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【市販薬徹底比較!】悩める肥満症状にオススメの漢方薬「防風通聖散」の市販薬について成分や価格を徹底比較!

<span id="h2-1">防風通聖散とは</span>

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は、体内の余分な毒素を、「汗や便や尿」により皮膚や消化器官、泌尿器官を経由して体外に排出する代表的な漢方製剤です。主薬の防風を含み、18種類もの生薬から構成されています。

防風通聖散は暴飲暴食などで過剰に摂取した栄養が毒素となり、病気を引き起こすと考えられ作られました。体内の余分な毒素とは、いわゆる脂質等の代謝異常を大まかに指します。中国・「金」の時代に劉完素という人が著した、『宣明論(せいめいろん)』と呼ばれる古い漢方の医学書に収載されている漢方薬(医薬品)です。

防風通聖散の効能効果として、「腹部に皮下脂肪が多く、肥満気味、便秘がちな人の諸症状。高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)肥満症、むくみ、便秘」などがうたわれています。(ツムラ医療用漢方製剤添付文書抜粋による)脂肪を落とせる漢方」というイメージがついているお薬ですが、漢方薬は「症状」に対して処方するものではなく、個人の「体質」に合わせて処方されるものです。

防風通聖散も例外ではなく、このお薬が合う人と合わない人がいます。では、少し踏み込んで、防風通聖散がいわゆる「ぽっこりお腹」や「肥満症の人」「脂肪を燃焼!」などの代表的処方として広まったのはなぜかを解説していきましょう。

<span id="h2-2">脂肪対策の漢方薬は防風通聖散って本当?</span>

漢方の考え方では、水分代謝異常や脂質・脂肪の代謝異常で現れる不調を「水毒(すいどく)」「水湿(すいしつ)」「湿痰(しったん)」「痰濁(たんだく)」などの言葉で表します。

むくみや低気圧頭痛、二日酔い、むくみ、下痢など、体内の余分な水分による不調、いわゆる「水毒」「水湿」に対応する主な漢方製剤は「五苓散」や「キアガード」などが有名です。

では、「湿痰」や「痰濁」とは具体的に何でしょう?かなり大まかですが、肥満症の原因は、うまく代謝できない脂肪や脂質などの事です。血中では「コレステロール」や、いわゆる「中性脂肪」などと表現されるようなものとイメージしていただければと思います。

 

防風通聖散は、この「湿痰」や「痰濁」に有効とされる漢方薬なので、肥満や脂肪の代謝に良いといわれるのでしょう。

 

漢方医学の考え方として、体を構成する3大要素を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」と表現することがありますが、漢方医学の「気・血・水」には伝統医学ならではのさまざまな概念が包括されています。

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このように、漢方医学では、この「気血水」という言葉をよく使い、人体が健康を保つためにはこの3つがバランスよく機能、循環している必要があるとされています。

この「水の巡り」がポイントです。「気」も「血」も「水」も、滞りなくスムーズに体を巡る事がとても大切です。

これで体に必要なうるおい、栄養をバランスよく供給できます。ですが、何らかの原因で水の巡りが滞ると、体にとって有害な物質へと変化してしまいます。

漢方の世界でよばれる「痰湿(たんしつ)」

痰湿の原因はさまざまです。現代でもっとも多いのは、胃腸に負担の多い食生活が習慣化していることです。これに加えて運動不足などで摂取したカロリーに対して消化や消費が追い付いていない場合も含まれますね。

 

つまり、食べたり飲んだりしたものが便や尿、発汗などの生理機能でうまく消化・吸収・排泄できず、肌の吹き出物として排出されようとしていたり、高血圧、中性脂肪、内臓脂肪、むくみ、便秘などの症状として出てきてしまうのです。

 

そしてこの状態が慢性化、重症化すると「粘って濁ったのも」が蓄積されてしまいます。この「粘って濁ったもの」ものが蓄積されている状態。これを「痰濁(たんだく)」とも言います。

