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つらい花粉症に!アレジオンってどんな薬?ジェネリックはあるの?アレジオンの市販薬を解説

更新日:2024年02月29日

更新日:2024年02月29日

つらい花粉症に!アレジオンってどんな薬?ジェネリックはあるの?アレジオンの市販薬を解説のイメージ
アレジオンは1994年に発売されてから現在まで、目・皮膚・鼻炎などアレルギー症状を中心に多くの病気の治療に抗ヒスタミン薬として使用されています。

発売されてから20年以上が経過しているため、「エピナスチン」というジェネリックも発売されています。ジェネリックと聞くと薬価が安いためか、効果が弱かったり品質が悪い製品なのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、全くそんなことはありません。

ジェネリック医薬品とは新薬が開発された後、年齢・性別などが異なる様々な患者様の使用実績を分析し、安全性を中心に詳細な安全性等の部分が確認できた製品について、開発した製薬メーカー以外の製薬メーカーがその製品を元に同じ製品を販売して良いですよという国からの指定があった製品に関して、開発した製薬メーカーと異なる製薬メーカーが同じ効能・効果を確認し、ジェネリック医薬品として販売しています。

アレジオンとは?ジェネリックはある?

アレジオンは1994年に発売されてから現在まで、目・皮膚・鼻炎などアレルギー症状を中心に多くの病気の治療に抗ヒスタミン薬として使用されています。

 

発売されてから20年以上が経過しているため、「エピナスチン」というジェネリックも発売されています。ジェネリックと聞くと薬価が安いためか、効果が弱かったり品質が悪い製品なのではないかと思われる方もいらっしゃいますが、全くそんなことはありません。

 

ジェネリック医薬品とは新薬が開発された後、年齢・性別などが異なる様々な患者様の使用実績を分析し、安全性の詳細が確認できた製品について、開発した製薬メーカー以外の製薬メーカーがその製品を元に同じ製品を販売して良いですよという国からの指定があった製品に関して、開発した製薬メーカーと異なる製薬メーカーが同じ効能・効果を確認し、ジェネリック医薬品として販売しています。

 

新薬として発売するわけではないので、開発費用などが抑えられており、同じ効能効果の薬にも関わらず、薬価を抑えて発売できているわけです。

 

もちろんジェネリック医薬品も発売する際は効能効果が先発品と同等であることが国に認証されなければいけませんので、お墨付きをもらった医薬品が販売されています。

 

参考までにアレジオン20mgの薬価が1錠 ¥76なのに対し、エピナスチン20mgの薬価は¥23です。小さな金額のようですが、毎日の積み重ねで大きな差になっていきます。

花粉症に効果的?

アレルギーの多くは花粉やハウスダストなどの原因によって体内でヒスタミンという成分が分泌されることによってかゆみ・鼻水・鼻炎などの症状を引き起こします。

 

抗ヒスタミン薬は名前からもわかるようにアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを抑制する作用によって花粉・ハウスダストなどといった原因に関わらず、かゆみ・鼻炎などの様々な症状を抑えることができます。

 

このようなメカニズムで様々なアレルギー症状に広く使用されているアレジオンおよびエピナスチンですが、みなさんがイメージするアレルギーの代表格といえばアレルギー性鼻炎や花粉症がありますよね。

 

アレジオン・エピナスチンはもちろんアレルギー性鼻炎花粉症の目や鼻の辛いアレルギー症状にも広く使用されています。

 

中でも花粉症に関して、原因や症状の強さは個人差など違いがありますが、敏感な方は3月ごろから10月ごろまで、1年の半分以上薬を継続して服用する方もいらっしゃいます。

 

そのような方の場合でも副作用や飲み合わせが悪い薬も少ないので長期間服用しやすい薬といえます。長期間の服用となるとうっかり薬を切らしてしまうこともありますよね。

 

辛い花粉症などのアレルギー症状は1日薬がないだけで大きなストレスになってしまいます。そんな時は市販薬の購入をおすすめします。テレビコマーシャルでもお馴染みのようにアレジオンは市販薬として購入することができます。

アレジオンの市販薬は?

