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足に帯状疱疹って出る?見えにくく気づきにくい片足の赤い発疹に注意!

帯状疱疹は足にもできる?帯状疱疹の出やすい部位は?

帯状疱疹は、体の神経に沿って帯状に発疹が現れるのが特徴です。多くの場合、体の左右どちらか片側に限定され、主に上半身に発症しやすいとされています。上肢から胸や背中にかけて症状が出るケースが最も多く、全体のおよそ3割です。続いて、腹部から背中にかけての部位も比較的多く、顔や頭部、首から腕にかけて症状が見られることもあります。

 

意外に思われるかもしれませんが、腰やお尻、太ももから足にかけて帯状疱疹が発症することもあり、発症例の約17%です。足にできる場合は、太ももやふくらはぎなど見えにくい部位に発疹が出やすいため、虫刺されやかぶれと間違えてしまい、気づくのが遅れてしまう人も少なくありません。

足の帯状疱疹は「なんか痛いかも…」から始まる

足に帯状疱疹ができるとき、始まりは突然の発疹ではなく、「なんとなく足が痛い」「ピリピリする」といった違和感から始まることがほとんどです。太ももやふくらはぎなどの片足だけに症状が出るのが特徴になります。靴や衣服の摩擦で症状が悪化しやすいのも足ならではの注意点です。

ピリピリ・チクチク…違和感や痛みは発疹より先に始まる

帯状疱疹は、皮膚に発疹が出る前に、まず神経に沿って独特の痛みや違和感が現れます。足の場合も例外ではなく、片足だけがヒリヒリする、触ると痛む、針で刺すようなチクチク感がある、といった症状が先に出てくるのが一般的です。虫刺されや筋肉痛と勘違いしやすいですが、普段とは違うピリピリした痛みが数日続く場合は注意しましょう。

水ぶくれが出たら本格的な発症段階

ピリピリした痛みが続いたあと、皮膚の表面に赤い斑点や小さな水ぶくれが現れます。これが帯状疱疹の典型的な発疹です。

 

足に水ぶくれができると、靴や衣類の刺激で水ぶくれが破れやすく、傷口から細菌が入るリスクもあります。そのため、自己判断でつぶしたりこすったりしないことが大切です。水ぶくれにはウイルスが含まれているため、他の人に水ぼうそうをうつしてしまう可能性もあります。

かさぶたができても治らない痛み。残る「神経痛」の怖さ

帯状疱疹の水ぶくれは、通常10日から2週間ほどで乾いてかさぶたになります。見た目には治ってきたように思えても、問題なのはその後です。

 

ウイルスによって傷ついた神経が修復されず、皮膚の症状が治っても強い痛みが何ヶ月も続くことがあります。これが「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる状態です。高齢の方や発症初期の治療が遅れた場合に多く、日常生活に支障をきたすほどの痛みが残ることも少なくありません。

 

後遺症を残さないためには、できるだけ早く治療を始め、必要に応じて痛みを和らげる治療を併用することが大切です。

足に帯状疱疹ができたときの対処法

足に帯状疱疹ができてしまった場合、最も重要なのは「早く正しい治療を始めること」です。帯状疱疹は時間が経つほど治療が難しくなり、痛みが長引くリスクが高まります。

すぐに病院へ。抗ウイルス薬が効くのは“早期だけ”

帯状疱疹の治療では、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」が中心となります。ただし、この薬がしっかり効くのは発疹が出てからできるだけ早いタイミングだけです。理想は症状が現れてから72時間以内とされていますが、痛みだけで皮膚症状がない段階でも効果が期待できる場合があります。少しでも「帯状疱疹かも」と思ったら自己判断せず、早めに皮膚科を受診しましょう。

痛みが強いときはペインクリニックも検討

足に帯状疱疹ができると、歩くだけでもズキズキとした強い痛みを感じることがあります。抗ウイルス薬だけでは痛みが十分に抑えられない場合、痛みを和らげる治療も併用するのがおすすめです。

 

痛みが強いときや、痛みが長引きそうなときは、ペインクリニックで神経ブロック注射などの専門的な痛みの治療を受ける方法があります。早期に痛みを抑えることで、後遺症として残りやすい「帯状疱疹後神経痛」を予防することにもつながります。

靴や服が刺激に?日常ケアで症状を悪化させないために

足に帯状疱疹があると、靴や靴下の締めつけ、ズボンの摩擦などが発疹を刺激し、痛みが増す原因になります。なるべく締めつけが少なく肌に優しい素材の服装を選び、患部を清潔に保つことが大切です。

