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病院から遠い薬局と近い薬局にはそのような違いがある?それぞれの特徴を紹介

大病院からの距離で薬局の分類が決まっている

一般薬局・面対応薬局

病院から離れた街中などにあって、特定の病院に偏らずに多くの医療機関の処方箋を扱うことがある薬局を「一般薬局」、「面対応薬局」と言います。

 

一つの医療機関の処方箋に売上を依存することはありません。一般用医療品や生活用品も扱うドラッグストアにこの業態が多くみられ、街中や駅の近くなど利用者の利便性の高い場所にあります。

門前薬局

病院のすぐ隣や目の前にあり、その病院の処方箋の受付率が高い薬局を「門前薬局」と言います。小規模の単一薬局や大型チェーングループの薬局があります。

門内薬局

「門内薬局」は病院の敷地内にありますが、経営しているのは病院ではありません。

病院と薬局が併設されているわけですが、敷地内の病院の処方箋しか受け付けないわけではなく、別の病院の処方箋も受け付けています。

院内薬局

患者が病院から外に出ることなく、薬を受け取ることができるのが「院内薬局」です。

医薬分業が進んだ結果、院内薬局は少なくなってきたものの、一部の病院では続けています。

薬局で支払う金額にも違いがある

薬局の種類によって薬に支払う金額は異なる

薬局で支払う金額は「調剤報酬点数」という1点10円の点数から計算されます。この点数が高くなる程、支払う金額が高くなるしくみです。

この「調剤報酬点数」が薬局の種類によって異なるため、薬に支払う金額が変わってきます。

病院から遠い薬局ほど調剤基本料は高くなる

「調剤報酬点数」の中に「調剤基本料」という項目があります。 この「調剤基本料」は

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などの条件によって次の表のように4つに分類され、それぞれ点数が加算されます。

2019年10月1日現在

調剤基本料の種類 薬局の種類 点数 3割負担の場合の自己負担額
調剤基本料1 街中にある「一般薬局」・「面対応薬局」 42点 126円
調剤基本料2 病院のすぐ隣や前で営業している「門前薬局」や大手チェーン薬局 26点 78円
調剤基本料3 病院のすぐ隣や前で営業している「門前薬局」や大手チェーン薬局 21点/16点 63円/48円
特別調剤基本料 病院の敷地内にある「門内薬局」 11点 33円

金額以外の院内薬局と院外薬局の違い

薬局の違いは調剤基本料だけではなく、待ち時間の違いなどもあります。

院内薬局 院外薬局(一般薬局・面対応薬局)
メリット ・病院から薬局までの移動時間が短い
・薬の費用が比較的安い。
・購入者の希望によりジェネリック医薬品を選ぶことができる。
・複数の医療機関の薬歴をチェックしてもらえる。
・院内薬局と比べて比較的待ち時間が少ない
デメリット ・診察から薬を受け取るまで、長い時間が必要になる。
・病院で出される処方箋しか受け付けていない場合があり、ジェネリックに対応していないケースもある
・病院とは別に薬局に出向く手間が必要になる。
・薬の費用が比較的高い。

院内処方は病院で診察と薬の処方が一緒にできるのが最大のメリットです。特に体調が悪い時は、診察後に薬局に立ち寄らずに、そのまま薬が手に入るのはとても便利です。

 

ただし、院内の薬局は、薬が出されるまでの時間を病院内で待つ必要があり、さらに混み合っている場合は待ち時間が長くなることがデメリットになります。

 

院外処方のメリットは複数の医療機関から出された薬の管理をしてもらえることです。

またジェネリック医薬品なども含めて、多種類の医薬品を扱っている薬局が多く、処方箋を提出する際には希望を聞いてもらえる場合もあります。

 

病院から薬局までの移動時間はかかりますが、処方箋を受け取ってから4日以内なら自由な時間を選んで薬を取りに行くことが可能です。

 

薬局での待ち時間を考えると、家の近くの病院で受診して、職場の近くの面対応薬局でスキマ時間を利用して受け取る方が結果的に待ち時間の短縮になることもあります。

最近ではオンライン診療を行っている病院も増えており、誰でも気軽に相談できるという状況が生まれています。

 

オンライン診療は、
・受付や会計の待ち時間が短縮される。
・自宅や外出先で診療が受けられる。
・院内処方の場合くすりが自宅に届く。
・院内感染・二次感染のリスクがない。
などのメリットがあり、非常に便利なサービスです。

 

SOKUYAKUでは、多数の診療科目や全国から病院を探すことができます。

 

周辺への感染の可能性を配慮して外出を控えたいやその他事情により、病院に行くことが難しい場合は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。

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病院から遠い薬局と近い薬局にはそのような違いがある?それぞれの特徴を紹介のイメージ