 

川は流れている状態ではよどんだり濁ったりしませんが、何らかの原因で流れがとまってしまうと、やがてよどんで「沼」となってしまい、濁っていきます。体の中にも同じことが起こると考えるのです。

 

うまく排泄できなかった体内のゴミ(痰濁)が蓄積され濁っていくと、中性脂肪やコレステロールなどに変化し、血液の中に入り込んだり血管にくっついたりして、血液の流れを邪魔し、生活習慣病などの原因となってしまいます。

 

またこの「湿痰」や「痰濁」は「熱」と結びつきやすいと考えられています。

 

漢方では身体の中に余分な「熱」を生む原因として、アルコールや油っぽい食事、カロリーの高い甘いものや過度なストレスなどがあげられます。

 

防風通聖散はこのような余分な「熱」と結びついたゴミ(痰湿)を体外に排出したり、このゴミをため込みやすい体質を改善するための処方構成となっているので、肥満傾向になりやすいタイプの諸症状に効果があると言われているのです。

<span id="h2-3">防風通聖散はどんな症状に効果的?</span>

防風通聖散には次のような効能効果があります。
・動悸や肩こり
・のぼせ
・ほてり
・便秘
・吹き出物(にきび)
・むくみ

基本的に、上記のような体内の熱(過剰なエネルギー)によって生まれた不調を改善するためのお薬です。

 

このお薬を服用するのに適している体質の人は、比較的体力があり食欲なども旺盛で美食家、血色も良く、体格もがっちりしたタイプの人です。

 

仕事のお付き合いなどで会食などが多い割には運動する機会があまりなく、消化しきれなかったエネルギーが体の中で熱に変化し、肥満へとつながってしまうというタイプの人ですね。

 

熱の産生は生命活動に大切な事ですが、過剰な熱や質の悪い熱は必要な水分をも奪ってしまい、異常な食欲がわいたり、便が固くなり便秘になりやすかったり、水分を補給していても尿量が少なかったり尿の色も濃くなってしまったりします。

<span id="h2-4">オススメの市販薬は?</span>

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多種類の生薬を組み合わせた漢方薬は体質の改善を目的としたものが多く、生薬同士の相互作用なども考慮されており、じんわり効果があらわれると言われています。

 

防風通聖散は18種類の生薬から構成されているので、ある程度の期間を服用する事で効果が実感できる場合が多いので、適度な運動や食生活の見直しをしながら服用を続けてみると良いでしょう。

 

主な市販薬と価格は次の通りです。(商品情報や価格は2020年11月現在のものです。)

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ドラッグストアで比較的よく見られるのは上記の市販薬です。エキス顆粒と錠剤タイプの漢方製剤があります。

 

漢方薬で圧倒的なシェアを誇るツムラは漢方薬メーカーとして有名ですが、クラシエもドラッグストアに数多く展開されています。特に医療用ではツムラの漢方薬を服用した経験がある方もいるかもしれません。

 

また、防風通聖散とは違う商品名で商品を販売している製薬メーカーもあります。

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実は、小林製薬の「ナイシトール」は・ナイシトールZa・ナイシトール85・ナイシトールGという商品名で、3種類展開されています。大きな違いは有効成分量や用法用量に違いがあります。この中で満量処方と言われる防風通聖散の配合量を最大に配合した商品は「ナイシトールZa」です。

 

満量だからより効果が高いというものでもなく、体重量や服用回数など体質やライフスタイルに応じて使い分ける事が大切です。また、満量処方をうたっている防風通聖散ですと、次のようなものがあります。

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<span id="h2-5">防風通聖散は通販で購入可能?</span>

防風通聖散など、漢方薬の多くは「第2類医薬品」に分類される商品がほとんどです。第1類医薬品のように、薬剤師による情報提供はいりませんので通販販売(ネットや電話での購入)においても商品の購入が可能です。

 

