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オンライン診療を実施する病院はどこ?検索方法や利用するメリットを紹介

監修医師 木村眞樹子
2021年02月21日
最近よく聞くようになったオンライン診療を受けてみようかな?と考えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、オンライン診療を実施している医療機関の検索方法やオンライン診療を利用するメリットを紹介します。

オンライン診療ってどんな医療体制?

厚生労働省が2018年に発出した「オンライン診療の適切な実施に関する指針」によると、オンライン診療とは、「遠隔医療のうち、医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムにより行う行為。」と定義されています。つまり、直接病院へ行かずに、スマートフォンやパソコンを使って医療を受けることができる方法をオンライン診療と呼びます。

新型コロナウイルス感染症拡大で多くの医療機関が導入

オンライン診療は自宅で診察を済ませることができるため、患者と医療機関の双方にとって感染症の拡大防止策としての効果が期待できます。このメリットを活かすために、日本での新型コロナウイルスの感染拡大が起きたタイミング(2020年4月10日)で厚生労働省はオンライン診療診療に関する規制緩和を行いました。
この規制緩和を受けて、多くの病院やクリニックなどの多くの医療機関がオンライン診療を導入しました。

厚生労働省のホームページで実施する病院やクリニックを掲載

オンライン診療を導入している病院やクリニックなどの医療機関の一覧は、厚生労働省のホームページで確認できます。都道府県ごとに分けて掲載されており、各医療機関ごとに対応している診療科や担当医師も検索できます。オンライン診療による受診を考えている方は、最寄りの医療機関やかかりつけ医がオンライン診療に対応しているか確認しておきましょう。また、内科・小児科・消化器内科・外科・整形外科・皮膚科・眼科などの診療科のうち、受診を考えている診療科がオンライン診療に対応しているかも同時に調べておくと良いでしょう。
また、初診や再診のときに電話によるオンライン診療の実施の有無も同ホームページ上に掲載されています。

オンライン診療の流れ

次に、オンライン診療を受けるために必要な手順を紹介します。

電話やアプリなどで事前予約

まず、オンライン診療で受診する病院やクリニックなどの医療機関を決めた後は受診の予約を事前に済ませておくことが必要です。受診予約は電話やアプリなどを使って行うことができ、医療機関のホームページ上から予約ができる場合もあります。
また、オンライン診療を利用する場合は、CLINICS(クリニクス)・curon(クロン)・ポケットドクター・YaDocなどのアプリを使うと、オンライン診療の予約から支払いまでを一元管理できます。

電話や情報通信機器を用いた医師によるオンライン診療

事前に予約していた時刻が来たら、オンラインによる診療が始まります。オンライン診療では電話もしくは情報通信機器を用いるため、使用する機器や通信環境などに不備がないか事前に確認しておきましょう。

患者希望の薬局へ医療機関から処方箋を送信

直接病院やクリニックを受診したときに処方箋を出された経験がある方は多くいらっしゃると思います。オンライン診療を利用したときも対面診療のときと同じで、医師が診察の中で薬による治療が必要と判断したときには処方箋が発行されます。
ただし、この処方箋の扱いは対面診療とオンライン診療で少し異なります。オンライン診療の際に発行された処方箋は患者が調剤を希望する調剤薬局へfax等を用いて情報が送信され、その処方箋に記載されている情報を基に薬剤師が調剤を行います。

処方された薬の受け取りまたは郵送

一般に、医師から処方された薬は薬剤師による服薬指導を受けた後に受け取ることができ、オンライン診療を利用したときもこの流れは変わりません。その一方で、指定した調剤薬局へ直接来局せずに、服薬指導はオンラインで、薬の受け取りは郵送で済ませることもできます。
しかしながら、「薬局自体がオンラインの服薬指導や薬の郵送に対応していない」、「処方された薬の使用方法が特殊で対面による服薬指導が好ましいと薬剤師が判断した」ときには対面による服薬指導や薬局での薬の受け渡しを求められることがあります。

オンライン診療のメリット

オンライン診療を利用することで、
・自宅で医療機関の受診が可能
・待ち時間・通院時間を削減
・新型コロナウイルス感染症の感染予防
といったメリットがあります。

自宅で診察が受けられる

オンライン診療は自宅をはじめとして、電話や情報通信機器が使える場所であれば制限されていない限り受けることができます。外出を控えたい方や仕事が忙しくて医療機関の受診を諦めていた方でも受診できます。

診察待ちや通院時間を削減

事前に予約していることや直接病院やクリニックなどの医療機関へ通院する必要がないことから、直接病院へ行って受診したときに比べて診察以外にかかる時間以外を削減することができます。

新型コロナ感染予防

オンライン診療を利用することで、病院へ行かずに済むだけでなく、外出する機会自体が減ります。このことにより、オンライン診療による受診は新型コロナウイルス感染症に感染するリスクを低減することが期待できます。

オンライン診療は初診患者も対応可能に

従来のオンライン診療にかかわる指針では、医師が健康状態を把握しており、症状が比較的安定している再診患者がオンライン診療の対象でした。しかしながら、日本での新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う規制緩和により、初診患者でもオンライン診療を利用できるようになりました。ただし、現状ではこの規制緩和は時限的かつ特例的であり、新型コロナウイルス感染症が収束するなどのタイミングで規制緩和が解除される予定です(2021年1月時点)。

直接的な受診である対面診療より情報が少ない

対面診療の際には、触診や必要な検査がその場で実施できるため、医師が必要と考える情報を得ることができます。一方で、オンライン診療は音声や映像での診察となるため、医師が得られる情報は対面診療に比べて乏しいです。したがって、特に電話を使用する場合は可能な限り詳細かつ正確に症状や健康状態を説明することを心がけましょう。
オンラインでは適切な治療が困難だと医師が判断した場合は、必要な診察や検査を行うために直接医療機関の受診が求めらることがあります。

オンラインでの診療を利用するならまずは問い合わせしてみましょう

オンライン診療を利用しようと考えている方は、近隣の医療機関やかかりつけ医に予約や支払いの方法などを問い合わせて確認してみましょう。また、オンライン診療に対応している医療機関を調べるときは都道府県ごとに一覧として掲載されている厚生労働省のホームページを参考にしてください。
参考文献
厚生労働省 オンライン診療に関するホームページ
厚生労働省 オンライン診療の適切な実施に関する指針 平成 30 年3月 (令和元年7月一部改訂)
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の 時限的・特例的な取扱いについて
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について
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監修医師 木村眞樹子
現役医師、産業医 10年以上大学病院で臨床に従事、産業医として企業の健康経営にも携わる 2019年より医療ライターとしても活動している
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