 

もし水ぶくれが破れた場合は、感染を防ぐために医師の指示に従って適切に処置してください。日常生活では体を冷やしすぎず、十分な睡眠と栄養をとり、体力と免疫力を維持することも回復を助けます。

虫刺されや湿疹と勘違い?帯状疱疹との違いは

帯状疱疹は、虫刺されや湿疹など他の皮膚トラブルと見た目が似ていることがあり、特に足にできると気づきにくいのが特徴です。誤った自己判断で放置してしまうと、症状が長引いたり後遺症が残る危険性もあります。ここでは、虫刺されや湿疹と帯状疱疹の違いを知り、見分け方のポイントを押さえておきましょう。

虫刺され

虫刺されは、蚊やブヨ、ダニ、ノミ、ハチなどの虫によって皮膚に毒素や唾液が入ることで起こる皮膚炎です。刺された直後から赤みやかゆみが出ることが多く、場所は一か所や数か所に点在して現れます。通常、数時間から数日で自然に症状が落ち着きますが、かゆみを我慢できずに掻き壊すと腫れが悪化したり、化膿することもあります。

 

帯状疱疹は虫刺されのようなかゆみよりも、ピリピリとした神経痛を伴うのが大きな特徴です。また、虫刺されは体の左右関係なくどこにでもできますが、帯状疱疹は神経節に沿って体の片側に帯状に発疹が並んで現れるという特徴があります。

 

虫刺されについて詳しく解説

湿疹

湿疹は、皮膚のバリア機能が乱れたり、アレルギーや外的刺激が原因となって起こる皮膚炎の総称です。赤み、ブツブツ、小さな水ぶくれができ、強いかゆみが伴います。湿疹は左右対称に出たり、かゆい部分を掻くことで範囲が広がることが多いです。

 

帯状疱疹と違い、湿疹は神経痛を伴いません。帯状疱疹の場合、皮膚の症状が出る前から神経に沿ってチクチクした痛みやヒリヒリ感が起こり、見た目の症状より痛みが先行することが多いのが特徴です。

 

湿疹について詳しく解説

帯状疱疹を防ぐためにできること

帯状疱疹は治療が遅れると、痛みが長引いたり「帯状疱疹後神経痛」といった後遺症が残ることがあります。だからこそ、発症しないよう日頃から予防を意識することが大切です。ここでは、免疫力を保つ生活習慣とワクチン接種について紹介します。

免疫力を保つ生活習慣

予防の基本は免疫力を落とさない生活です。ウイルスは疲れやストレス、加齢で免疫力が低下すると活性化しやすくなります。栄養バランスの良い食事、無理のない運動、質の良い睡眠を心がけましょう。

 

寝る前のスマホやパソコンの見すぎには注意し、リラックスできる時間を作ることも大切です。趣味を楽しんだり音楽を聴いたり、ぬるめのお風呂に入るなど、自分なりのストレス解消法を持っておきましょう。

帯状疱疹ワクチン接種

もう一つの予防法がワクチン接種です。50歳を過ぎると発症リスクが高まるため、早めの接種が有効です。完全に防ぐことはできませんが、発症を抑えたり症状を軽くする効果が期待できます。

 

日本では2種類のワクチンがあり、医師の判断で接種できます。体調が悪いときは避け、接種後の副反応にも注意しましょう。心配がある場合は、かかりつけ医に相談してください。

 

帯状疱疹ワクチンについて詳しく解説

足の赤い発疹…帯状疱疹かも?と思ったら皮膚科を受診しよう

帯状疱疹はどの部位にできても痛みを伴い、治療が遅れると神経痛が長引くことがあります。足の場合、歩行や日常生活に支障が出ることもあるため、早期の発見と適切な治療が大切です。体の片側に沿って小さな水ぶくれやピリピリした痛みを感じたら、帯状疱疹を疑い、早めに皮膚科などの医療機関を受診しましょう。

忙しくて通院する時間がない方にはオンライン診療もおすすめ

帯状疱疹は早めの診断と治療が大切ですが、仕事や家庭の事情でなかなか病院に行けない方もいるでしょう。そんなときはオンライン診療を活用するのも一つの方法です。

オンライン診療とは

オンライン診療について

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンを使って、自宅などから医師の診察を受けられる医療サービスです。ビデオチャットで医師と話ができ、予約、問診、診断、処方箋の発行、支払いまでオンラインで完結します。移動や待ち時間の負担を減らせるため、忙しい方や外出が難しい方に便利です。