インターネット通販の場合、実店舗(薬店や薬局、ドラッグストアで、薬剤師や登録販売者が管理者として常駐している店舗)があり、特定販売(インターネット販売等)の許可がおりていれば、医薬品の販売、注文が可能です。

 

ただし、実店舗がなく、インターネット上のみで運営しているショップでは医薬品の販売はできません。(YAHOO!やAMAZONなどの大手ポータルサイトに出店しているショップであれば基準を満たしていると考えてよいでしょう。)

※注文や購入の際に、医薬品に関しての利用に関する情報提供(使用履歴や服用者は本人か家族かなど)を求められる場合があります。

<span id="h2-6">防風通聖散に副作用はある?</span>

漢方薬は人体に優しく、副作用が比較的少ないと言われていますが、体質に合わない場合は副作用と同等の好ましくない作用をもたらすことがありますので注意が必要です。

 

病院で血液検査でからだの状態を表す基準となる数値があるように、東洋医学にも独自の理論に基づいた体質の診断方法と治療法があります。

 

体質の事を「証」と表し、体力の有無や不調の勢いを「虚証」「実証」という言葉で表現するなど、独特な言い回しの多い漢方医学ですが、顔色や症状、体格や体重、普段の生活習慣など、細かい問診に基づき、患者さんの情報を集めて適切な薬を選ぶのが基本です。

 

漢方薬の服用に関しては漢方専門の薬剤師や登録販売者がいる漢方相談薬局、または漢方薬に精通している医師がいる病院を受診して相談してみましょう。

<span id="h2-7">飲み方のポイント</span>

防風通聖散に限らず、漢方薬にはいくつかの剤型(薬の形状)があり、生薬のエキスを抽出して粉状にした顆粒・細粒タイプや錠剤タイプの商品があります。

ちなみに漢方薬といえば、土鍋でコトコト煮出してお茶のようにして服用するというイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

実は生薬を水から煎じたものを服用する方法は、有効成分が最も濃い状態で服用することができ、吸収もよいので効果も高い事がわかっています。とはいうものの、土鍋で煎じるのはさすがに大変なので、エキス顆粒のお薬をお湯に溶かして服用する方法を是非、試してみてください。

 

もちろん漢方薬は独特の風味や苦みがあるため、どうしても味が苦手という場合は無理をせず、手軽に服用できるエキス剤顆粒(細粒)や錠剤タイプを上手に活用して頂いて構いません。
医薬品の効果を最大限に活かすため、服用する時は水または白湯で服用しましょう。

<span id="h2-8">服用時の注意点</span>

服用を検討する際は、医師や薬剤師、または登録販売者に相談し、情報の提供を受けてください。

血圧が高めの方、妊婦の方または妊娠している可能性のある方は、医師に相談の上、服用をするようにしましょう。授乳中の方は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。
小児に服用させる場合は、保護者の監督のもと、服用させるようにしてください。(年齢により1回あたりの服用量が異なります。)

防風通聖散は構成生薬の中に「麻黄(マオウ)」が含まれますので、他に「麻黄」や交感神経作動成分「エフェドリン」などを含む医薬品を服用している人は重複摂取をさけるため控えるようにして下さい。

また、便秘を改善させ、下剤とおなじような効果がある「大黄(ダイオウ)」という便通作用のある生薬も配合されています。この薬を服用して、腹痛や下痢が続くなどの症状が現れる事もありますので、充分注意が必要です。
下痢や腹痛、皮膚などに痒みや発疹などが現れた場合は、服用を中止し、薬剤師や登録販売者に相談の上、必要に応じて医療機関を受診し、医師の診察を受けましょう。

保管方法について

漢方薬は天然の生薬を使用しているので、湿気などに弱く、品質管理のため、保管方法などは注意をしてください。

 

1包を飲み切らず残った分を後で服用する場合などは、切り口を折り曲げて早めに服用する事をおすすめします。

 