様々なアレルギー症状の緩和に広く使用されているアレジオン・エピナスチンですが、長期間の使用実績により2011年からドラッグストアなどでアレルギー専用鼻炎薬として市販薬での販売が開始されました。

 

市販薬は要指導医薬品・1〜3類医薬品と安全性などの観点から4つのグループに分けられて管理されています。アレジオンは発売当初、要指導医薬品というグループで発売されていました。

 

要指導医薬品とはドラッグストアなどで薬剤師から販売される薬のことで、通販やまとめ買いなどが制限されています。

 

要指導医薬品はこのように多くの制限があり利便性の面だけ考えると不便ですが、医薬品の特性上安全性・副作用リスクなどを総合的に考慮したための制度なので、利便性より優先すべき項目が多くあるという意味で仕方がありません。

 

しかし市販薬としての販売実績を考慮して2014年から第1類医薬品へとルールがゆるいグループにうつり、さらに2015年には第2類医薬品にうつりました。

 

2020年8月時点でも第2類医薬品として販売されていますのでドラッグストアなどの販売店だけでなく、アレジオン・エピナスチンをネットなどの通販で購入することも可能です。

 

病院に行く時間を作れないなど、忙しい方は病院で処方される成分と同じ有効成分を含有した市販薬を通販で購入することができます。

使い方のポイント

アレジオン・エピナスチンは広く使用されている医薬品なのでアレグラと同様に多くの方が服用したことがあると思います。

 

用法用量として成人の方は通常、1回1錠を1日1回、食後に服用します。症状・年齢により用法用量が変化する場合がありますが、その際は医師または薬剤師に指示された用法に従って服用してください。

 

安全な医薬品として広く利用されているからこそ必要な注意として重複服用があります。

 

例えば病院でエピナスチンが処方されているにもかかわらず市販のアレジオンを服用してしまうなどです。特に花粉症などで長期間アレジオン・エピナスチンを服用する方は要注意です。

 

アレルギー症状以外にも風邪などで医療機関を受診した際に処方される場合もありますので注意しましょう。飲み合わせなどに注意が必要な薬剤も少なく、医師または薬剤師の指示や、市販薬の場合は付属されている医薬品の説明書にしたがって使用していただくことで安全に治療を行うことができます。

副作用と注意点はある?

アレジオン ・エピナスチンは小児から高齢者まで多くの患者様での使用実績が十分にあり、副作用の少ない安全な薬といえます。

 

安全な薬とはいえ、副作用が起こる可能性はありますので、注意してください。アレルギーの薬というと眠気がでやすいというイメージをお持ちの方も多いですよね。

 

以前一般的に使用されていたアレルギー薬は眠気がでやすいということが頻繁にありましたが、アレグラをはじめ、アレジオン・エピナスチンなど近年一般的に使用されている薬剤は製剤技術の改善によって眠気がでにくい製剤が多くなってきています。

 

しかし体質や体調によって眠気を感じる可能性はありますので注意してください。その他の代表的な副作用としては浮腫(顔面、手足など)、皮膚の発疹、じんましん、かゆみ、そう痒性紅斑、頻尿、血尿などの膀胱炎様症状、尿閉などが報告されています。

 

このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれにアレジオンおよびそのジェネリック医薬品であるエピナスチンの有効成分であるエピナスチン塩酸塩の成分自体にアレルギー症状が出る方がいらっしゃいます。このように薬効成分にアレルギー反応を示す方はこの薬を服用することはできません。

どうすれば購入できる?

アレジオン及びそのジェネリックのエピナスチンはアレグラと同じように市販薬(2011年より医療用医薬品からOTC医薬品にスイッチ)として販売されていますので、医療機関での受診や処方箋がなくても、医療用と同じ成分の薬を購入することができます。

 

ただし、病院を受診し、医師の処方により発行された処方箋を用いて薬局で薬を購入する方法と比較すると健康保険の使用などはできませんので、価格は高くなる傾向があります。

 

花粉症など長期間服用する場合は価格のみではなく、安全利用の観点からも医師・薬剤師などの専門家の指導のもと、使用することをおすすめします。

 

医師・薬剤師などに薬の管理はしてほしい。しかし病院を受診する時間を作ることが難しい。このような方も多いですよね。

 

実は病院に受診しなくても、薬剤師の指導・管理のもと保険を使用せず医薬品を零売で購入する方法です。実は病院で処方される医療用医薬品の中には、医師の処方による処方箋がなくても購入できるものがあります。

 

これは「零売」(レイバイ)と呼ばれる、医療用医薬品を薬剤師によって対面販売する制度になります。

最近ではオンライン診療を行っている病院も増えており、誰でも気軽に相談できるという状況が生まれています。

 

オンライン診療は、
・受付や会計の待ち時間が短縮される。
・自宅や外出先で診療が受けられる。
・院内処方の場合くすりが自宅に届く。
・院内感染・二次感染のリスクがない。
などのメリットがあり、非常に便利なサービスです。

 

SOKUYAKUでは、多数の診療科目や全国から病院を探すことができます。

 

また、新型コロナウイルス感染症の検査は、医療機関以外の自宅でも実施が可能です。

 

SOKUYAKUで、ビデオ通話にて診療をご受診頂き、PCR検査をご希望の場合は、SOKUYAKUからご自宅で唾液採取して頂く検査キットをご注文頂けます。

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周辺への感染の可能性を配慮して外出を控えたいやその他事情により、病院に行くことが難しい場合は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。

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