SOKUYAKUとは

SOKUYAKU(ソクヤク)は、オンライン診療をよりスムーズに受けられるサービスです。診察予約から薬の受け取りまで、すべての手続きをアプリで簡単に行えます。

 

専門スタッフのサポートが受けられ、お気に入りのクリニック・薬局の登録機能、お薬手帳のデジタル化も可能です。全国どこでも当日または翌日にお薬を受け取れるので、時間がつくれない場合でも助かります。

オンラインで受診できる医療機関を探す⇒

まとめ

足にできる帯状疱疹は、痛みやかゆみが先に現れるため、虫刺されや湿疹と間違えやすいのが厄介です。ただ、発疹が出る前でもピリピリした違和感がある場合は、帯状疱疹を疑って早めに皮膚科を受診することが大切です。早期の治療で強い痛みや後遺症を防げます。普段から免疫力を保つ生活を心がけ、必要に応じてワクチン接種も検討し、帯状疱疹の予防に努めましょう。

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足に帯状疱疹って出る?見えにくく気づきにくい片足の赤い発疹に注意!のイメージ

足のちょっとしたピリピリ感や赤い発疹を「虫刺されかな」と見過ごしてしまい、気づいたときには帯状疱疹が悪化していた。そんなケースも少なくありません。帯状疱疹といえば体や顔に出るイメージが強いですが、実は足にもできることがあります。片足だけに症状が出るのが特徴です。普段見えにくい場所にできるため、気づきにくいかもしれません。今回は、足に帯状疱疹ができたときのサインや他の病気との見分け方、対処法を詳しく解説します。

帯状疱疹は足にもできる?帯状疱疹の出やすい部位は?

帯状疱疹は、体の神経に沿って帯状に発疹が現れるのが特徴です。多くの場合、体の左右どちらか片側に限定され、主に上半身に発症しやすいとされています。上肢から胸や背中にかけて症状が出るケースが最も多く、全体のおよそ3割です。続いて、腹部から背中にかけての部位も比較的多く、顔や頭部、首から腕にかけて症状が見られることもあります。

 

意外に思われるかもしれませんが、腰やお尻、太ももから足にかけて帯状疱疹が発症することもあり、発症例の約17%です。足にできる場合は、太ももやふくらはぎなど見えにくい部位に発疹が出やすいため、虫刺されやかぶれと間違えてしまい、気づくのが遅れてしまう人も少なくありません。

足の帯状疱疹は「なんか痛いかも…」から始まる

足に帯状疱疹ができるとき、始まりは突然の発疹ではなく、「なんとなく足が痛い」「ピリピリする」といった違和感から始まることがほとんどです。太ももやふくらはぎなどの片足だけに症状が出るのが特徴になります。靴や衣服の摩擦で症状が悪化しやすいのも足ならではの注意点です。

ピリピリ・チクチク…違和感や痛みは発疹より先に始まる

帯状疱疹は、皮膚に発疹が出る前に、まず神経に沿って独特の痛みや違和感が現れます。足の場合も例外ではなく、片足だけがヒリヒリする、触ると痛む、針で刺すようなチクチク感がある、といった症状が先に出てくるのが一般的です。虫刺されや筋肉痛と勘違いしやすいですが、普段とは違うピリピリした痛みが数日続く場合は注意しましょう。

水ぶくれが出たら本格的な発症段階

ピリピリした痛みが続いたあと、皮膚の表面に赤い斑点や小さな水ぶくれが現れます。これが帯状疱疹の典型的な発疹です。

 

足に水ぶくれができると、靴や衣類の刺激で水ぶくれが破れやすく、傷口から細菌が入るリスクもあります。そのため、自己判断でつぶしたりこすったりしないことが大切です。水ぶくれにはウイルスが含まれているため、他の人に水ぼうそうをうつしてしまう可能性もあります。

かさぶたができても治らない痛み。残る「神経痛」の怖さ

帯状疱疹の水ぶくれは、通常10日から2週間ほどで乾いてかさぶたになります。見た目には治ってきたように思えても、問題なのはその後です。

 

ウイルスによって傷ついた神経が修復されず、皮膚の症状が治っても強い痛みが何ヶ月も続くことがあります。これが「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる状態です。高齢の方や発症初期の治療が遅れた場合に多く、日常生活に支障をきたすほどの痛みが残ることも少なくありません。