医薬品は添付文書の情報を確認の上、服用する際は用法・用量や使用期限を守って使用するようにしましょう。

<span id="h2-9">防風通聖散の購入方法は?</span>

購入するには、街のドラッグストア、漢方薬専門の相談薬局、薬店、また処方箋を取り扱う保険薬局(医療機関で医師の診断により処方を受けた場合)や零売薬局などを利用して医薬品を購入することができます。

 

また、第1類、第2類、第3類のすべての一般用医薬品は、一定の条件の下、インターネットや電話相談による注文などで販売できるようになりました。※購入時に専門家からの情報提供が必要な場合があります。

 

ただし、使用に特に注意が必要な「要指導医薬品」は対面販売に限ります。

<span id="h2-10">防風通聖散は通販が便利!</span>

防風通聖散は病院やドラックストアに行かなくても、通販で購入可能です。SOKUYAKUウェルネスでは、錠剤タイプと顆粒タイプの2種類の防風通聖散が選べます。

気になることがあれば、国家資格である登録販売者も在籍しているので、飲み方や飲み合わせ等の相談も可能です。詳しくはこちらからチェックしてみてください。

SOKUYAKUウェルネスで防風通聖散を詳しく見る

薬剤師コメント

薬剤師
柴田 健太朗

防風通聖散は、多くの製薬会社から多数販売され約70件以上の市販薬が販売され、それぞれのメーカーにより配合されている生薬の量や剤形(錠剤、顆粒など)、価格などが異なります。​また、「満量処方」と呼ばれる、生薬を最大量配合した製品もあります。

【市販薬徹底比較!】悩める肥満症状にオススメの漢方薬「防風通聖散」の市販薬について成分や価格を徹底比較!のイメージ

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は、体内の余分な毒素を、「汗や便や尿」により皮膚や消化器官、泌尿器官を経由して体外に排出する代表的な漢方製剤です。主薬の防風を含み、18種類もの生薬から構成されています。

防風通聖散は暴飲暴食などで過剰に摂取した栄養が毒素となり、病気を引き起こすと考えられ作られました。体内の余分な毒素とは、いわゆる脂質等の代謝異常を大まかに指します。中国・「金」の時代に劉完素という人が著した、『宣明論(せいめいろん)』と呼ばれる古い漢方の医学書に収載されている漢方薬(医薬品)です。

防風通聖散とは

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)は、体内の余分な毒素を、「汗や便や尿」により皮膚や消化器官、泌尿器官を経由して体外に排出する代表的な漢方製剤です。主薬の防風を含み、18種類もの生薬から構成されています。

防風通聖散は暴飲暴食などで過剰に摂取した栄養が毒素となり、病気を引き起こすと考えられ作られました。体内の余分な毒素とは、いわゆる脂質等の代謝異常を大まかに指します。中国・「金」の時代に劉完素という人が著した、『宣明論(せいめいろん)』と呼ばれる古い漢方の医学書に収載されている漢方薬(医薬品)です。

防風通聖散の効能効果として、「腹部に皮下脂肪が多く、肥満気味、便秘がちな人の諸症状。高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ)肥満症、むくみ、便秘」などがうたわれています。(ツムラ医療用漢方製剤添付文書抜粋による)脂肪を落とせる漢方」というイメージがついているお薬ですが、漢方薬は「症状」に対して処方するものではなく、個人の「体質」に合わせて処方されるものです。

防風通聖散も例外ではなく、このお薬が合う人と合わない人がいます。では、少し踏み込んで、防風通聖散がいわゆる「ぽっこりお腹」や「肥満症の人」「脂肪を燃焼!」などの代表的処方として広まったのはなぜかを解説していきましょう。

脂肪対策の漢方薬は防風通聖散って本当?

