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ゼフナート外用液は水虫に効果的?ゼフナートに含まれる成分や効果について解説!ゼフナートは通販可能?

更新日:2022年03月19日

更新日:2022年03月19日

ゼフナート外用液は水虫に効果的?ゼフナートに含まれる成分や効果について解説!ゼフナートは通販可能?のイメージ
ゼフナートとは細菌・ウイルスなどと並んで、様々な病気の原因になる「真菌」に対して効果を示す成分を含有した外用の医薬品です。

その多くは、足の白癬菌感染、いわゆる水虫に対して水虫薬として処方されています。

抗真菌薬の外用剤としてはゼフナートの他に、ラミシール、ルリコン、ペキロン、アスタット、ニゾラールなどがあります。

水虫に対する治療効果はどれも大差はないと言われていますが、後述するように、薬剤によって剤型(クリームや液剤など)があり、症状などによって使い分けられています。

ゼフナートはどんな薬?

ゼフナートとは細菌・ウイルスなどと並んで、様々な病気の原因になる「真菌」に対して効果を示す成分を含有した外用の医薬品です。その多くは、足の白癬菌感染、いわゆる水虫に対して水虫薬として処方されています。

 

抗真菌薬の外用剤としてはゼフナートの他に、ラミシール、ルリコン、ペキロン、アスタット、ニゾラールなどがあります。

 

水虫に対する治療効果はどれも大差はないと言われていますが、後述するように、薬剤によって剤型(クリームや液剤など)があり、症状などによって使い分けられています。

 

これら抗真菌薬は、原因となる真菌が生きていくのに必要となる成分の合成を妨げることで作用を発揮します。

 

真菌による病気としては白癬菌による感染がありますが、白癬菌は、足に限らず、体部にも感染します。それでも足の水虫が多いです。なぜでしょうか。

 

それは、足は靴下を履き、更に靴を履くので、蒸れやすく、菌にとって繁殖しやすい高温多湿の環境になりやすいからです。なので、毎日入浴した際は足もしっかりと洗い、清潔な状態にしておくことが予防対策として重要です。

ゼフナートにはどんな種類がある?外用液、クリームの使いわけ

ゼフナートはクリームタイプのゼフナートクリーム、液体タイプのゼフナート外用液の2種類あります。ゼフナートにはありませんが、軟膏タイプの薬やスプレータイプもあり、外用の抗真菌薬としては4タイプ存在しています。

 

一般的に、軟膏タイプは刺激が弱いですが、ベタつきが強く、逆に、外用液などの液体タイプは刺激が強く、ベタつきは弱いです。クリームはちょうどその中間となります。

 

傷や炎症など患部の状態によってどのタイプを使うべきか変わってきますが、今まで水虫で受診したことがない場合は、一度医師にご相談ください。

ゼフナートはどんな症状に効果的?

ゼフナートは抗真菌剤としてリラナフタートを含有しており真菌に対して抗真菌作用を発揮する医薬品です。細菌やウイルスが原因になる病気がたくさんあるように、真菌が原因となる病気もたくさんの種類があります。

 

真菌感染症は皮膚や爪など体の表面に症状がでる表在性真菌症と、内臓や血液に感染する深在性真菌症に分けられます。ゼフナート外用液などの外用薬は皮膚の角質層や爪などの表在性真菌症の治療に使用されています。

 

表在性の真菌症の中でも多くの患者様がいらっしゃる病気としては白癬があります。白癬は白癬菌というカビによって引き起こされます。

 

白癬菌はケラチンというタンパク質をエサにしているため、ケラチンが多く存在する皮膚の角質層や足の爪によく感染し、足に感染した足白癬がいわゆる水虫です。

 

みなさんがイメージされるように白癬菌は足や爪に感染するケースが多いですが、皮膚の角質は全身にありますので、体部に感染する場合もあり、体部白癬と呼ばれています。

 

ゼフナートの効能はこのような菌に対して、菌が生きるために必須な要素の合成を妨げることで、菌の増殖を防ぎ、殺菌することで発揮されています。

ゼフナートは通販可能?

皮膚や爪などの症状によく使用されるゼフナート(一般名:リラナフタート)は真菌に対する効果を示す医療用医薬品であるため、残念ながら通販はできません(2020年10月現在)。

 

ただし、痛み止めや吐き気止めなどの治療薬が、市販薬として多くの種類販売されているのと同じように、水虫など真菌の薬も様々な種類の成分の医薬品が販売されており、通販可能なものもあります。

 

ゼフナート外用液と全く同じ成分を市販薬として購入することができませんが、症状によっては代用可能な真菌に対する効果をもつ医療用成分を含有した市販薬が販売されています。

 

水虫であることが周りにわかってしまうことを心配して通販を望む方も多いですが、後ほど紹介するように「零売」という方法でゼフナート外用液を購入することもできます。

使い方のポイント

ゼフナートの使用方法として特に難しいポイントはなく、クリームも外用液も基本的には患部に指示された通りに薬を塗布するだけです。

 

添付文書によると、通常の用法・用量は1日1回患部に薬を塗布とありますが、症状等により変化する可能性もありますので必ず医師または薬剤師にご確認ください。

 

ゼフナートを使用する際のポイントとしては、その塗る範囲です。ゼフナートをはじめ、真菌の外用薬を使用する際は、基本的には、症状のある部分にだけではなく、部位全体に広く塗ります。

 

例えば、足の水虫で使用する場合は、特に医師や薬剤師から指示がなければ、爪先から指の間、かかとまでの全体に広く薬を塗り、その上、両足に塗ります。

 