 

後遺症を残さないためには、できるだけ早く治療を始め、必要に応じて痛みを和らげる治療を併用することが大切です。

足に帯状疱疹ができたときの対処法

足に帯状疱疹ができてしまった場合、最も重要なのは「早く正しい治療を始めること」です。帯状疱疹は時間が経つほど治療が難しくなり、痛みが長引くリスクが高まります。

すぐに病院へ。抗ウイルス薬が効くのは“早期だけ”

帯状疱疹の治療では、ウイルスの増殖を抑える「抗ウイルス薬」が中心となります。ただし、この薬がしっかり効くのは発疹が出てからできるだけ早いタイミングだけです。理想は症状が現れてから72時間以内とされていますが、痛みだけで皮膚症状がない段階でも効果が期待できる場合があります。少しでも「帯状疱疹かも」と思ったら自己判断せず、早めに皮膚科を受診しましょう。

痛みが強いときはペインクリニックも検討

足に帯状疱疹ができると、歩くだけでもズキズキとした強い痛みを感じることがあります。抗ウイルス薬だけでは痛みが十分に抑えられない場合、痛みを和らげる治療も併用するのがおすすめです。

 

痛みが強いときや、痛みが長引きそうなときは、ペインクリニックで神経ブロック注射などの専門的な痛みの治療を受ける方法があります。早期に痛みを抑えることで、後遺症として残りやすい「帯状疱疹後神経痛」を予防することにもつながります。

靴や服が刺激に?日常ケアで症状を悪化させないために

足に帯状疱疹があると、靴や靴下の締めつけ、ズボンの摩擦などが発疹を刺激し、痛みが増す原因になります。なるべく締めつけが少なく肌に優しい素材の服装を選び、患部を清潔に保つことが大切です。

 

もし水ぶくれが破れた場合は、感染を防ぐために医師の指示に従って適切に処置してください。日常生活では体を冷やしすぎず、十分な睡眠と栄養をとり、体力と免疫力を維持することも回復を助けます。

虫刺されや湿疹と勘違い?帯状疱疹との違いは

帯状疱疹は、虫刺されや湿疹など他の皮膚トラブルと見た目が似ていることがあり、特に足にできると気づきにくいのが特徴です。誤った自己判断で放置してしまうと、症状が長引いたり後遺症が残る危険性もあります。ここでは、虫刺されや湿疹と帯状疱疹の違いを知り、見分け方のポイントを押さえておきましょう。

虫刺され

虫刺されは、蚊やブヨ、ダニ、ノミ、ハチなどの虫によって皮膚に毒素や唾液が入ることで起こる皮膚炎です。刺された直後から赤みやかゆみが出ることが多く、場所は一か所や数か所に点在して現れます。通常、数時間から数日で自然に症状が落ち着きますが、かゆみを我慢できずに掻き壊すと腫れが悪化したり、化膿することもあります。

 

帯状疱疹は虫刺されのようなかゆみよりも、ピリピリとした神経痛を伴うのが大きな特徴です。また、虫刺されは体の左右関係なくどこにでもできますが、帯状疱疹は神経節に沿って体の片側に帯状に発疹が並んで現れるという特徴があります。

 

虫刺されについて詳しく解説

湿疹

湿疹は、皮膚のバリア機能が乱れたり、アレルギーや外的刺激が原因となって起こる皮膚炎の総称です。赤み、ブツブツ、小さな水ぶくれができ、強いかゆみが伴います。湿疹は左右対称に出たり、かゆい部分を掻くことで範囲が広がることが多いです。

 

帯状疱疹と違い、湿疹は神経痛を伴いません。帯状疱疹の場合、皮膚の症状が出る前から神経に沿ってチクチクした痛みやヒリヒリ感が起こり、見た目の症状より痛みが先行することが多いのが特徴です。

 

湿疹について詳しく解説

帯状疱疹を防ぐためにできること

帯状疱疹は治療が遅れると、痛みが長引いたり「帯状疱疹後神経痛」といった後遺症が残ることがあります。だからこそ、発症しないよう日頃から予防を意識することが大切です。ここでは、免疫力を保つ生活習慣とワクチン接種について紹介します。

免疫力を保つ生活習慣

予防の基本は免疫力を落とさない生活です。ウイルスは疲れやストレス、加齢で免疫力が低下すると活性化しやすくなります。栄養バランスの良い食事、無理のない運動、質の良い睡眠を心がけましょう。