漢方の考え方では、水分代謝異常や脂質・脂肪の代謝異常で現れる不調を「水毒(すいどく)」「水湿(すいしつ)」「湿痰(しったん)」「痰濁(たんだく)」などの言葉で表します。

むくみや低気圧頭痛、二日酔い、むくみ、下痢など、体内の余分な水分による不調、いわゆる「水毒」「水湿」に対応する主な漢方製剤は「五苓散」や「キアガード」などが有名です。

では、「湿痰」や「痰濁」とは具体的に何でしょう?かなり大まかですが、肥満症の原因は、うまく代謝できない脂肪や脂質などの事です。血中では「コレステロール」や、いわゆる「中性脂肪」などと表現されるようなものとイメージしていただければと思います。

 

防風通聖散は、この「湿痰」や「痰濁」に有効とされる漢方薬なので、肥満や脂肪の代謝に良いといわれるのでしょう。

 

漢方医学の考え方として、体を構成する3大要素を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」と表現することがありますが、漢方医学の「気・血・水」には伝統医学ならではのさまざまな概念が包括されています。

「気」・・・体内のエネルギー全体の働きや動き、機能の全体を表します。

「血」・・・現代医学の「血液」などの栄養物質を含みますが、漢方医学では「血」と表し、意味も広いです。髪の毛、肌、粘膜の潤いを保つ働きや、精神状態を保つためのこの3つのバランスが取れないと体に不調を起こすと言われており、体を物質的に構成する成分というような広い働きのことを指します。

「水」・・・尿や汗、血液、消化液など、体内の物質としての意味を含むほか、その作用や機能なども指します。

このように、漢方医学では、この「気血水」という言葉をよく使い、人体が健康を保つためにはこの3つがバランスよく機能、循環している必要があるとされています。

この「水の巡り」がポイントです。「気」も「血」も「水」も、滞りなくスムーズに体を巡る事がとても大切です。

これで体に必要なうるおい、栄養をバランスよく供給できます。ですが、何らかの原因で水の巡りが滞ると、体にとって有害な物質へと変化してしまいます。

漢方の世界でよばれる「痰湿(たんしつ)」

痰湿の原因はさまざまです。現代でもっとも多いのは、胃腸に負担の多い食生活が習慣化していることです。これに加えて運動不足などで摂取したカロリーに対して消化や消費が追い付いていない場合も含まれますね。

 

つまり、食べたり飲んだりしたものが便や尿、発汗などの生理機能でうまく消化・吸収・排泄できず、肌の吹き出物として排出されようとしていたり、高血圧、中性脂肪、内臓脂肪、むくみ、便秘などの症状として出てきてしまうのです。

 

そしてこの状態が慢性化、重症化すると「粘って濁ったのも」が蓄積されてしまいます。この「粘って濁ったもの」ものが蓄積されている状態。これを「痰濁(たんだく)」とも言います。

 

川は流れている状態ではよどんだり濁ったりしませんが、何らかの原因で流れがとまってしまうと、やがてよどんで「沼」となってしまい、濁っていきます。体の中にも同じことが起こると考えるのです。

 

うまく排泄できなかった体内のゴミ(痰濁)が蓄積され濁っていくと、中性脂肪やコレステロールなどに変化し、血液の中に入り込んだり血管にくっついたりして、血液の流れを邪魔し、生活習慣病などの原因となってしまいます。

 

またこの「湿痰」や「痰濁」は「熱」と結びつきやすいと考えられています。

 

漢方では身体の中に余分な「熱」を生む原因として、アルコールや油っぽい食事、カロリーの高い甘いものや過度なストレスなどがあげられます。

 

防風通聖散はこのような余分な「熱」と結びついたゴミ(痰湿)を体外に排出したり、このゴミをため込みやすい体質を改善するための処方構成となっているので、肥満傾向になりやすいタイプの諸症状に効果があると言われているのです。

防風通聖散はどんな症状に効果的?

