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医薬品

シミや肌荒れ予防に人気のシナールに市販薬はある?医療用医薬品と市販薬の効果の違いは?成分の違いや価格について解説

監修村上菜美子
2020年12月23日
シナールは、ビタミン剤に分類される医療用医薬品です。病院、特に皮膚科などで多く処方されるおくすりです。医療用医薬品とは、医師や歯科医師の診断・処方に基づいた使用が義務付けられている医薬品の事です。これには2種類あり、医師が作成する処方箋がなければ販売できない処方箋医薬品と、処方箋がなくても薬剤師による販売が可能な医療用医薬品があります。「シナール」は主にビタミン剤に分類される医薬品で、保険薬局で医師の処方箋をもとに薬剤師が販売する医薬品ですが、零売薬局等で医師、歯科医師の処方箋がなくても購入できる薬として位置付けられています。

シナールはどんな薬?

シナールは、ビタミン剤に分類される医療用医薬品です。病院、特に皮膚科などで多く処方されるおくすりです。医療用医薬品とは、医師や歯科医師の診断・処方に基づいた使用が義務付けられている医薬品の事です。これには2種類あり、医師が作成する処方箋がなければ販売できない処方箋医薬品と、処方箋がなくても薬剤師による販売が可能な医療用医薬品があります。「シナール」は主にビタミン剤に分類される医薬品で、保険薬局で医師の処方箋をもとに薬剤師が販売する医薬品ですが、零売薬局等で医師、歯科医師の処方箋がなくても購入できる薬として位置付けられています。

シナールにはどんな成分が含まれている?

シナールは、アスコルビン酸とパントテン酸で構成されている医薬品です。アスコルビン酸はビタミンC、パントテン酸はビタミンCの補給を助ける作用のある成分で、ビタミンB群に分類されるビタミンです。ビタミンCと聞くとかなりなじみのある名前になりますね。ビタミンはミネラルと並んで、私たちの体の代謝やエネルギーを産み出すための重要な物質です。

偏った食生活や暴飲暴食、ストレスや生活習慣の乱れ、運動不足などによって、「なんとなく体が重い」「疲れが取れにくい」などの「なんとなく不調」の改善を補助するためにビタミン類の摂取を検討してみても良いかもしれません。もちろん、ビタミン剤も薬です。保健薬(滋養強壮作用や健康増進を目的として医薬品)に分類されますが、不調の改善は、薬だけで行うのではなく、食生活や生活習慣の改善なども合わせて行う必要があります。ビタミン類で構成されている薬でも、過剰摂取に注意しなければならないものもあるので、ご自身の体の調子をよく把握して、適切な医薬品を選ぶ事ができると良いでしょう。

そもそもビタミンC(アスコルビン酸)にはどのような働きがあるのでしょうか?なんとなく「ビタミンCは肌に良い」「風邪ひいたらビタミンCを取ろう!」というイメージがあるかもしれませんが、ビタミンCは「酸化や老化を防ぐビタミン」です。コラーゲンの生成や鉄分の吸収に必要不可欠で、お肌を丈夫にしたり、粘膜を強くしたり、さまざまなストレスへの抵抗力を高める働きがあります。「体のサビ」と言われる「過酸化脂質」を抑える抗酸化作用がありますので、アンチエイジングや美容の強い味方。また、日焼けや加齢などが原因のシミやそばかす、色素沈着の元となるメラニン色素の生成を抑える効果もあり、美容関連の化粧品や、サプリメントなどにも使用されます。

シナールに市販薬はある?市販薬の価格は?

医療用医薬品に分類されるシナールと同成分の医薬品を、市販の薬で手に入れたいと考える人も少なくありません。ドラッグストアなどで手に入る一般用医薬品(市販薬)で、ビタミンC(アスコルビン酸)とパントテン酸(ビタミンB群)を含むビタミン剤を探してみると良いでしょう。ただ、市販の薬には、その他のビタミン類やアミノ酸成分等(L-システインなど)も同時に配合されているものが多く、その組み合わせは多様です。いずれも疲労回復や代謝促進を目的とするなど体に必要な栄養素を補助する成分なので、よりご自身の状態に合っているものを適切に選ぶようにしましょう。
市販の薬でビタミンC(アスコルビン酸)配合の商品は以下のようなものになります。

ハイチオールCホワイティア(エスエス製薬) 価格:税抜4,500円(120錠)

配合成分:ビタミンC、パントテン酸、L-システイン医療用医薬品の「シナール」に配合されているビタミンC、パントテン酸に加えて、L-システインが配合されています。L-システインは、アミノ酸に分類される成分で、メラニン色素の生成を抑制し、シミやソバカス、日焼けによる色素沈着を防ぎます。また肝臓にも作用し、二日酔いや疲労回復にも一役買ってくれる成分です。

ハクビホワイトC(佐藤) 価格: 税抜2,400円(90錠)

配合成分:ビタミンC、パントテン酸、L-システイン、ビタミンB6(ピリドキシン)基本的な成分に加えて、ビタミンB6(ピリドキシン)が配合されています。ビタミンB6も、不足すると皮膚疾患や口内炎などの原因になるとされており、皮膚や粘膜の機能維持を助けるビタミンです。

ハイシーホワイト2(武田) 価格:税抜2,180円(60錠)

配合成分:ビタミンC、L-システイン、パントテン酸、ビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンE(トコフェロール)ビタミンB2(リボフラビン)は、皮膚や粘膜の強化や維持を助ける他、脂質の代謝を促進し、エネルギーを産生するためのビタミンで、肌荒れや口角炎の予防・治療に効果が期待できます。
※服用すると尿が黄色くなることがあります。ビタミンE(トコフェロール)は体内の「過酸化脂質」を抑える作用があります。いわゆる「体のサビ」を抑制し、かつ血行を促進する作用も期待できます。食品や清涼飲料水、化粧品などに「酸化防止剤」「トコフェロール」などと表記を見たことがある方もいるかもしれません。

