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オンライン診療

オンライン診療可能な医療機関の一覧やオンライン診療の機能や変更点について紹介

監修医師 木村眞樹子
2020年11月30日
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、病院やクリニックでの感染拡大予防のためオンラインでの診療の取り扱い方法が変更となりました。便利になったオンライン診療で、内科・小児科・眼科のクリニック等対応している病院は増えてきましたが、どの病院やクリニックで受診できるのか、オンライン診療の対応を行っている医療機関はどこにあるのか、オンラインでの診療の予約方法やその機能等の情報を紹介します。

オンライン診療とは

インターネット通信を利用して、医師が患者と直接対面せずにパソコンやスマートフォンなどの機器の画面を通して患者を診療する方法をオンライン診療といいます。予約・問診・診察・処方・決済までをオンラインで行える医療サービスです。元々は、離島や過疎地など医師の少ない地域で提供されていたサービスでしたが、2015年に厚生労働省より利便性が認められ、全国的に普及し始めました。2018年にはガイドラインが作成され、ルールも明確化されました。厚生労働省(*1)は「患者の日常生活の情報も得ることにより、医療の質のさらなる向上に結び付けていくこと」、「オンライン診療によって、医療を必要とする患者に対して、医療に対するアクセシビリティ(アクセスの容易性)を確保し、よりよい医療を得られる機会を増やすこと」を理念としています。

オンライン診療可能な医療機関の一覧が都道府県より情報提供

オンライン診療は全国的に普及し始めましたが、実際にどの医療機関が実施しているかについて気になるのではないでしょうか。オンライン診療を医療サービスとして行っている医療機関を紹介します。厚生労働省のホームページ(*2)には、都道府県別でオンライン診療を行っている医療機関の一覧が掲載されています。病院やクリニック名、医療機関の電話番号・住所、初診や再診の対応をオンラインで行えるかどうか等についても一覧に記載されています。

新型コロナウイルス感染症拡大により取り扱いが変更

厚生労働省は2020年4月に、新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴って、オンライン診療の取り扱いを変更しました。厚生労働省のホームページ(*2)に、都道府県別でオンライン診療を行える病院やクリニックのリストを掲載し、オンラインでの医療サービスの提供手順も公開しました。特にオンライン診療での初診の取り扱い方法や医師のオンライン診療の研修の必要性の有無について変更があります。
厚生労働省は2020年4月に、新型コロナウイルスの感染症の拡大に伴って、オンライン診療の取り扱いを変更しました。厚生労働省のホームページ(*2)に、都道府県別でオンライン診療を行える病院やクリニックのリストを掲載し、オンラインでの医療サービスの提供手順も公開しました。特にオンライン診療での初診の取り扱い方法や医師のオンライン診療の研修の必要性の有無について変更があります。

初診から診療可能

以前はオンラインの診療では行うことができなかった初診の対応も可能になりました。初診でオンライン診療が受けられるかどうかは医療機関によりますが、対応可否の有無も上記の厚生労働省のホームページにて確認することができます。診療報酬も改訂されて、電話等を用いた初診料を算定した上で医療サービスが提供されることとなりました。

テレビ電話ではなく電話音声のみでもオンライン診療ができる

オンライン診療や遠隔医療と聞くと、パソコン等の機器の画面を通して医師の診察が始まるイメージがありますが、オンラインでの診療を電話音声のみで行っている病院やクリニックも存在します。各病院によって異なりますので、医師がどういう形で診察を行っているか、電話にて確認しましょう。

オンライン診療の研修を受けていない医師でも診察できる

本来は、オンライン診療を実施する医師は厚生労働省の定める研修に参加することが望ましいとされています。ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のための特例的措置として、厚生労働省のオンライン診療に関する研修を受講していない医師でも、オンラインでの診療による治療を実施することは差支えないこととされました。新型コロナウイルスの感染が収束した場合、特例的措置は廃止され、本来通り、医院でオンラインの診察を始める前に厚生労働省の研修を受講することが必要となります。

処方箋は医療機関から患者希望の薬局へfax等で送信

オンラインでの診察後、医師は患者に適切な薬を処方します。医師によって作成された処方箋の情報は患者が希望した薬局にfaxで送信されます。

オンライン診療の手順や流れ

今までは、医師がオンライン診療を実施している場所やオンライン診療の受診方法が分かりにくい等ありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって、さらにオンライン診療の利用方法が明確化されました。厚生労働省(*3)が発表しているオンライン診療の手順や流れについてこちらで紹介します。オンライン受診を必要とされた時、記事を参考に最寄りの医療機関の予約方法を確認してみましょう。