防風通聖散には次のような効能効果があります。
・動悸や肩こり
・のぼせ
・ほてり
・便秘
・吹き出物(にきび)
・むくみ

基本的に、上記のような体内の熱(過剰なエネルギー)によって生まれた不調を改善するためのお薬です。

 

このお薬を服用するのに適している体質の人は、比較的体力があり食欲なども旺盛で美食家、血色も良く、体格もがっちりしたタイプの人です。

 

仕事のお付き合いなどで会食などが多い割には運動する機会があまりなく、消化しきれなかったエネルギーが体の中で熱に変化し、肥満へとつながってしまうというタイプの人ですね。

 

熱の産生は生命活動に大切な事ですが、過剰な熱や質の悪い熱は必要な水分をも奪ってしまい、異常な食欲がわいたり、便が固くなり便秘になりやすかったり、水分を補給していても尿量が少なかったり尿の色も濃くなってしまったりします。

オススメの市販薬は?

生薬の量には上限が定められています。この生薬の量を、定められた基準内で最大限使用されている製剤を「満量」処方と呼んでいます。薬量が多ければ得られる効果は当然大きくなります。

漢方薬は体質に合わせて処方するものなので多ければ良いというわけでもありませんが、購入する商品を検討する際の選択肢の一つとして頭に入れておくと良いでしょう。

 

また、防風通聖散は、18種類の生薬で構成されている漢方薬です。構成される生薬の数が多い部類の製品になります。

防風(ボウフウ)・荊芥(ケイガイ)・麻黄(マオウ)・薄荷(ハッカ)・連翹(レンギョウ)、生姜(ショウキョウ)

山梔子(サンシシ)・黄芩(オウゴン)・石膏(セッコウ)・桔梗(キキョウ)

当帰(トウキ)・川芎(センキュウ)・芍薬(シャウヤク)

白朮(ビャクジュツ)・滑石(カッセキ)

大黄(ダイオウ)・芒硝(ボウショウ)・甘草(カンゾウ)

多種類の生薬を組み合わせた漢方薬は体質の改善を目的としたものが多く、生薬同士の相互作用なども考慮されており、じんわり効果があらわれると言われています。

 

防風通聖散は18種類の生薬から構成されているので、ある程度の期間を服用する事で効果が実感できる場合が多いので、適度な運動や食生活の見直しをしながら服用を続けてみると良いでしょう。

 

主な市販薬と価格は次の通りです。(商品情報や価格は2020年11月現在のものです。)

ツムラ漢方防風通聖散エキス顆粒(株式会社ツムラ) 本体価格1,380円 (税込1,518円)※第2類医薬品

クラシエ薬品「クラシエ」漢方防風通聖散料エキスFC錠 360錠 本体価格3,255円(税込3,580円)※第2類医薬品

ドラッグストアで比較的よく見られるのは上記の市販薬です。エキス顆粒と錠剤タイプの漢方製剤があります。

 

漢方薬で圧倒的なシェアを誇るツムラは漢方薬メーカーとして有名ですが、クラシエもドラッグストアに数多く展開されています。特に医療用ではツムラの漢方薬を服用した経験がある方もいるかもしれません。

 

また、防風通聖散とは違う商品名で商品を販売している製薬メーカーもあります。

コッコアポEX錠(クラシエ薬品)※第2類医薬品 ・60錠(パウチ) 本体価格1,000円(税込1,100円) ・144錠 本体価格2,000円(税込2,200円) ・312錠 本体価格4,000円(税込4400円) 

ナイシトールZa(小林製薬)※第2類医薬品・105錠 本体価格2,100円(税込2,310円) ・315錠 本体価格6,000円(税抜6,600円) ・420錠 本体価格7,500円(税抜8,250円)

実は、小林製薬の「ナイシトール」は・ナイシトールZa・ナイシトール85・ナイシトールGという商品名で、3種類展開されています。大きな違いは有効成分量や用法用量に違いがあります。この中で満量処方と言われる防風通聖散の配合量を最大に配合した商品は「ナイシトールZa」です。

 

満量だからより効果が高いというものでもなく、体重量や服用回数など体質やライフスタイルに応じて使い分ける事が大切です。また、満量処方をうたっている防風通聖散ですと、次のようなものがあります。

新・ロート防風通聖散錠 満量(ロート製薬)※第2類医薬品 ・264錠(22日分) 本体価格5,300円(税込5,830円)・360錠(30日分) 本体価格6,800円(税込7,480円) ・60錠(5日分) 本体価格1,300円(税込1,430円)

防風通聖散は通販で購入可能?