病院に行って医師の診察の後に薬を受け取る際、薬をもらう薬局によって支払う金額は同じではありません。

それは薬局が立地や処方箋の受付回数などによって分類され、算定される調剤報酬点数が異なることが原因の一つです。

どのようなしくみで薬局は分類され、利用者が支払う金額に差が出るのでしょうか。

大病院からの距離で薬局の分類が決まっている

薬局には病院に遠い薬局や近い薬局など、立地によって「一般薬局・面対応薬局」、「門前薬局」、「門内薬局」、「院内薬局」と4つの種類があります。

一般薬局・面対応薬局

病院から離れた街中などにあって、特定の病院に偏らずに多くの医療機関の処方箋を扱うことがある薬局を「一般薬局」、「面対応薬局」と言います。

 

一つの医療機関の処方箋に売上を依存することはありません。一般用医療品や生活用品も扱うドラッグストアにこの業態が多くみられ、街中や駅の近くなど利用者の利便性の高い場所にあります。

門前薬局

病院のすぐ隣や目の前にあり、その病院の処方箋の受付率が高い薬局を「門前薬局」と言います。小規模の単一薬局や大型チェーングループの薬局があります。

門内薬局

「門内薬局」は病院の敷地内にありますが、経営しているのは病院ではありません。

病院と薬局が併設されているわけですが、敷地内の病院の処方箋しか受け付けないわけではなく、別の病院の処方箋も受け付けています。

院内薬局

患者が病院から外に出ることなく、薬を受け取ることができるのが「院内薬局」です。

医薬分業が進んだ結果、院内薬局は少なくなってきたものの、一部の病院では続けています。

薬局で支払う金額にも違いがある

処方箋の薬に支払う金額がどこの薬局でも同じではない理由は、「調剤報酬点数」が薬局によって異なるからです。

薬局の種類によって薬に支払う金額は異なる

薬局で支払う金額は「調剤報酬点数」という1点10円の点数から計算されます。この点数が高くなる程、支払う金額が高くなるしくみです。

この「調剤報酬点数」が薬局の種類によって異なるため、薬に支払う金額が変わってきます。

病院から遠い薬局ほど調剤基本料は高くなる

「調剤報酬点数」の中に「調剤基本料」という項目があります。 この「調剤基本料」は

薬局の立地

処方箋の受付回数

特定の医療機関からの処方箋集中率

特定の保険医療機関との不動産の賃貸借関係

などの条件によって次の表のように4つに分類され、それぞれ点数が加算されます。

2019年10月1日現在

調剤基本料の種類 薬局の種類 点数 3割負担の場合の自己負担額
調剤基本料1 街中にある「一般薬局」・「面対応薬局」 42点 126円
調剤基本料2 病院のすぐ隣や前で営業している「門前薬局」や大手チェーン薬局 26点 78円
調剤基本料3 病院のすぐ隣や前で営業している「門前薬局」や大手チェーン薬局 21点/16点 63円/48円
特別調剤基本料 病院の敷地内にある「門内薬局」 11点 33円

金額以外の院内薬局と院外薬局の違い

薬局の違いは調剤基本料だけではなく、待ち時間の違いなどもあります。

院内薬局 院外薬局(一般薬局・面対応薬局)
メリット ・病院から薬局までの移動時間が短い
・薬の費用が比較的安い。
・購入者の希望によりジェネリック医薬品を選ぶことができる。
・複数の医療機関の薬歴をチェックしてもらえる。
・院内薬局と比べて比較的待ち時間が少ない
デメリット ・診察から薬を受け取るまで、長い時間が必要になる。
・病院で出される処方箋しか受け付けていない場合があり、ジェネリックに対応していないケースもある
・病院とは別に薬局に出向く手間が必要になる。
・薬の費用が比較的高い。

院内処方は病院で診察と薬の処方が一緒にできるのが最大のメリットです。特に体調が悪い時は、診察後に薬局に立ち寄らずに、そのまま薬が手に入るのはとても便利です。

 

ただし、院内の薬局は、薬が出されるまでの時間を病院内で待つ必要があり、さらに混み合っている場合は待ち時間が長くなることがデメリットになります。

 

院外処方のメリットは複数の医療機関から出された薬の管理をしてもらえることです。

またジェネリック医薬品なども含めて、多種類の医薬品を扱っている薬局が多く、処方箋を提出する際には希望を聞いてもらえる場合もあります。

 

病院から薬局までの移動時間はかかりますが、処方箋を受け取ってから4日以内なら自由な時間を選んで薬を取りに行くことが可能です。

 

薬局での待ち時間を考えると、家の近くの病院で受診して、職場の近くの面対応薬局でスキマ時間を利用して受け取る方が結果的に待ち時間の短縮になることもあります。

最近ではオンライン診療を行っている病院も増えており、誰でも気軽に相談できるという状況が生まれています。

 

オンライン診療は、
・受付や会計の待ち時間が短縮される。
・自宅や外出先で診療が受けられる。
・院内処方の場合くすりが自宅に届く。
・院内感染・二次感染のリスクがない。
などのメリットがあり、非常に便利なサービスです。

 

SOKUYAKUでは、多数の診療科目や全国から病院を探すことができます。

 

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周辺への感染の可能性を配慮して外出を控えたいやその他事情により、病院に行くことが難しい場合は、オンライン診療を検討してみてはいかがでしょうか。

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監修薬剤師 佐生佳子

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