 

寝る前のスマホやパソコンの見すぎには注意し、リラックスできる時間を作ることも大切です。趣味を楽しんだり音楽を聴いたり、ぬるめのお風呂に入るなど、自分なりのストレス解消法を持っておきましょう。

帯状疱疹ワクチン接種

もう一つの予防法がワクチン接種です。50歳を過ぎると発症リスクが高まるため、早めの接種が有効です。完全に防ぐことはできませんが、発症を抑えたり症状を軽くする効果が期待できます。

 

日本では2種類のワクチンがあり、医師の判断で接種できます。体調が悪いときは避け、接種後の副反応にも注意しましょう。心配がある場合は、かかりつけ医に相談してください。

 

帯状疱疹ワクチンについて詳しく解説

足の赤い発疹…帯状疱疹かも?と思ったら皮膚科を受診しよう

帯状疱疹はどの部位にできても痛みを伴い、治療が遅れると神経痛が長引くことがあります。足の場合、歩行や日常生活に支障が出ることもあるため、早期の発見と適切な治療が大切です。体の片側に沿って小さな水ぶくれやピリピリした痛みを感じたら、帯状疱疹を疑い、早めに皮膚科などの医療機関を受診しましょう。

忙しくて通院する時間がない方にはオンライン診療もおすすめ

帯状疱疹は早めの診断と治療が大切ですが、仕事や家庭の事情でなかなか病院に行けない方もいるでしょう。そんなときはオンライン診療を活用するのも一つの方法です。

オンライン診療とは

オンライン診療について

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンを使って、自宅などから医師の診察を受けられる医療サービスです。ビデオチャットで医師と話ができ、予約、問診、診断、処方箋の発行、支払いまでオンラインで完結します。移動や待ち時間の負担を減らせるため、忙しい方や外出が難しい方に便利です。

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専門スタッフのサポートが受けられ、お気に入りのクリニック・薬局の登録機能、お薬手帳のデジタル化も可能です。全国どこでも当日または翌日にお薬を受け取れるので、時間がつくれない場合でも助かります。

まとめ

足にできる帯状疱疹は、痛みやかゆみが先に現れるため、虫刺されや湿疹と間違えやすいのが厄介です。ただ、発疹が出る前でもピリピリした違和感がある場合は、帯状疱疹を疑って早めに皮膚科を受診することが大切です。早期の治療で強い痛みや後遺症を防げます。普段から免疫力を保つ生活を心がけ、必要に応じてワクチン接種も検討し、帯状疱疹の予防に努めましょう。

コメント 太ももやふくらはぎの片側に“ピリッ”と電気が走るような痛みが続き、数日以内に集まって現れる小水疱が足の帯状疱疹の典型例です。虫刺されは左右どこにでも点在し、湿疹は強いかゆみが主体で神経痛は伴いません。片側の鋭い痛みと帯状の水疱を見たら皮膚科に早期受診してください。抗ウイルス薬は発疹後72時間以内の開始が後遺症予防の鍵となります。痛みが強い場合はペインクリニックで神経ブロックも視野に入れましょう。免疫低下が背景にあることも多く、睡眠と栄養で防衛力を養うことも重要です。

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監修医師 松澤 宗範
青山メディカルクリニック院長/慶応義塾大学病院形成外科

皮膚科, 形成外科, 総合内科, 美容外科, 美容皮膚科, 先端医療, 再生医療

2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業 2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局 2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科 2017年4月 横浜市立市民病院形成外科 2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科 2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職 2019年2月 銀座美容外科クリニック 分院長 2020年5月 青山メディカルクリニック 開業
青山メディカルクリニック院長/慶応義塾大学病院形成外科 皮膚科, 形成外科, 総合内科, 美容外科, 美容皮膚科, 先端医療, 再生医療 2014年3月 近畿大学医学部医学科卒業 2014年4月 慶應義塾大学病院初期臨床研修医 2016年4月 慶應義塾大学病院形成外科入局 2016年10月 佐野厚生総合病院形成外科 2017年4月 横浜市立市民病院形成外科 2018年4月 埼玉医科総合医療センター形成外科・美容外科 2018年10月 慶應義塾大学病院形成外科助教休職 2019年2月 銀座美容外科クリニック 分院長 2020年5月 青山メディカルクリニック 開業

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