防風通聖散など、漢方薬の多くは「第2類医薬品」に分類される商品がほとんどです。第1類医薬品のように、薬剤師による情報提供はいりませんので通販販売(ネットや電話での購入)においても商品の購入が可能です。

 

インターネット通販の場合、実店舗(薬店や薬局、ドラッグストアで、薬剤師や登録販売者が管理者として常駐している店舗)があり、特定販売(インターネット販売等)の許可がおりていれば、医薬品の販売、注文が可能です。

 

ただし、実店舗がなく、インターネット上のみで運営しているショップでは医薬品の販売はできません。(YAHOO!やAMAZONなどの大手ポータルサイトに出店しているショップであれば基準を満たしていると考えてよいでしょう。)

※注文や購入の際に、医薬品に関しての利用に関する情報提供(使用履歴や服用者は本人か家族かなど)を求められる場合があります。

防風通聖散に副作用はある?

漢方薬は人体に優しく、副作用が比較的少ないと言われていますが、体質に合わない場合は副作用と同等の好ましくない作用をもたらすことがありますので注意が必要です。

 

病院で血液検査でからだの状態を表す基準となる数値があるように、東洋医学にも独自の理論に基づいた体質の診断方法と治療法があります。

 

体質の事を「証」と表し、体力の有無や不調の勢いを「虚証」「実証」という言葉で表現するなど、独特な言い回しの多い漢方医学ですが、顔色や症状、体格や体重、普段の生活習慣など、細かい問診に基づき、患者さんの情報を集めて適切な薬を選ぶのが基本です。

 

漢方薬の服用に関しては漢方専門の薬剤師や登録販売者がいる漢方相談薬局、または漢方薬に精通している医師がいる病院を受診して相談してみましょう。

飲み方のポイント

防風通聖散に限らず、漢方薬にはいくつかの剤型(薬の形状)があり、生薬のエキスを抽出して粉状にした顆粒・細粒タイプや錠剤タイプの商品があります。

ちなみに漢方薬といえば、土鍋でコトコト煮出してお茶のようにして服用するというイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

実は生薬を水から煎じたものを服用する方法は、有効成分が最も濃い状態で服用することができ、吸収もよいので効果も高い事がわかっています。とはいうものの、土鍋で煎じるのはさすがに大変なので、エキス顆粒のお薬をお湯に溶かして服用する方法を是非、試してみてください。

 

もちろん漢方薬は独特の風味や苦みがあるため、どうしても味が苦手という場合は無理をせず、手軽に服用できるエキス剤顆粒(細粒)や錠剤タイプを上手に活用して頂いて構いません。
医薬品の効果を最大限に活かすため、服用する時は水または白湯で服用しましょう。

服用時の注意点

服用を検討する際は、医師や薬剤師、または登録販売者に相談し、情報の提供を受けてください。

血圧が高めの方、妊婦の方または妊娠している可能性のある方は、医師に相談の上、服用をするようにしましょう。授乳中の方は服用しないか、服用する場合は授乳を避けてください。
小児に服用させる場合は、保護者の監督のもと、服用させるようにしてください。(年齢により1回あたりの服用量が異なります。)

防風通聖散は構成生薬の中に「麻黄(マオウ)」が含まれますので、他に「麻黄」や交感神経作動成分「エフェドリン」などを含む医薬品を服用している人は重複摂取をさけるため控えるようにして下さい。