なぜなら、水虫の原因となっている白癬菌は、症状のある部位にだけ存在しているわけではなく、全体に散らばって存在しているからです。

 

また使用する量も、薄く伸ばしても効果が低くなるので、薬を塗った部分がしっとりするくらいは薬を使用しましょう。

 

そうすると、薬を多く使うことになり、お金がかかりますが、完治を目指すには必要量をしっかりと使い続けることが重要です。一般的に、軟膏やクリームは1ヶ月に30g〜40g程度使うことになります。

 

ゼフナートの使用方法は上記で述べたように、クリームタイプも液体タイプも1日1回患部に塗るだけです。ただ、使用の際に注意しなければならないことがあるので、確認しましょう。

 

ゼフナートを使用する際に注意して欲しいことは2つあります。

薬の使用を自己判断で勝手にやめないことです。白癬(水虫など)は治らない病気と思われている方も多いですが、医薬品の適性使用と予防によって完治できる病気です。多くの患者様がかゆみや患部の見かけの状態の変化をもとに勝手な判断で治療薬の使用を中止してしまいます。見かけの症状がないからといって原因菌がいなくなったわけではありません。一般的に症状がなくなってからも数ヶ月間の継続した薬剤の使用が必要です。爪白癬であれば、爪が完全に生え変わるまで1年程度かかる場合もあります。原因菌を残したまま治療をやめてしまうことで再発を繰り返している方が多いので、薬剤の使用中止するタイミングは注意が必要です。

勝手に白癬(水虫など)だと思い込んでいることがあるという点に注意してください。水虫の治療薬は市販でも販売されているため、医師・薬剤師など専門家を介さずとも薬を使用することができます。セルフメディケーションという面では非常に良いことなのですが、水虫に関しては一般の方は大きな誤解をしています。TVコマーシャルの影響などもあり、「水虫=かゆい」このようなイメージを持たれている方が多く、足の裏や指が痒いから水虫だと決めつけて市販の抗真菌薬を使用してしまっています。しかし実際水虫でかゆみが出るのは全体の1割ほどに過ぎません。かゆみの原因の多くは湿疹であり、抗真菌薬は効きません。病気に関する正確な情報は医師・薬剤師などの専門家に確認すべきでしょう。

「水虫かも?」と思ったら、初めての場合は特に受診するようにしましょう。過去に使用したことがあり、同じような症状の再発と思われる場合は市販薬でも問題ないでしょう。

 

ゼフナートは医療用医薬品の抗真菌剤なので副作用が現れる可能性がありますので注意しましょう。

 

また外用薬なので副作用もほとんどは薬を塗布した足や爪など局所的な症状です。具体的には刺激感、紅斑、小水疱性皮疹、接触性皮膚炎などが報告されています。

 

このような症状に気づいた場合、またはこれらの症状以外にも気になる症状があった場合は医師または薬剤師に相談しましょう。

液剤使用時の注意点

液剤を使用する場合は、刺激を生じることがあるので、亀裂、びらん面には注意して使用すること。妊婦又は妊娠している可能性がある方および低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対して使用する場合は医師または薬剤師に相談してください。

 

薬は乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、火気、湿気を避けて保管してください。特にゼフナート外用液はエタノールを含有しているため、引火性があります。火気には十分に注意して使用してください。

 

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。また一部ゼフナート外用液が使用できない患者様もいらっしゃいます。

 

下記のような症状がある方は使用することができません。

薬効成分に対して過敏症の既往歴のある患者

症状から皮膚カンジダ症あるいは汗疱、掌蹠膿疱症、膿皮症、他の皮膚炎等との鑑別が困難な場合

どうすれば購入できる?

上述したように、ゼフナートはクリームタイプも液体タイプも医療用医薬品なので原則、市販購入やネット通販などを利用した購入はできません。

 

一部個人輸入のようないわゆる「抜け道」もありますが、ゼフナート外用液は医薬品ですので、正しく使用しないと症状の悪化や感染症のリスクが高くなってしまうため医療知識をもつ専門家の指導下で使用すべき薬です。

 

このような安全性を考えると、購入する方法は2つです。1つが病院を受診し、発行された処方箋を用いて薬局で薬を購入する方法。もう1つが薬剤師の指導・管理のもと保険を使用せず零売で購入する方法です。

 

実は病院で処方される医療用医薬品の中には、処方箋がなくても購入できるものがあります。

ゼフナートを購入するにはどうしたらいい?

ゼフナートは「医療用医薬品」に指定されているため、処方箋なしでドラッグストアなどで購入することはできません。

 

ゼフナートを購入するには、医師の診察を受けて処方箋を発行してもらう必要があります。

 

しかし、薬をもらうためだけに病院に行くのは面倒と感じる方もいるのではないでしょうか。

薬をもらうためだけに時間をかけて行きたくない

待ち時間が長いのに診察はすぐに終わる

感染リスクが怖い

このように考えている方は、オンライン診療の利用を検討してみましょう。

 

オンライン診療とは「病院に行かなくても、スマートフォンやタブレットのカメラを繋いで診察を受けられるサービス」です。

 

現在感染症拡大を受けての特例措置として、初診でのオンライン診療も可能になっています。

 

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普段の診察や薬にかかる料金に加えてかかるのはサービス利用料の165円(税込)のみ。病院に行く時間や交通費を考えると、お金も時間も浮く方も多いのではないでしょうか。

 

薬はオンライン服薬指導を受けていただいた後郵送、または送付した処方箋を近くの薬局にお持ちいただき、お受け取りいただくことができます。

 

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