状疱疹をできるだけ軽く済ませるためには、早期の対応がポイントになります。

コメント 帯状疱疹は、痛みを伴う片側の帯状紅斑・水疱が典型ですが、発疹前から生じる神経痛様の前駆痛が他の皮膚炎と最も異なります。①デルマトームに沿った一致痛 ②水疱が集簇して線状に並ぶ ③痛みが強い割に発疹が少ない——これを捉えれば早期診断が可能です。48〜72時間以内に抗ウイルス薬を開始することで後遺症のリスクが大幅に低下します。顔面・眼の発症時は緊急受診で視聴覚障害を防ぎましょう。

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監修医師 松澤 宗範
青山メディカルクリニック院長/慶応義塾大学病院形成外科

皮膚科, 形成外科, 総合内科, 美容外科, 美容皮膚科, 先端医療, 再生医療

2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業 2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局 2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科 2017年4月 横浜市立市民病院形成外科 2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科 2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職 2019年2月 銀座美容外科クリニック 分院長 2020年5月 青山メディカルクリニック 開業
青山メディカルクリニック院長/慶応義塾大学病院形成外科 皮膚科, 形成外科, 総合内科, 美容外科, 美容皮膚科, 先端医療, 再生医療 2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業 2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局 2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科 2017年4月 横浜市立市民病院形成外科 2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科 2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職 2019年2月 銀座美容外科クリニック 分院長 2020年5月 青山メディカルクリニック 開業

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