また、便秘を改善させ、下剤とおなじような効果がある「大黄(ダイオウ)」という便通作用のある生薬も配合されています。この薬を服用して、腹痛や下痢が続くなどの症状が現れる事もありますので、充分注意が必要です。
下痢や腹痛、皮膚などに痒みや発疹などが現れた場合は、服用を中止し、薬剤師や登録販売者に相談の上、必要に応じて医療機関を受診し、医師の診察を受けましょう。

保管方法について

漢方薬は天然の生薬を使用しているので、湿気などに弱く、品質管理のため、保管方法などは注意をしてください。

 

1包を飲み切らず残った分を後で服用する場合などは、切り口を折り曲げて早めに服用する事をおすすめします。

 

医薬品は添付文書の情報を確認の上、服用する際は用法・用量や使用期限を守って使用するようにしましょう。

防風通聖散の購入方法は?

購入するには、街のドラッグストア、漢方薬専門の相談薬局、薬店、また処方箋を取り扱う保険薬局(医療機関で医師の診断により処方を受けた場合)や零売薬局などを利用して医薬品を購入することができます。

 

また、第1類、第2類、第3類のすべての一般用医薬品は、一定の条件の下、インターネットや電話相談による注文などで販売できるようになりました。※購入時に専門家からの情報提供が必要な場合があります。

 

ただし、使用に特に注意が必要な「要指導医薬品」は対面販売に限ります。

防風通聖散は通販が便利!

防風通聖散は病院やドラックストアに行かなくても、通販で購入可能です。SOKUYAKUウェルネスでは、錠剤タイプと顆粒タイプの2種類の防風通聖散が選べます。

気になることがあれば、国家資格である登録販売者も在籍しているので、飲み方や飲み合わせ等の相談も可能です。詳しくはこちらからチェックしてみてください。

薬剤師コメント

薬剤師
柴田 健太朗

防風通聖散は、多くの製薬会社から多数販売され約70件以上の市販薬が販売され、それぞれのメーカーにより配合されている生薬の量や剤形(錠剤、顆粒など)、価格などが異なります。​また、「満量処方」と呼ばれる、生薬を最大量配合した製品もあります。

当コラムの掲載記事に関するご注意点

1.

当コラムに掲載されている情報については、執筆される方に対し、事実や根拠に基づく執筆をお願いし、当社にて掲載内容に不適切な表記がないか、確認をしておりますが、医療及び健康管理上の事由など、その内容の正確性や有効性などについて何らかの保証をできるものではありません。

2.

当コラムにおいて、医療及び健康管理関連の資格を持った方による助言、評価等を掲載する場合がありますが、それらもあくまでその方個人の見解であり、前項同様に内容の正確性や有効性などについて保証できるものではありません。

3.

当コラムにおける情報は、執筆時点の情報であり、掲載後の状況により、内容の変更が生じる場合があります。

4.

前各項に関する事項により読者の皆様に生じた何らかの損失、損害等について、当社は一切責任を負うものではありません。

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薬剤師 柴田 健太朗の写真
監修薬剤師 柴田 健太朗
薬科大学卒業し薬剤師登録
大手調剤薬局グループにて調剤業務に従事。漢方関連の技術を習得する
その後、株式会社シーディ(シーディ薬局)に入社し薬局管理薬剤師として調剤業務・薬局管理業務に従事

研修センター研修認定薬剤師
漢方薬・生薬認定薬剤師

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  • STEP
    2

    診療予約をする

    カレンダーからお好きな日時を選択して、診療予約を行います。

    診療予約をする画面
  • STEP
    3

    オンライン問診をする

    事前問診をアプリ内またはWeb内で行い、基本情報などを入力します。

    オンライン問診をする画面
  • STEP
    4

    オンライン診療を受ける

    予約時間になったら、実際に医師とビデオ通話で会話しながら、診療を受けます。

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    5

    オンライン服薬指導を受ける

    オンライン診療後、薬剤師とビデオ通話で会話しながら、服薬指導を受けます。

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    6

    おくすりが配送されます

    決済完了後、最短当日、ご自宅や薬局でおくすりを受け取れます。

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