シナールLホワイトエクシア(塩野義) 価格:税抜4,300円(180錠)

配合成分:ビタミンC、L-システイン、パントテン酸、ビタミンB6、ビオチン各種ビタミン類の他、ビオチンが配合されています。ビオチンはビタミンB群に属する水溶性のビタミンで、通常の生活で欠乏することはまずないと言われていますが、栄養素の代謝の過程でサポート役となって働いてくれる成分です。ビタミン類配合の市販薬ではこのように、数種類の成分を複数配合して製造販売されており、またビタミン類はほとんどが体内で産生できません。食事などから継続して摂取するしか方法がなく、しかも、体内でどんどん消費されていくので、継続的に補給することが必要です。よって、短期間で効果を期待するよりも、ある程度の期間服用することで徐々に効果が表れるとされています。

シナールはどんな症状に効果的?シミ・そばかすが気になる方に人気?

ビタミンを含有する薬を検討する際の背景として、健康維持のみならず、美容に関するお悩みをお持ちの方が多いと思います。特に肌の疲れや荒れ、シミやソバカス、頻繁に口内炎や口角炎に悩まされるなど、原因がはっきりしないものも多いかもしれません。ビタミンC(アスコルビン酸)の効能効果として、メラニン色素の生成を抑える作用があります。しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着、肌のトーンを明るくしたいなどの症状を改善することができます。

また、コラーゲン生成を促す作用により、肌荒れ、吹き出物などの肌トラブルにも有効です。ビタミンB6やビタミンB2なども同じように肌のターンオーバーを促す働きや、粘膜等を丈夫に保つ働き、メラニン生成を抑えるなどの効果があるので、相乗効果を期待して足りない栄養素を補う目的で取り入れてみるのも良いのではないでしょうか。

シミ・肝斑が気になる方は、トラネキサム酸との併用も

シミや肝斑が気になる方で皮膚科を受診した際に、ビタミンCだけでなく、トラネキサム酸という主に抗炎症成分に分類される成分のお薬の併用をおすすめされたことがあると思います。元々は出血傾向の改善のために医薬品として用いられており、市販の薬でも、風邪による喉の炎症を抑える目的で風邪薬に配合されたり、歯ぐきからの出血を抑える目的で歯磨き粉に使われています。
実は、このトラネキサム酸が「肝斑」(かんぱん)の治療にも効果があることが分かり、医療機関でシナール錠(ビタミンC配合剤)とともに処方されています。肝斑とは、両頬に左右対称にできるシミで、女性の30代~40代、妊娠期に増える人が多いのが特徴とされています。女性ホルモンのバランスが原因と言われていますが、トラネキサム酸は女性ホルモンの調節に関与することなく、効果を得られるのが特徴です。

そして最近、肝斑に対する医薬品が市販薬としても販売されるようになりました。トラネキサム酸がシミの原因となるメラニンを作るための情報をブロックし、ビタミンCやL-システインがシミのもととなる原因物質の活性を抑える事を目的として同時に配合されています。商品としては次のものがあります。

トランシーノⅡ(第1三共)トラネキサム酸配合 価格:税抜3,400円(120錠)※2020年7月現在

ただし、注意点があります。この商品は、第1類医薬品につき薬剤師による対面販売が義務付けられています。また、ビタミン成分等のみで構成されている保健薬とは違い、医薬品成分が配合されており、副作用への注意が必要です。トラネキサム酸は、止血に働く成分なので、病院で医師の診断を受けている血栓症の人や、血栓のできやすい方には特に注意が必要です。また透析治療を受けている方は服用することができません。

シナール(ビタミンC)に副作用はあるの?使用における注意点を紹介

ビタミンC(アスコルビン酸)は、水に溶けやすい水溶性のビタミンで、過剰に摂取しても尿中に排出されてしまうため、副作用の心配はほぼないとされています。人によっては、吸収されなかったビタミンCが胃腸を刺激して一過性の下痢や吐き気、胃けいれんといった症状が現れることがあります。またビタミンCの大量摂取が尿管結石の原因になるという研究結果もありますが、最近の研究ではその研究結果に否定的なデータも出ているようです。とはいうものの、体に負担をかけない程度に摂取できれば副作用の心配もなく、効果を最大限に期待できます。一度に大量に摂取するような事は辞め、用法用量を守り、適量を継続して摂取するようにしましょう。少しでも服用に関して不安のある方は、薬剤師や登録販売者に相談するようにしましょう。

シナールの市販薬はどこで購入できる?

ビタミン配合剤の商品は、医薬品分類として「第3類医薬品」のものが多く、街のドラッグストア店などで比較的手軽に購入することができます。また、第1類、第2類、第3類のすべての一般用医薬品は、一定の条件の下、インターネットや電話などで販売できるようになりました。ただし、使用に特に注意が必要な「要指導医薬品」は対面販売に限ります。※商品購入時に専門家からの情報提供を受ける必要がある場合があります。店頭および各ショップ、または健康日本堂調剤薬局までお問い合わせください。

処方箋なしで購入できる零売について

東京都内で零売を行う健康日本堂調剤薬局赤坂店では、全国処方箋受付も一般の保険調剤薬局と同じように対応しながら処方箋がなくても購入できる「零売」に対応している全国でも数少ない薬局です。

健康日本堂調剤薬局赤坂店の概要

住所:東京都港区赤坂3-14-3 渡林赤坂ビル1階
TEL:0120-060-203
FAX:03-5797-8713
営業日・時間:月~金10:00〜19:00 / 土:9:00~17:00
定休日:日・祝
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩2分
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