オンライン可能な医療機関の一覧を確認

病院にオンラインでの診療で受診しようと考えている時、厚生労働省のホームページ(*2)より、オンライン診療を行っている医療機関の一覧を見て、最寄りの医療機関の電話窓口に相談して下さい。症状によって受診勧奨になる恐れがあるので、最寄りの医療機関に相談する方がよいでしょう。

またはかかりつけ医や病院・クリニックに問い合わせ

かかりつけ医をお持ちの方は、かかりつけ医に症状についてや受診をどのようにすればよいか、オンライン診療を行っているか等電話で相談して下さい。かかりつけ医はあなたの状態を普段からよく知る存在です。まずは症状についてかかりつけ医に相談してみて下さい。糖尿病等の生活習慣病のある人もかかりつけ医へ相談することが大切です。

事前予約

電話で予約の際は、保険証等の情報を医療機関に伝えた上で予約します。厚生労働省(*3)によると、オンラインの診療による予約は医療機関ごとに異なります。電話窓口で予約したり、専用のアプリを利用したり、インターネットのホームページ上で予約したりする等様々な場合がありますので、各医療機関のホームページにて予約方法を確認する必要があります。

電話や情報通信機器を用いた医師による診察

医療機関側から着信後、オンラインでの診療が開始されます。患者は医師に保険証等の身分証明を提示して、本人確認を行います。その後、患者は症状等を医師に説明します。症状によって、医師から受診勧奨される可能性があります。受診勧奨された場合、速やかに医療機関を受診して下さい。

医療機関から薬局へ処方箋を送信

病院やクリニックの医師は患者が希望する薬局に処方箋の情報を送信します。処方箋の情報を受信後、薬局が処方箋に基づいて薬を調剤します。処方箋の原本は送付可能な時期に医療機関側から薬局へ郵送にて送付します。

薬局またはオンラインによる薬剤師の服薬指導

患者が電話による服薬指導を希望した場合、医師は処方箋の備考欄に定例文を記載した上で、患者が希望した薬局に処方箋をfaxで送付します。その後、薬局が患者に電話で薬の説明を行います。もちろん、電話音声のみでなく、パソコンやスマートフォン等の機器の画面を通して薬剤師とビデオ通話を行いながら服薬指導を受けることも可能です。最近はオンライン服薬指導を行うためのアプリやシステムも開発されてきています。

薬の配送

患者は自宅で処方された薬を受け取ることができます。処方された薬の準備が薬局で整った後に、薬局から患者の自宅に薬が配送されます。患者の希望により、患者が薬局に出向いて薬を受け取ることもできます。その場合は、薬局で服薬指導を受けます。

支払い方法

領収証と明細書を電子メールまたは郵送等によって患者に無料で提供します。医療機関によって、クレジットカードの支払いが可能なところや、銀行振込に対応しているところ、次回の受診時に合算する等様々な対応が行われています。予約の際に病院やクリニックに確認することが必要です。

内科や眼科、小児科など診療科に問わず医療感染防止対策として利用

内科や眼科、小児科などの比較的混みやすい診療科のクリニックにて、オンラインでの受診を利用することは感染拡大を防ぐことにも繋がります。内科のクリニックは混みやすく人が密集しやすかったり、小児科では免疫力の低い子どもが多くいたりします。オンラインでの医療サービスを利用することで、人の密集を減らすことや、感染のリスクを減らすことができます。

症状や治療によって医療機関の受診が必要な場合もある

オンラインでの診察のみで受診が完了する方もいれば、症状によっては医師の判断で来院して再受診が必要となる方や受診して対面での治療が必要な方もいます。オンラインで受診を考えていても、再受診になる可能性も考えて、近くの病院やクリニックで受診を相談することをお勧めします。また、検査が必要な場合も受診が必要となります。受診して必要な検査を受けましょう。

県などから提供された一覧を有効的に活用して対応しましょう

オンライン診療に関する情報について厚生労働省だけでなく、都道府県も様々な情報を提供しています。各都道府県のホームページにも、オンライン医療サービスに関する情報が記載されています。あなたが住む県のホームページを検索してみて下さい。あなたとあなたの周りの方の感染予防のために、便利なオンラインでの医療を活用して健康を維持しましょう。
参考文献
(1)厚生労働省 オンライン診療の適切な実施に関する指針
(2)厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について
(3)厚生労働省 医療機関が電話やオンラインによる診療を行う場合の手順と留意事項
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監修医師 木村眞樹子
現役医師、産業医 10年以上大学病院で臨床に従事、産業医として企業の健康経営にも携わる 2019年より医療ライターとしても活動している
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