アフターピルは性行為後72時間以内に飲まないと意味ないの？妊娠率を下げる飲み方について徹底解説

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国内で認可されているアフターピルでは、妊娠の可能性がある性行為から服用までのタイミングが早ければ早いほど避妊成功率が高くなります。

以下の表は、72時間以内に1錠服用すればいいアフターピル(ノルレボ：LNG群)と、2錠服用する必要がある「ヤッぺ法(Yuzpe法群)」の妊娠阻止率を時間ごとに比較したものです。

出典：日本産婦人科会「緊急避妊法の適正使用に関する指針」

24時間以内に服用すれば、どちらのアフターピルでも高い避妊効果が期待できることがわかるでしょう。

そのため、妊娠の可能性がある性行為をしてしまった後にはなるべく早い段階でアフターピルの服薬をおすすめします。

アフターピルの服用が72時間(3日)以降になってしまったとしても、避妊効果は期待できます。

参考：「メディアージュクリニック名古屋院」

アフターピルのひとつである「ノルレボ」は、72時間以内に服用すれば97％の確率で避妊が可能です。後発品のアフターピルである「レボノルゲストレル」も72時間以内の服用で97％の妊娠を阻止できます。

また、欧米では主流の経口避妊薬である「エラ」や「エラワン」といったアフターピルは、120時間以内まで避妊効果があるとされており、「72時間をギリギリ過ぎてしまった」という方でも使用できます。

前述したとおり、性行為後の120時間以内に服用すれば避妊効果が得られるアフターピルもあります。それが、米国FDA(アメリカ食品医薬品局)で緊急避妊薬として認可されている「エラ」や「エラワン」というアフターピルです。

日本で広く普及している ノルレボ や レボノルゲストレル は「レボノルゲストレル(LNG)」を有効成分としており、排卵を妨げたり遅らせたりすることで妊娠を予防しています。一方で、欧米で主流の エラ や エラワン は「ウリプリスタル酢酸」を有効成分としており、ノルレボ や レボノルゲストレル と比べて避妊の効果は高いです。

また、エラ や エラワン は120時間以内の服用でも100％に近い避妊率が期待できるため、日本国内でも普及が広がっています。

アフターピル・エラの効果や得られる効能、特徴については以下の通りです。

※参考「たにまちクリニック」

アフターピル・エラは基本的に副作用は少ないと言われていますが、ホルモンバランスが乱れることで頭痛や吐き気、めまい、けん怠感、不正出血などが生じる可能性があります。

また、服用後2時間以内に吐いてしまうと避妊効果が得られない可能性があるため、気になる方は早めに近隣の産婦人科へご相談ください。

ノルレボやエラなど、アフターピルには72時間以内または120時間以内のように、服用すべき有効期限が設定されています。

では、双方の違いを以下の表で確認してみましょう。

120時間以内まで有効期限が続くアフターピルは、72時間以内のものと比べて避妊率の低下は緩やかです。

そのため、72時間以内のアフターピルよりも高い避妊効果（※）が期待できます。

※72時間以上たった場合

また、エラやエラワンは排卵を遅らせる効果だけでなく、精子の着床をしにくくする効果があるため、より高い避妊効果を発揮できるのです。

アフターピルの避妊効果がわかるのは、次の生理がくるおおよそ1か月後です。

服用した結果、ホルモンバランスが乱れて1週間前後生理がずれ込む可能性があります。

とはいえ、生理予定日から2～3週間経過していても生理が来ない場合は妊娠している可能性があるため、妊娠検査薬での検査や産婦人科へ受診をしましょう。

また、アフターピルを飲んだからといって妊娠しないわけではありません。

服用後に避妊せず性行為を繰り返してしまうと、排卵の周期と重なって妊娠する可能性もあるため、行為に及ぶ際は避妊具をつけて行いましょう。

アフターピルは、地理的な要因や女性の心理的要因で対面での診察が難しい場合など、例外的にオンラインでの購入が可能です。ここでは、オンライン診療の一般的なメリットについて解説していきましょう。

オンライン診療であれば、病院やクリニックに直接行かずに診察が受けられます。アフターピルは服用するタイミングが早ければ早いほど避妊効果が高いです。そのため、早くアフターピルが欲しい方は、オンライン診療を受けると迅速に処方してもらえます。診察後はアフターピルが自宅へ郵送されますので、病院やクリニックに通院する時間が取りづらい方でも手軽に利用できるでしょう。

PCやスマホで予約から決済まで全てが完結する点も、オンライン診療の魅力の一つです。電話での予約も必要ないため、場所を選ばずにいつでもどこでも利用できます。

オンライン診療は銀行振込やクレジットカードなど、さまざまな決済方法に対応しています。病院やクリニックの中には現金払いのみの場所もありますが、オンライン診療であれば自身が支払いやすい決済方法を選べるのです。

1. クレジットカード
2. 銀行振り込み
3. 銀行引き落とし
4. モバイル決済

オンライン診療で導入しているシステムにもよりますが、上記の支払い方法を選べる可能性があります。中には窓口での支払いにも対応している場所もあるため、オンライン診療を受ける前に支払い方法を確認してみましょう。

今回は、アフターピルの服用で避妊率を高める有効期間や様々あるアフターピルの違い、早く手に入れたい方へオススメの方法などを紹介しました。

国内で広く使われているアフターピルは72時間以内に服用しなければなりませんが、エラやエラワンのような有効期間の長いアフターピルも使用できるようになってきています。すぐに受診できない状況や対面で相談しづらい事情がある場合は、ぜひオンライン診療を利用してみてください。

SOKUYAKUオンラインクリニックでは、アフターピルのオンライン診療に対応しております。一人ひとりに合った適切な治療薬を医師が処方いたします。お困りの際はぜひご活用ください。