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オンライン診療可能施設のリストを厚生労働省が公開|検索方法や利用の仕方は?

監修医師 木村眞樹子
2021年02月1日
近年、新しい医療体制として確立されつつあるオンライン診療。オンライン診療を受けてみたいと思いつつも、自分が受けたいと思っている医療機関がオンライン診療可能か分かりませんよね。今回はそんなオンライン診療について実施している医療機関の検索方法や利用の仕方も合わせて詳しく説明します。

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オンライン診療ってなに?

オンライン診療はいままで「遠隔診療」と呼ばれていましたが、近年のITシステムを使った診察が増えたことから「オンライン診療」という呼び名に変わってきました。

導入する病院やクリニックなど医療機関が増加

過疎地など病院になかなか行けないところに住んでいる人たちや、高齢者で病院への通院が大変な人、持病などで自宅で寝たきりの人など、対面診療が難しい人にも質の高い医療を提供したいと、オンライン診療を導入する病院やクリニックなどが増えています。また、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID–19)の影響で、医療機関での接触や“密”を避けるために導入し始めた医療機関も数多くあります。

実施施設のリストを厚生労働省がHPで公開

厚生労働省はオンライン診療や電話診療を実施している医療機関リストを47都道府県別に作成して、厚生労働省のホームページで公開しています。また、医療機関の連絡先も掲載しています。
オンライン診療は情報通信機器を使って診察できるとはいえ、できるだけ自宅などから近い医療機関を選択するように推奨されているため、ご自身の自宅から近い医療機関をリストで確認し、診察を受けましょう。

オンライン診療はどの患者でも受診できる?

一見、誰でも気軽に受診できると思われがちなオンライン診療ですが、基本的にオンライン診療が認められているのは「一度その医療機関を受診したことのある患者」という再診患者であり、初診は従来の対面診療を行うこととされています。(※禁煙外来や緊急避妊など例外もあり)しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID–19)が流行していることから、時限的に初診患者のオンライン診療も認められています。
ただし、医師は正確な診断を行うため、初診患者に対して視診や触診などのあらゆる検査を受けさせる必要があり、場合によっては初診患者でもオンライン診療を受けられない可能性があることを知っておきましょう。

また、対象疾患も継続的な治療が必要となる慢性疾患を持つ患者とされていましたが、ルールの改定や新型コロナウイルス感染症による時限的な措置等で変化していますので、事前に医療機関に問い合わせてみることをおすすめします。

オンライン診療で必要なもの

オンライン診療を受けるためには何を準備すればよいでしょうか。オンライン診療に必要なものを確認しましょう。

スマホやパソコンなどの情報通信機器

オンライン診療は情報通信機器のビデオ通話などを使って診察を行います。ビデオ通話のできるスマートフォンやパソコンを用意しましょう。医療機関によってはタブレットやパソコンが利用できない場合もあります。

インターネット環境

電話診療とは違い、ビデオ通話にはインターネット環境が必要になります。電波の悪い環境の場合、ビデオ通話が繋がらない可能性があるため注意しましょう。

アプリの登録が必要な場合も

オンライン診療を行うためにアプリを導入している医療機関もあります。その場合はアプリをダウンロードし、登録しておく必要があります。医療機関のホームページなどから確認しておきましょう。

オンライン診療の流れは?

オンライン診療を受診するために必要な準備ができたら、次はオンライン診療の流れについて把握しておきましょう。

電話やアプリ等で事前予約

クリニックや病院などの医療機関に、電話やメール、アプリなどを使ってオンライン診療の事前予約を行います。ご希望の日時に予約を入れましょう。事前予約の際に問診票の記入を求められる場合がありますので、回答しておきましょう。

予約時刻になればオンラインによる医師の診察

オンライン診療は情報通信機器のビデオ通話などを使って診察を行います。ビデオ通話のできるスマートフォンやパソコンを用意しましょう。医療機関によってはタブレットやパソコンが利用できない場合もあります。

医療機関から患者希望の薬局へfax等で処方箋を送信

診察によって処方箋が発行された場合、院外処方であれば受診した医療機関からFAX等で処方箋を送信してもらえます。事前にどこの調剤薬局へ処方箋を送信してもらうか決めておきましょう。院内処方の場合は登録住所へ直接薬を郵送してもらえます。

薬局で処方された薬を受け取るまたは自宅へ郵送

調剤薬局は受け取った処方箋でお薬の用意をしてくれます。直接薬局へ行き受け取るか、自宅へ郵送してもらいましょう。調剤薬局でも情報通信機器を使用してオンライン服薬指導を取り入れている場合があります。

オンラインでの診療のメリットは?

近年増えてきているオンライン診療ですが、そもそもオンラインで診察を行うメリットはあるのでしょうか?

自宅で診療を受けられる

忙しくてなかなか受診する時間を作れない人や、体調が悪く外へ出られない場合でも、オンライン診療なら自宅や空いた時間に診察を受けることができます。また、冒頭でも書いた通り、遠方で受診が大変な人でも気軽に診察を受けることができます。

新型コロナウイルス感染症予防対策

新型コロナウイルス感染症(COVID–19)が流行し、世の中は人と人との接触や“密”になる空間を避けるようになりました。本来、受診すべき人たちの受診離れも問題になっています。そんな中、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策としても、オンライン診療は注目されています。

新たな医療体制のため課題点もある

とても手軽に医師の診察を受けることができるオンライン診療ですが、新しい医療体制のためまだまだ課題があります。例えば、直接医師が患者を診察する対面診療ではなくビデオ通話などによる診察のため、誤診の可能性もあります。画面上や患者からの訴えだけでは分からない症状を見逃してしまう可能性があります。
また、映像や事前に入力された情報から本人確認を行うため、病院でしか処方してもらえない薬を受け取るために、本人になりすまして受診する「なりすまし診療」、医師の資格を持っていない「にせ医師」による診察で不適切な医療を受けてしまう可能性もあります。

そのため、医師と患者の間で信頼関係ができていることがオンライン診療の基本となるため、原則、初診患者はオンライン診療が受けられないことになっているのです。
医師側はオンライン診療の際に顔写真付きの身分証明証や医師免許証を提示し、本人であることを患者に対して証明することになっていますので、提示されない場合はきちんと確認しましょう。

まずはHPで検索またはかかりつけ医に確認してみましょう

オンライン診療を行う場合、医療機関は各都道府県の窓口に届け出を行うことになっています。今回紹介した厚生労働省が公開しているオンライン診療対応医療機関リストを確認し、最寄りの医療機関を探しましょう。
また、いつも受診している医療機関がオンライン診療に対応しているか、また自分がオンライン診療でも診察可能であるか、かかりつけ医に確認してみましょう。
参考文献
厚生労働省|新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について
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監修医師 木村眞樹子
現役医師、産業医 10年以上大学病院で臨床に従事、産業医として企業の健康経営にも携わる 2019年より医療ライターとしても活動している
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